バッグの選び方

「子供とお出かけ準備」私が大型公園に出かける際のバッグと中身Vol.6



子供の年齢に合わせたバッグ選びとは?

 

子供とのお出かけでまず考えたいのは、子供の成長に合わせた持ち物やマザーバッグ選びだと思います。私の場合は2歳8か月の息子と1歳3か月の息子がいますので、なんでも好奇心の湧くままに走り回る子供たちについていける、バッグや中身にすることが一番重要だと感じました。

近い状況の方にも、これから子供との公園遊びをされる方のヒントになるような、ママも無理なく楽しめるマザーバッグ選びをご紹介いたします。

今回は札幌市のモエレ沼公園という、広くて自然がいっぱいの見晴らしの良い公園に行った時のエピソードを交えてお話ししていきたいと思います。

マザーバッグの中身を整えて有意義な一日に

バッグの中身というのは、意外と他人に尋ねたり、見せてもらうことも少ないと思います。そこで、今回は絶対に欠かすことのできないものと、子供と楽しい時間を過ごすための持ち物に分けてお話していきます。

子供との公園お出かけに欠かせないもの

私にとって欠かせないものは、オムツ、ティッシュ、おしりふき、タオル、ビニール袋、着替えの6点セットです。オムツはもちろん、ティッシュは口や手を拭く機会の多い子連れママには欠かせないアイテムで、私は子供が二人ですので、ポケットティッシュ3~5個持ち歩きます。

大きな公園に行くと一日中そこで過ごせるので、おやつも持っていくことが多いです。

ですから、おしりふきも同じく食べこぼしの処理などに活用できます。また、広い公園内でオムツを外しても捨てる場所がなく持ち歩く時のためや、汚れた着替えを入れるためのビニール袋も必要だと思います。これはオムツの外れない子供には必需品です。

そして、子供を思う存分遊ばせてあげるには着替えも忘れてはならないアイテムです。私は子供にかわいい格好をさせたい気持ちと、思いっきり制限なく遊びに夢中になってほしいという気持ちを両立させるため、着ていくのは汚しても気にならない普段着を着せて、持っていく着替えは少しかわいいお気に入りの服や、写真に残しておきたい服などを準備することにしています。

出かける前から、泥んこになる予定の時になどは小さくなりそうなぼろぼろの服の上に上着などを着せて連れていき、上着を脱がせて思いっきり遊ばせた後、ひどく汚れた服を、そのまま捨ててきてしまうことも時にはあります。どうしても洗濯のことまで考えると、子供の好奇心や探求心を阻んでしまうような声をかけてしまうこともありますが、捨ててしまえばよいと思うと、子供の笑顔に水をさすことなく、満足するまで汚れて遊ばせてあげられます。

ここからは、必需品とは別に大型公園に行くとき特有のどうしても持ちたいもの3点です。

一つ目が除菌ジェルです。

公園には水飲み場などがありますが、広い公園に行くと都合よく近くにあることは少ないので、これがあると大変便利です。自分の手もおむつ替えなどで汚れますし、子供も汚れた手ですぐに目をこすったり口を触ったりしてしまうので、その場で塗って乾燥させる除菌ジェルは欠かせないアイテムです。

二つ目はレジャーシートです。

子供のおむつ替えの場所が近くにないときや、疲れて一休みしたいとき、着替えが必要な時などに重宝します。また、突然の雨に打たれてもレジャーシートを被って、雨除けにするという使い道があります。

三つ目は水筒です。

子供のお気に入りのかわいい水筒も良いですが、水筒代わりに帰りに捨ててこられるペットボトルがおすすめです。炎天下の中、上の子に合わせて遊ぶことの多い下の子には、あらかじめ冷やしたり凍らせたペットボトルにタオルをかけて、頭や首を冷やすアイスノンのような役割も果たし、暑さ対策はバッチリです。

広い公園では、なかなか日影が見つからに事も多いので、日よけ付きのベビーカーもあると便利ですね。

遊びを広げる軽くて便利なもの

まず小さな子におすすめのビーチボールは、折りたたんで持ち運べて風にころころ動かされるのが楽しいようでボールを追いかけて芝生の上でも遊びを満喫できます。次に水遊びに欠かせないバケツやスコップですが、うちは粉状の洗濯洗剤に使うスコップと絵具セットについているような折り畳みのバケツを使います。かさ張らずに持ち運べて、汚れても洗剤のスコップは捨てられるし、バケツは畳んでビニール袋に収納できます。

子供とのおでかけで、一番大変なのは家に帰ってからも休むことなく片付けないといけないことなので、そのストレスを少しでも軽減するため、捨ててももったいなくないものを遊びには活用します。

割りばしやデザートスプーンも、コンビニでももらえて、家に余っていたりするので、外遊びの際持っていき、帰りに捨ててくるようにすると家もスッキリします。
汚れものなどを入れるビニール袋も、少し多めに持っていると膨らませて遊んだり、拾った草花や石ころなど、子供たちの宝物バッグになります。

公園に行くときのバッグを選ぶ3つの基準

まず、公園に行くと子供と一緒になって体を使って遊ぶので、貴重品を入れる最小限の大きさの斜め掛けバッグを持ち、リュックを背負って両手が自由に使えるというのが我が家では第一条件です。

子供と遊ぶときはリュックをおろして遊具で遊んだり、水遊びをしてみたり、芝生の上でゴロゴロ日向ぼっこしながら、四つ葉探しもしました。意外と荷物をひとまとめにして子供に合わせてしゃがんだり、這いつくばっていると荷物の重みで自分のほうが先に疲れてしまいます。

しかし、初めからバッグを分けて持つことで、貴重品さえ持っていれば、子供が求めてきたときスムーズに遊びに付き合うことができます。石や葉っぱ拾いを楽しむ息子たちと同じ目線で遊びを見届けて参加できることが、特別な時間をもらった気がします。

大型公園は比較的見渡しの良い公園が多いですから、荷物の管理もあまり心配ないので、草むらやレジャーシートの上に置き去りにできます。
バッグを選ぶ際の第二の条件は、ある程度水をはじく素材を選ぶことです。

突然の雨に打たれてもバッグの中身が濡れないように、防水加工や撥水加工のものを買うか、お出かけの前日にしっかりスプレーで防水や撥水することが大切です。

天気が良くても、子供が水遊びの際に戯れて、気が付くとびしょ濡れという可能性も普段のお出かけより上がるのが悩みの種になります。せっかく用意した着替えもバッグの中でびしょびしょになってしまうこともありますので、バッグに詰める際に着替えは必ずビニール袋に入れて収納することをおすすめします。

最後にバッグの選ぶ最終判断は色だと思います。草むらや泥んこ、砂などに触れても汚れの目立ちにくいものが良いと思います。白はもちろんですが、意外と黒も砂ぼこりで汚れが目立ちますので、私の場合、斜め掛けはブラウン、リュックはブルーを選びました。他にもカーキやグレーなども汚れを気にせず使いやすいと思います。主に夏に使いますので、 Tシャツ、ジーンズに相性ピッタリのビビットカラーを選んでみるのもカジュアルさんなら良いでしょう。

まとめ

遠方の大型公園は近所の公園と違い、どこか非日常的で子供たちの気分転換にも最適だと思います。しかし、非日常的なことというのは予想もしないハプニングが起こることも大いにあります。ですから、慎重に経験からイメージして用途に合ったバッグを選ぶことが、心の余裕を作るためにも重要だと思います。安心して快適な大型公園での一日を過ごすため、参考にしていただければ幸いです。