子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。千葉県柏市にあるアリオ柏は、いわゆるショッピングモールです。なのですが、ここはセブンパークアリオ柏といっているように、公園のように使えるショッピングモール。目新しい試みのスポットになっています。
公園部分のみならず無料で遊べる雰囲気があちこちに!
実際に敷地内にはスマイルパークという公園スペースがあります。駐車場は買い物をしなくても、無料で利用できます。
アリオ柏が全国初の試みだというセブンパークは、それだけでなくモールの中も公園利用を思わせる仕掛けが随所にみられるのが特徴です。
子どもの好きなものが詰め込まれた遊び場がモール内に
お菓子などのオブジェが楽しいモール内の広場ビッグ・ワンダーには、自由に登れる砦のような場所があります。登って周りを見渡せば、冒険気分を味わえます。いかにも楽しげな雰囲気で、小さな子どもが特に喜びそうです。
気兼ねなく使える雰囲気が仕掛けられているのがうれしい
ショッピングモールには付き物なのがフードコートです。フードコートの飲食スペースはあくまで、フードコートのお客さんのためのスペース。主旨としては好きなものを選んで食べて下さいということ。
アリオ柏の場合には3階のフードコートとは別に、1階にも似たスペースフード・バザールがあります。周りにお持ち帰りできるような飲食物を売る店が集まっていますが、特に飲食店と紐づいた感じではありません。気兼ねなく無料での休憩や飲食に使える雰囲気になっています。隣はイトーヨーカードーの食品売り場でもあります。
アリオ柏では、無料で使って欲しいといった感じの公園利用を意識した仕掛けが、そこらかしこにたくさん見られます。
買い物のいかんに関わらず訪れて楽しんで欲しい! そんなモールの意図がはっきり分かるだけに、気の弱い人でも変に遠慮することはなさそう。無料の遊び場として利用することが、推奨されている感じがありありです。
もっとも食事やおやつを含めて、ここに来てまったくお金を使わないということも、なかなかないでしょう。アリオ柏ではショッピングモールによくあるエンターテイメント、ゲームセンターや映画館、子ども向けの屋内遊戯室なども、もちろん揃っています。
さらにはスマイルパークの一角にあるバーベキュー場や、ラウンドワンのスポッチャなど格安の楽しみも充実しています。まさしく遊びがテーマのショッピングモール。お金を使う使わない、どちらにせよ子どもと出かけるのに適した場所だといえます。
子どもが公園のように遊べるアリオ柏をしっかり解説!
セブンパークアリオ柏を、公園として利用するためのガイドになります。公園そのもののスマイルパークとショッピングモールに仕掛けられた、無料利用への配慮を見てみたいと思います。
スマイルパークの日常は小さな子供向け、イベントに期待したいスペースも
スマイルパークは広々、快適
敷地内の公園部分がスマイルパーク。傍らには屋根付きのステージのある大きな広場になっています。そして周囲には遊具が点在しています。斜めになっていて分かり辛いものの写真でもよく見ると分かります。
人工芝の緑の部分に、いわゆるニコちゃんマーク😊 が描かれています。ちなみに目の部分は黒板になっていて、お絵かき自由だそう。敷地面積は約4,000坪あり、東京ドーム(建築面積14,168坪)との比較でいえば3分の1くらいということになります。
遊具は基本的に幼児向け?
広場は人工芝とゴム製のソフトな床材でできていて、ボールやフリスビーなど、遊び道具を持ち込んで過ごせる、充分な広さがあります。周囲の遊具の難易度はやさしいものです。大きくもなければ、珍しいものともいえないです。幼児に合わせた感じです。
親しみ易さやかわいさが基本
動物のオブジェ、リアルなような、そうでもないような絶妙な親近感とカワイさのバランスです。
リンゴのカットの仕方は座り易さを意識? こちらもリアルであり、おいしそうであり…
触ったり登ってみたり座ったり、小さな子どもが駆け回る中で戯れるのが、コンセプトのようです。
この写真の遊具も至ってシンプルながら、幼児ならそれなりにいじくり倒せそうです。
少し挑戦となるクライミングウォールもあります。全身を使って登り滑り台を使う遊具。
想定している対象年齢は、やはり小さな遊具が1~4才、大きなほうが2~6才。未就学児を考えているようです。
この広さはやはりイベント向き
スマイルパークはイベント開催を視野に入れたもので、ステージの存在がそれを物語っています。コンサートなら3,000人規模の動員を想定しているとのことです。一角にバーベキュー場がありますし、フードカーが並んで飲食を提供することを想定しているよう。
アミューズメントのイベントも企画されています
スマイルパークでは、規模を生かした楽しく遊べるフェスティバルなども、随時企画されるようです。例えばアリオ柏開店300日記念で行われたエアータイムというイベントは、6つのエアー系のアトラクションが設置されました。
無料ではありませんが、ジャンボスライダー、バンジートランポリン、クライミングウォール、エアー滑り台(世界最大級とのこと)、ボールプール(大きなボールの中に入って水上を転がる)、迷路と盛り沢山。
それぞれ有料で移動遊園地のような趣でしたが、今後は無料で楽しめるイベントも増えてくれるとうれしいものです。
ビック・ワンダーは童心を刺激する?
巨大オブジェが並ぶビック・ワンダー
巨大なお菓子や時計、おもちゃにロボット、チェスなどオブジェが並ぶビック・ワンダーはファンタジーな空間になっています。
スマイルパーク側から、どことなくテーマパーク風な外観のアリオ柏の中に入ってすぐのところにビック・ワンダーはあります。
アリオ柏のセンター部分
オブジェが巨大で目立ちますから、場所はすぐに分かるはずです。ここはイーストウィングとウェストウィングという区画を分けるエリアにもなっていて、突き抜けると国道16号側の中央口です。
無料シャトルバスなどが発着する、セブンパークアリオ柏ターミナルはこの中央口にあります。
砦を登っていくと
オブジェを見渡せます。
子どもの好きなもののオンパレード! 夢が拡大しています。
大人にも癒しを狙うファンタジースペース
格言らしきものがちりばめられています。
著名な哲学者のセリフとされるものは、子どもの教育のためではなさそうです。
野心家の代名詞のようなナポレオン・ボナパルトのセリフも。ここまでみんな英語を話した人ではないのですが書いてあるのは英語と日本語。大人でも外国人でもここに来て、子どもの頃を思い出し、夢を抱き続けて欲しい! というファンタジーなんでしょうか。
公園利用を思わせるスペースはあちらこちらに
セブンパークアリオ柏にはさらにスカイキッズに、子供が無料で遊べる遊具があります。ごく小さな子どもがハイハイで動き回れるスペースは、ママのためでもあります。育児相談にも乗ってもらえます。
フードバザールはライブ感いっぱい
気楽な飲食と休憩の場になっているフード・バザール。横にあるイトーヨーカドーの食品売り場含めてライブな市場感溢れる雰囲気になっています。
魅力的な食品店やお菓子屋さんが立ち並んでいますから、ついつい買い食いしたくなる雰囲気。あくまで自由に使ってよい公園風ですが、節約してなにも買わないことの方が難しい感じですね。
一般的な公園に行く時だって、お手製のお弁当ばかりを持っていく訳じゃありません。こんな売店のようなところもあります。
魚屋さんもライブ感あるお店で、海辺の公園のごとく生鮮品をつまみ食いできるようになっています。
セブンイレブンもイートインコーナーがお店の中というより通路にあって、あくまで誰でも気軽に使える雰囲気を大切にしてると感じます。
水くらいサービスしますよってことなのか、コップも丁寧にしまってあるものが用意されています。
フード・バザールの雰囲気は、セブンパークアリオ柏らしいものなのでしょう。ライブ感と開放感からくる気軽さ、ワクワク感は見事に公園の雰囲気を出しているといえるでしょう。
他の階でもフリースペースは多いように感じます。基本的にはいわゆるショッピングモールの雰囲気ではありますが。
子どもと遊ぶ時、セブンパークアリオ柏はどんなとこ?
ショッピングモールとしてのアリオ柏の特徴を探すとしたら、やはり小さな子どものいるファミリーを強く意識しているということでしょうか。フードコートには靴を脱いであがれるコーナーがあります。
たくさんのマッサージ機は付き添う大人の癒し?
ファミリーを意識するということは、子どもを連れている大人に配慮すること! といってるのかマッサージ機の種類が多いことにも気づきます。
モールの至る所、特に子どもが遊ぶ場所の近くにはマッサージ機があります。足でも揉んでのんびり子どもを待っていて下さいね! といってるようなものです。
マッサージ機は無料ではありません、有料で1回100円です。写真のディスプレイは館内ガイドが流れるものになります。
スポッチャなら心ゆくまでマッサージ可能
ラウンドワンが入っています。大人から子どもまでゲーム、カラオケ、ボーリングと楽しさ一杯ですが、子どもの遊びという意味ではやはりスポッチャ。
格安の遊び場として使えます。特に未就学児を連れて時間帯も選べば、かなりお得なのはよく知られているところ。入場料を払えば遊び放題のスポッチャはご存知でしょうか?
アリオ柏のラウンドワンスポッチャは、キッズスポッチャ対応店です。子どもアスレチック、スライダー、ボールプール、おままごと、お絵かき、エアーマット、ブロックが揃っています。スポッチャなら子供が遊んでいるあいだ、漫画も読めます。
たっぷりマッサージをしたければ、キッズスポッチャのマッサージ機は無料です。モール内のマシンを何回も使うよりも得かもしれません。
キッズスポッチャコーナーは、大人は付き添いのみ入場できます。子ども連れの特権がマーサージチェア使い放題。
セブンパークアリオ柏を訪れるには(アクセスについて)
ここまで見てきたように、アリオ柏とスマイルパークなどの遊び場は、イトーヨーカドーを中核とするセブン&アイのショッピングモール。それだけにアクセスはあらゆる手段があります。
ただし、アリオ柏は典型的な郊外型ショッピングモールでもあります。やはり便利なのは自動車での利用。無料駐車場が約4,000台分用意されています。
とはいえ、土日祝日は駐車場の容量よりも周辺の混雑が心配な地域ではあります。常磐自動車道の柏インター始め国道16号線を来れば場所はとても分かり易いです。けれども地域の大動脈となっている国道16号線は、特に混み合う道路として知られています。
柏駅からの路線バスはずっと国道16号線を通るのではありません。けれども、16号線の周辺道路を通過することもあり、ボトルネックがあります。
やや経路は難しくなりますが、近隣の鉄道駅ならば我孫子駅からが混雑は少なそうです。そのためか無料シャトルバスは我孫子駅から出ています。
在来の路線バスは柏駅からは東武バス、ちばレインボーバスが新鎌ヶ谷駅から出ています。
アリオ柏住所:千葉県柏市大島田950-1
アリオモール電話番号:04-7190-1111
【自動車で利用する場合】
最寄りインターチェンジ:
常磐自動車道路柏(千葉方面11 km)
東関東自動車道路千葉北(八千代・柏方面20 km)
ともに国道16号線を直進して風早工業団地入口交差点を曲がり駐車場に入ります。
【公共交通機関を利用する場合】
無料シャトルバス利用
発着駅:JR常磐線安孫子駅北口
停留所:セブンパークアリオ柏パスターミナル
路線バス | ||
---|---|---|
発着鉄道駅乗り場 | 行き先・停留所 | 料金 |
JR常磐線、 東武アーバンパークライン柏駅東口1番乗り場 |
東武バス柏31系統沼南車庫 セブンパークアリオ柏前下車 |
大人280円、小児140円 (IC運賃大人279円、小児140円) |
北総線、成田スカイアクセス線、新京成線、東武アーバンパークライン 新鎌ヶ谷駅1番乗り場 |
ちばレインボーバスセブンパークアリオ柏バスターミナル(終点) | 大人360円、小児180円 (IC運賃同額) |
無料シャトルバスは休日でほぼ毎時間2本ほどのペース、便数は柏駅からの路線バスが多いです。
まとめ:公園利用の意識が高い、無料利用しやすいショッピングモール
公園としての魅力を強調した新しいショッピングモール、先駆けとなったのがアリオ柏とスマイルパークです。買い物の場所ではありますが、無料での公園利用を強く意識したところがスマイルパークエリアだけでなく随所にみられます。これは遊び場としてもうれしいかぎりです。
とても格安に遊べる、ラウンドワンのスポッチャがあることも注目。とはいえ、公園同様に無料で子どもと遊べるところが充実しているのがアリオ柏のおススメなところです。