寒い冬のお出かけは、傘をさして滑りやすい路面を歩くようなこともありますが、両手が自由になるリュックは、そんな悪路を歩く時もバランスがとりやすく、見た目にも身軽ですっきりした印象になりますよね。
カジュアルで実用的なイメージが強いリュックですが、選び方によっては、大人の女性にも相応しいおしゃれなアイテムになります。
カジュアルにもセミフォーマルにも使えるリュック
まず、ひとつは持っておきたいのが、オールレザーのリュック。
カーフなど柔らかく上質な本革製のものを選ぶと、カジュアルにもセミフォーマルにも使い回しがききますし、長く使える良いものは、それひとつで着こなし全体がグンと大人の印象・上品な雰囲気になります。
手持ちの革のブーツと合わせた色を選ぶと、冬のコーディネートも簡単に決まりますし、カジュアルなショートコートやダウンジャケットの時も、シックなウールのロングコートにも良く似合います。
大人向けのデザインと色
太いショルダーベルトのリュックは、どうしてもカジュアルな印象になり、両肩に掛けると目立ちすぎてコーディネートを邪魔しそう。
大人にはショルダーベルトが細目で、片方の肩だけに掛けても違和感がない、シンプルなデザインが似合います。
革製といっても、ゴツくて重いリュックは物を入れるともっと重くなり、コートの肩まわりも引っ張られてシルエットが崩れてしまうので、軽さという点でも、選ぶならシンプルでちょっとスリムなものが良いですね。
色は茶やキャメル、黒がやはり使いやすいと思いますが、上質な革だと赤やグリーン、ブルーなども落ち着いた上品な色味になるので、差し色としてそんなリュックを持つのも素敵だと思います。
機能性も大事
天候が崩れやすい冬、私はちょっとした雪や雨にも備えて、巾着型のように開口部が開いているリュックではなく、
フラップが付いたもの又は口がファスナーで閉まるものを選びます。
また、リュックを背負って歩くとき、小物(例えば鍵など)が中で動いて音がするのは結構気になりますし、
開けたときに物がごちゃごちゃになっている、というのは避けたいので、なるべく内側にポケットが付いていたり、中に仕切りがあるものがおすすめ。
デザインにもよりますが、外側にもポケットがあると、リュックを肩から下して開ける手間が省けるので、
スマホなど出し入れの多いものを入れておくのに使いやすいですね。
ライフスタイルに合わせた収納力も選ぶポイント
普段どんなシーンによく使うかによっても、リュックを選ぶのに必要なポイントが少し変わってきます。
私の場合は通勤がない仕事なので、リュックを使うのもプライベート中心になるのですが、会社勤めをしている方は、書類に多いA4サイズが入る大きさがあったほうが便利ですし、お弁当などを入れることもあるので、マチに幅があり中が仕切られていないものが使いやすいと思います。
お子さんがまだ小さい方なら自分の持ち物以外にも収納するものが多いので、ある程度の大きさやポケットが多いものが便利ですから、子どもとのお出かけ用と自分ひとりのお出かけ用を、使い分けて持つのもいいかもしれません。
重くなりがちなコートスタイルを、適度にカジュアルダウンしてくれる、上質な冬のリュック。
私が選ぶポイントについて、お伝えしてきましたがいかがでしたか。
この冬は、コーディネートのバリエーションも広がるお気に入りのリュックを見つけて、ぜひ毎日のおしゃれを楽しんでくださいね。