バッグの選び方

私の「ショルダーバッグ」の選び方<春編>40代女性Vol.1



小学生の子どもがいる私。新学期を迎える春は、参観日や懇談など子どもの学校を訪ねる機会も多いのですが普段着にノーメーク、エコバッグで、というのはあまりに無頓着だし、おしゃれし過ぎて浮いてしまうのも避けたい。そんな時、カジュアルな中にもちょっとおしゃれ、という感じを出すのに、ショルダーバッグは便利なアイテムだと思います。

選ぶ基準のいちばんは、上質感

私がショルダーバッグを選ぶ基準にしているのは、基本的に「上質感のあるもの」。

実際は手ごろな値段のバッグでも、細部のつくりや形、素材などでちょっとワンランク上に見えるものってありますよね。

上質、といっても、ブランドや価格にはあまりこだわっていません。

高価なブランドバッグは、服に合わせて幾つも揃えられるわけではないので、どんなファッションでもシーンでも、いつもそのバッグ、ということにもなりがち。

ブランドバッグ1個の価格でタイプや色の違うバッグを幾つか持って使い分ける、というほうが、おしゃれに見えるので私は好きです。

シンプルで大人っぽいもの

次に選ぶ基準にしているのは、なるべくシンプルであること。

私は比較的小柄で、ショルダーバッグが目立つと全体のバランスが悪くなってしまうので、

大きな飾りや金具が付いているものや、大きすぎるバッグは避けています。

それに、カジュアルな服装の時にも、ネックレスやピアスなど小さめのアクセサリーは付けたいので、

飾りの少ないシンプルなバッグのほうが、ゴールド・シルバーのどちらとも合わせやすいということもあります。

素材もレザーやソフトレザーなどが多いですが、エスパドリーユや布使いのパンプスなどの時は、靴の素材に合ったものを選んでいます。

春に多いシーンに合わせて選ぶ

〈子どもの学校へ行くとき〉

他のママたちや先生ともまだなじんでいない新学期、子どもの学校には少しきちんとした感じの雰囲気でいきたいので、

持っていくショルダーバッグもそうしたものを選びます。

王道ですが、大人っぽく上品に決まるので、パンプスとバッグの質感や色は合わせるようにしています。

学校訪問では荷物もそう多くはないですし、参観などの時に大きなバッグを抱えて立っているのはあまりスマートじゃないので小ぶりのショルダーバッグを選びたいですね。

クラッチバッグとショルダーバッグの2wayバッグだと、きちんと感を出したいファッションのときも、少しカジュアルに着崩したいときも両方使えて便利です。

<茶話会やママ友とのお出かけに>

同じクラスのママたちの初顔合わせともいえる茶話会も、春に多いシーンのひとつ。

気の合うママ友を見つけるいい機会ですが、ファッションの好みが合うひととは、価値観も似ていて仲良くなりやすいので、自分らしいファッションで参加します。

私はベージュのセーターに白のパンツなど、同系色でまとめたワントーンのコーデが好きなので、そんなときのバッグは、アクセントになるような春らしい色の小ぶりなショルダーバッグを選びます。

春には服もバッグもなるべく明るい印象にしたいので、黒は避けることが多いです。

子どもがもっと小さいときには、二人分の荷物を持ち歩くことから、バッグはもっぱら大きなトートやリュックが多かったのですが、手が離れてきてからは収納力をそう気にすることなく、ショルダーバッグで、身軽に出かけられるようになりました。

この春も自分好みの色や形のバッグで、おでかけを楽しみたいと思います。