日本を代表する観光地の京都。中でも桜の季節は別格の景色へと変わります。
幼少の頃まで京都市左京区で育ち、今でも里帰りに訪れる私が京都の中でも桜を見るならココ!というスポットをご紹介します。
今回は私が小さいころ、よくお弁当持参で母に連れられていたお散歩スポット「哲学の道」編となります。
全長約2キロの桜街道
端から端まで歩けば大人の足で30分ほどの距離がある散歩道に、約400本のソメイヨシノが立ち並んでいるお散歩スポットです。小川沿いを歩きますので小さなお子さんには注意が必要ですが、延々と続く桜並木には心を奪われます。もちろん公道ですので24時間開放されていますが、ライトアップなどはありません。
小さい頃は、こういったベンチで母や弟とお弁当を食べたものですが、現在は外国人観光客も多く訪れるため人の往来が凄まじく、お弁当を食べる雰囲気ではありませんでした。
今回の取材では子供とお弁当が食べられるスポットを紹介する予定もありましたので、急遽ほかに落ち着いてお弁当などが食べられる場所が無いかを探してみたところ、若干土手のような場所で食事をされているスポットを見つけました。
位置的には哲学の道の中央あたりから少し銀閣寺方面へ移動した場所です。その他にはあまり良さげな場所が見当たりませんでしたが、人通りが少なければ先ほどの石のベンチがおすすめです。
子連れでは肝心のトイレの場所
私も3人の子供がおりますが、やはりトイレは気になるところ。お店も限られていますし、トイレを借りるだけはお断りされるお店も多いと思います。一応、哲学の道を銀閣寺方面へ行けばあるにはありますが、小さいため並んでいる場合が多いでしょう。
そこで私がおすすめするのが哲学の道中央付近から降りていくとある公園です。
南田児童公園
ありふれた住宅街にある公園ですが、比較的観光スポットから離れた場所にあるため、まだ良い方だと思います。
今回は平日のお昼に行ったのもあり誰もいませんでしたが、タクシーが数台止まっていたため貴重な休憩場所なのでしょう。
銀閣寺橋西詰公衆トイレ
こちらは先ほどお伝えしたトイレですが、ここはとにかく人が集中する場所ですので混雑が予想されます。
我が家もそうでしたが、数分おきに「おしっこいく?」と連呼しつつ先ほどの公園で済まされることをおすすめします。
おすすめ撮影スポット
撮影スポット満載な哲学の道ですが、中でもおすすめなスポットをご紹介します。
小川に架かる橋
哲学の道にはところどころ小川にかかる橋があります。そこから見た風景がこちら。
いつまでも見ていたくなる風景ですが、撮影スポットとしても人気なため順番待ちになる場合があります。
足元にまで垂れ下がる桜の木
もう一つの見どころは、このように足元にまで桜の枝が垂れ下がっている箇所がある事。
ごらんの通り特に人気の撮影スポットです。海外からウェディングの撮影に来られているカップルも複数見受けられました。
哲学の道ぞいのレストラン
今回の取材で偶然ランチにお邪魔した絶景スポットのレストラン「GREEN TERRACE」。
哲学の道沿いにテラスを構えるお洒落なカフェレストランです。今回は副店長さんの許可を得て少しだけ撮影させていただきました。
このとおり哲学の道に流れる川の真横です。銀閣寺方面に向かって右側にあるため遊歩道とは反対側となります。
ランチタイムより早い時間にお邪魔したのでまだ空いていたため、少しテラスの撮影をさせていただきました。家族やご友人、デートにもピッタリだと思います。ランチタイムに前を通った際は満席でした。
私は好物のキーマカレーを頂きましたが、景色も相まって最高でした😊
哲学の道へのアクセス
バスで行かれる場合は錦林車庫前や銀閣寺道、浄土寺など系統も含めて様々で非常に複雑です。最近はGoogleマップなどでの経路案内がかなり便利ですので、ご自身の位置から検索すればバスの系統まで最適なものが選択できるはずです。
JRをお使いの場合は渋滞が酷いので、地下鉄で丸太町まで移動してそこからタクシー(10分ちょい)もオススメ。
バスについては大量のスーツケースを抱えた観光客が乗り込むため、地元民ですら困惑するほど混雑していますので可能であればタクシーが良いでしょう。
まとめ
桜の季節は最高の散歩道となる哲学の道。京都駅や河原町のデパ地下でお弁当を買って是非お出かけください。