インタビュー

普段使いのバッグはショルダー派?リュック派?「リュック派の声」Vol.4



ーー非常にアクセスを頂いているこの企画、今回は20代後半の女性にお伺いしてまいりました。ーー

私は断然「リュック派」です!

それもほぼいつも選ぶのは黒いリュックだけ!現在愛用しているのはIKEAのナイロン素材のシンプルなバックパックです。

この一代前はNIXONのバックパックを使用していましたが、電車に乗ると向かいの男性が同じかばん、ホームで階段をあがると目の前の人が背負っているのが同じかばん!という状況に何度か遭遇し、とても同じ型が流行っていることを実感して、使用するのを辞めてしまいました。

同じだからと言って気にすることはないのかもしれませんが、当時は出来るなら変えたいという気持ちでした。

私は厳密にはショルダーやトートバッグもシーンによっては使いますが、遠出、近辺のおでかけ、買い物等、ほとんどのシーンはリュックで事足りているような気がします。私がリュックに偏る理由はいくつかあるので説明していきます。

・大容量

何と言っても、大容量なところが一番の魅力だと考えます。私はかなり荷物が多い方でして、いつもずっしり重量リュックを背負っています。

大体、毎回入れているのは水筒(750ml)、財布、手帳、サプリ(薬)、飴、ティッシュ、ハンカチ、リップ、ヘッドホン、エコバッグ、ファイル、モバイルバッテリー等、これだけでもリュックの7割は埋まっているような気がします(笑)

・両手が空く

私は旅行やおでかけが好きです。出かけた先でパンフレットやスマホを見ながら、買った荷物を持っていると、すぐ両手がいっぱいになってしまいます。

そんな時、買った荷物はリュックへ、あとで見るパンフはリュックの小さいポケットへ、手にスマホは据え置きで、また次の行動が身軽になる気がします。

おすすめとして、リュックのサイドにペットボトルポケットがある場合は、そこにパンフを突っ込んでおくとかばんを降ろさなくてもすぐに取り出せます!

ただ、難点はどこかで紛失する可能性があることと、若干冴えない印象になることです。

・コーディネートを(そんなに)選ばない

私は黒いリュックを主に愛用していますが、カジュアルな服の場合、ほとんどコーディネートにマッチしてくれます。忙しい朝、服選びまではなんとかこなせますが、中に入った荷物の移動も考えると、なるべく色んな服でマッチしてくれた方が助かります。

主に私が愛用しているリュックに対しての感想はこのような感じですが、違うタイプのリュックに対してはこういう使用感もあります。

・多機能

私は写真撮影が趣味なので、カメラを複数台、交換レンズ、小さいメディア、三脚、掃除器具などをリュックに収納して出かけます。

その場合、専用のリュックですと、マジックテープで仕切れる緩衝材が標準装備であったり、メディア用ポケット、タブレットやPC収納スペース、付属レインカバー、外側に三脚ホルダー、リュックの重さを安定させるチェストベルト(胸元で固定するベルトの名称)など、機能が満載で初めて購入した際は感動しました。

もうこれだけあれば安心だ!というような絶対的安心さえ感じました。良いものと巡り合う感覚とはそういう時に感じる気がします。

・頑丈なことが多い

前述でも触れましたが、私は荷物が多いため、それに耐えうる強度をどうしてもかばんには求めてしまいます。

前項で述べたカメラバッグの強靭さは言うまでもありませんが、物によりけりですが大抵のファッションバッグは使用頻度も高いため、どうしても3年前後で寿命がきてしまいます。

特に気になるのは持ち手の劣化や、内側の布の破損、外装のすれ、剥がれなどではないでしょうか。私も大いに経験があります。大好きなバッグがだんだん崩れていくのは見ていて悲しいです。

ですが、リュックにおいては破損を経験することはそうそう少ないような気がします。これはあくまで私の実感なのでそう思わない方もいらっしゃるかもしれません。

・今後、選ぶバッグとは

私の年齢は20代後半なのでこれから出産や子育てを経験します。その際の自分を考えてみると、やはり上記理由から両手が自由になることを選び、普段使いはまたリュックを選ぶのではないかと思います。

しかし、車での移動なども増えてくると思うので、そういう意味では大容量のマチが広くて大きなクチの取り出しやすいショルダーも使い勝手がいいのは間違いないと考えます。優柔不断ですが、シーンに合わせて使いやすいバッグを選んでいきたいなと思います。

ーーバッグの作り手としても非常に参考になる内容でした。ありがとうございました。