バッグの選び方

私のマザーバッグの選び方⑤「30代女性」



マザーバッグに入れるもの

ママになった途端、たくさんの荷物を持ち歩かなくてはいけなくなります。オムツとおしりふき、オムツ換えシート、万が一に備えて着替え。私は母乳オンリーだったので、授乳ケープやモスリンが必須です。

授乳で喉が乾くので水筒も。ミルクのママなら、水筒やミルク、哺乳瓶も必要ですよね。赤ちゃんが大きくなればお菓子やマグ、離乳食やベビーカトラリー、簡単なおもちゃなどもプラスしなくてはいけません。

こんなふうに、大人の1泊旅行ぐらいの荷物をいつも持ち歩かなくてはいけないのです。そして大抵バッグが必要になるのは赤ちゃんがぐずっているときなので、ささっと取り出せるようにバッグには必要なシーンに分けてグッズをしまっておくと楽チン。

どんなバッグがマザーバッグとして使えるの?

そして赤ちゃんの成長と、ママの交通手段によって、持ち歩くバッグの中身や適した形は変わっていきます。

私が一番よく使っているのは大きなファスナー付きの肩掛けもできるトートバッグ。斜めがけバッグやリュックもマザーバッグとして人気がありますね。私は買い直さず使っていますが、マザーバッグとして大切なポイントがいくつかあります。

間口が大きく、ファスナー付きで、肩からかけられる持ち手の長さがあること。軽くて洗えること。マチがしっかりして自立することです。

マザーバッグとして売られている商品だけでなく、このポイントが抑えられていればマザーバッグとしても活用できるバッグはたくさんあります。

また、生地や色は自分のファッションに合わせやすいオーソドックスなタイプをと思い、茶色の持ち手に黒のキャンバス地のものを選びました。

産後すぐ~赤ちゃんが歩く頃まで

この頃は抱っこ紐でのお出かけが一番多いですね。リュックにすると、_肩周りがもたもたするので、私は車にオムツ類などベビー用品が入ったマザーバッグは置きっぱなしにし、小さなハンドバッグだけで出かけています。

ベビーカーの日はリュックや斜め掛けバッグでもOKですが、途中で抱っこをせがまれるので、抱っこ紐をバッグに必ずプラスしておきます。お出かけ中は大きな荷物はベビーカーに乗せたままにしてしまいますが、貴重品はいつも身につけるようにします。

この頃のマザーバッグを選ぶポイントは「中底・ファスナー・軽さ」です。水筒が倒れて液漏れしないように、底がしっかりしたものを。他のこどもと一緒に遊ぶこともあるので、バッグはファスナーでしっかり閉められるものを選ぶ方がトラブルになりません。

生後すぐは3kg前後だった赤ちゃんも1歳近くには10kgに近づく子も出てきます。バッグは軽くて洗えるものが便利ですよ。

赤ちゃんが歩いて公園遊びが多くなる頃

赤ちゃんが歩くようになって抱っこ紐を卒業したら、両手が空くバッグにシフトチェンジ。斜め掛けバッグやリュックで出かけます。そうなってからも小さな貴重品用のバッグは別に持つようにしていました。お財布とカード類、ティッシュと携帯が入るだけのサコッシュやポシェットが使いやすいです。

歩くようになってもまだまだ大変です。こどもがぐずるとバッグを持って、抱っこをしながらベビーカーを押すことだってあるので、機能性は絶対重視でバッグを選びます。

あまりバッグ自体がかさばらないものを選ぶのも大切なポイントですね。ベビーカー下部のカゴに入るサイズを。こどもが乗っていないベビーカーの取っ手にバッグを掛けてベビーカーが倒れてしまうケースを何度も見かけたので、大きすぎるかさばるバッグはNGです。

段々とおむつが外れ、自分の荷物を持ってくれるようになったら、マザーズバッグは卒業です。