通勤用やプライベート用のカバンと、旅行用のカバンを分けている方は多く見られます。旅行となると、着替えや化粧品、日用品などさまざまな荷物を入れる必要があるため、小さなカバンでは荷物が収まりきらなくなってしまいます。
しかし、少し大きめのカバンをひとつ持っていれば、通勤やプライベートだけでなく、ちょっとした旅行にも同じカバンを使用することができるでしょう。
そこで今回は、ちょっとした旅行にもおすすめできるバッグをいくつかご紹介します。
通勤にも旅行にも使えるものを選んでみよう
通勤にも旅行にも使えるカバンを選ぶ際には、「容量」と「デザイン」の2点に注意する必要があります。容量が大きすぎたり、デザインやカラーが奇抜であったりすると、通勤時のファッションに合わせることが難しくなってしまうためです。
容量に関しては、「30L前後」のショルダーバッグやトートバッグを選べば、数日分の着替えや日用品を入れるのには困りません。それ以上に容量が大きい商品も多く見られますが、容量が40Lを超えるとスーツなどに合わせることが難しいため、大きすぎるものは選ばないように心がけましょう。
デザインに関しては、全体的に柄が少なく、落ち着いたカラーの商品が無難であると言えます。落ち着いたカラーとは、例えばブラックやグレー、ブラウン系などを指します。
また、小さい収納スペースがいくつか付けられている商品も、通勤時や旅先では便利です。例えば、日用品と着替えを分けて収納することができるため、荷物をすっきりとまとめることができ、荷物が散乱することを防げます。
ボストンバッグの魅力
旅行用として作られている、「ボストンバッグ」と呼ばれているカバンがあることをご存じでしょうか。元々は、ボストン大学の学生が使用していたことから名称が付けられたカバンですが、現代では旅行用の手提げカバンとして幅広い世代の方に愛用されています。
ボストンバッグは底が長方形であり、中が膨らむような設計になっています。そのため、無駄なスペースが生じにくく、荷物をまとめやすいといった魅力があります。
また、ボストンバッグは革や布で作られており、全体的に自然な色合いの商品が多い傾向にあります。ブラック系やブラウン系の商品を選べば、職場やプライベートで浮いてしまうようなことも防げるでしょう。
特に革で作られているタイプは、耐久性の面でも優れています。「長年同じカバンを愛用したい」と感じている方は、革タイプの商品を選ぶと良いでしょう。
セキュリティ対策にも目を向ける
大きめのカバンは基本的に、入り口部分が広く作られています。商品によっては中身が丸見えになってしまうこともあるため、デザインや使い勝手だけでなく、「セキュリティ性」にも目を向けることが大切になるでしょう。
セキュリティ性が低いカバンを選ぶと、盗難やひったくりに遭う可能性が高くなってしまいます。海外の国々は日本よりも治安が悪いケースが多いため、特に海外旅行に訪れる方はセキュリティ性を重視することが必要です。
カバンのセキュリティ性は、入り口部分の構造によって変わってきます。ファスナーが付いているカバン、簡易ロックが付いているカバンなどを選べば、安心して持ち運ぶことができるでしょう。また、自分の体の前に回しやすいカバンなども、セキュリティ対策としては効果的です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。大きめのカバンをひとつ持っていれば、さまざまなシーンで同じカバンを使用することができます。
ただし、通勤用と併用するのであれば、容量やデザインなどに注意することが必要になります。
頻繁に旅行をする方は、今回紹介したポイントを押さえながら、自分にぴったりなカバンを選んでみましょう。