インタビュー

普段使いのバッグはショルダー派?リュック派?「ショルダー派の声」Vol.10



Vol.10
30代前半 女性(2歳のお子様の育児中)

小さい子がいるお母さんは、ママバッグをどうするかというのは悩みの種だと思います。いわゆるマザーズバッグを買うのか、ある物を使い回して乗り切れるのか。買うとしたらショルダータイプがいいのかリュックタイプがいいのか、どんな機能があればいいのか、考えるポイントがたくさんあって困りますよね。

人それぞれ優先順位があると思うのですが、結論から言うと、私はショルダーバッグ派です。以下に、その理由を書いていきたいと思います。

子どもが産まれてからしばらくは、子どもがいるので両手が空く方が良いのではないかと思って、リュックを使っていた時期もありました。リュックタイプのメリットは何と言っても両手が空くことと、重さが分散されること。それで他の多少不便な点は目をつぶれるかなと思った時期もありました。

しかし、抱っこしたままだと物を取り出しにくいのが難点です。片方の腕を外してリュックを前に持って来る方が多いと思いますが、抱っこ中は子どもが邪魔でちょうど良い位置にリュックを持って来られません。

子どもと手を繋いだままその動作をするのも難しいです。また、背面ファスナーがあれば背負ったまま中に手を入れることはできますが、中の物を細かく見ることはできず手探りなので、荷物の種類が多い場合は不便です。

リュックは縦長の形が多いので、どうしても荷物が底にたまってその上に重ねていく形になってしまい、下の方の物を取り出しにくいこともありました。また、自転車に乗ると、大きなリュックは後ろカゴに引っかかる感じになってなんとなく収まりが悪いというのも気になっていました。

そして、背中に背負うので、夏はとにかく暑いです。面で触れているというのは結構辛いです。子どもを抱っこしている場合は、前も後ろも汗だくでした。そこで、夏に限界を感じ、ショルダーバッグ探しを始めました。

ショルダーバッグは、学生時代の通学用や仕事への通勤用としては、本などの重い荷物が多いためにやはり片方の肩にだけ負担がかかるのが気になっていました。しかし、ママバッグとしては、荷物はオムツや着替え・タオルなど布系が多いので、そこまで重くありません。

肩紐の長さを調節して、真っ直ぐにかけても斜めがけにしても良く、体と触れるのは肩紐部分と、腰の辺り少しなので、暑さはありません。自転車のカゴにも引っかかりません。そして何より、荷物を取り出しやすいのがとても良いです。

横長の形で、口が端から端まで開くものが多いので、ファスナーを開ければ中身がいろいろ入っていても大体すぐに見えて片手で取り出せます。子どもを抱っこしていても、手を繋いでいても、片方の手で操作できるというのはとても大きいです。昔ほどたくさんの荷物がいらなくなった今も、サイズを変えてショルダーバッグを愛用中です。

通勤用としても、最近は、小さなショルダーバッグと手提げ袋のような持ち方をしています。というのも、A4サイズの書類などは職場に行ってからしか出さないし、基本的にこまめに出し入れしたいのは財布や携帯電話やハンカチなどではないでしょうか。だから、それらが入るようなバッグは小さめのショルダーバッグでいつでも出しやすいようにしておき、それ以外の重い荷物は出し入れのことはあまり考えず、手提げで持っていきます。これだと電車の網棚などにもささっと乗せやすいです。

今後もショルダーバッグを、サイズやデザインを変えて買いたいと思っています。仕事用も最近きちんと感のある小さなショルダーバッグを買いました。リュックだとなかなかきちんと感を出しにくいのですが、ショルダーバッグだとデザインによってカジュアルなものからきちんと感のあるものまで選びやすいので、とても助かっています。