子どもと楽しむわんぱくらんど小田原城アドベンチャー攻略編【神奈川県小田原市、人気の遊び場】



楽しい遊びが満載の小田原こどもの森公園わんぱくらんど。箱根外輪山の塔ノ峰の麓に雄大に展開しています。スケールは大きいのに無料で遊べるスポットです。わんぱくらんどの概要は関連記事でご紹介しています。

関連記事:子どもと無料で楽しむ小田原こどもの森公園わんぱくらんど

SL風のミニ列車が走る園内はとても広く、大きな遊具がいくつもあります。アスレチックも楽しめ、綺麗に整備された芝生の斜面では自由に芝ソリなど遊びの種類も盛り沢山。

乗り物中心のミニ遊園地や動物とのふれあいの場、さらにはお花見にじゃぶじゃぶ池など季節ならではの見どころ、遊びもいっぱい。

遠くからでも敢えて出掛けてみたいわんぱくらんどです。その主役級の遊具が小田原城アドベンチャーになります。

設定された難易度が3つ、イージーにもチャレンジングにも選択できて、子どもの成長に合わせて楽しめる小田原城アドベンチャーです。今回はアトラクションの目的となっている天守閣攻略を詳しくご紹介します。

付添の大人はまったり?子どもの活躍を写真や動画に収める?

わんぱくらんどで一番充実した休憩スポットは、こども列車なかよし号冒険の丘駅脇にあるコーナーです。自動販売機が設置され、日差しを避けられる屋根付きの休憩所が設けられています。

さすがにこどもの森公園、親子で遊ぶのに不自由しない設備は充実

もう少し簡易なものになるのが、小田原城アドベンチャーの付近。ここも一服できる場所です。冒険の丘の休憩所、エントランス広場東管理棟第2駐車場西管理棟と同様です。ここにも、綺麗で便利な高機能トイレが設置されています。

トイレには自分が用を足すときに座っていてもらえる幼児シートや、おむつ交換などに使うベビーシートが完備です。

まったり過ごしたいのならば子どもが遊ぶ傍らで

小田原城アドベンチャーの周囲には、冒険の丘のようにしっかりした屋根のあるスポットはありません。ベンチに座るか、レジャーシートを敷くか、付添の大人がまったり過ごしたいのであればどちらかになります。

高学年なら難易度が高いコースもつきっきりでなくて大丈夫

周囲からでも小田原城アドベンチャーに挑む子供の様子は、垣間見ることはできます。特に小学校高学年にもなれば自由に遊ばせておいても問題ないでしょう。難易度が高い選択をしても対象年齢ならば、遊びこなせるはずです。遊び甲斐がありますから、子どもが満足いくまでには、たっぷり時間がかかりそうです。

休憩してまた遊ぶことも想定したいスポット

場合によっては休憩を挟んでもっと遊びたいと、夢中になってもおかしくない遊具に思います。なので一休みタイムのおやつや飲み物を含めた荷物は多くなりそうです。忘れずに付添の大人が時間をつぶすものも持っていきたいです。子どもはきっと魅了されていることでしょう。

思い出づくりに励むのもまたひとつの手

反面、冒険に挑む子供の姿を記録したいと思ったならば、大人も少し身軽になりたいところです。ベストショットを目指すならば遊具によじ登ったり斜面を移動したりする覚悟が必要です。

コインロッカーのあるのは、エントランス広場東管理棟の前。小田原城アドベンチャーがあるサクラの丘とは真逆の場所となる、東の端のエリアです。気軽に出し入れには向かえませんから、大きな荷物は置いておくとしても貴重品くらいは身に着けておきたいところです。

手は自由になって、なおかつ体にフィットして邪魔にならないポーチのようなものがあると便利です。小田原城アドベンチャーでは子どもは大活躍できます。元気な姿をしっかり収めてうれしい記念になるように、撮影の準備は万端にしたいところです。

攻略!小田原城アドベンチャー、コース選びをしっかり解説!

いろいろな仕掛けが満載です。小田原城アドベンチャーは概ね幼児から小学生くらいまでが対象の大型複合遊具です。子どもの体力レベルによってルートを選んで仕掛けをクリアしながら天守閣を目指します。

絶景を目指してさあチャレンジ!

天守閣に辿り着けば、小田原こどもの森公園のローケーションが生きた絶景をモノにできるようになっています。大人も子どもも雄大な景色を眺める快感は変らないのか、満足げに達成感を味わう様子を見上げることができます。

もちろん大人も付いて行って、一緒に感動するのもいいでしょう。基本的なスケールは子ども向けなので、多少ルートが狭いかもしれませんが、それだけに意外な達成感を味わえるかもしれません。

小田原城アドベンチャー、3つのコース設定をご紹介

始めに小田原城アドベンチャーのコース設定をご説明したいと思います。コースには難易度ごとにマークが記されています。設定は3つでマークと名称は次の通りです。

小田原アドベンチャーコース設定
マークは童 童の散歩道
マークは武 武士の修行
マークは忍 忍者の試練
名称 コース名 対象年齢
童の散歩道 らくらくコース 3歳~6歳
武士の修行 中レベルコース 6歳~12歳
忍者の試練 チャレンジコース 6歳~12歳

らくらくコースは車椅子でもアクセスできるようになっています(天守閣まではいけません)。それぞれのマークをたどっていけば自然と天守閣を目指して行くことになります。

童の散歩道はとてもお手軽

車椅子も入れる回廊は二の丸御殿。大抵はスタートとなる地点はここ。そこから先の登殿方法はいくつかに分かれます。

マークのコースはやはり、なだらかなスロープを進みます。車椅子もスロープだからこそ入っていけます。

二の丸御殿は回廊風の散策路といった趣。ただそれだけではありません。外周となる回廊を周遊すれば発見もあります。

待っているのはおもしろ体験? といえるでしょうか。通路の脇にパネル遊具が並びます。ただし、おもしろさレベルは幼児対象です。

ハンドルを回す、鏡を覗きこむ、ガラガラ回してみて手を使う。

それから音を鳴らしてみたりする遊具もあります。それでもう城下に戻ってもいいんです。

お帰りはお約束の滑り台。そしてまた登ると、小さな子ならこの繰り返しでもいいです。

これは小さな子にはちょっときついかもしれません。登れないかもしれませんが、ちょっと試してみるのもいいでしょう。登れればうれしいはずです。

壁登りの練習用? と思えるオブジェ? このスケールが幼児にはピッタリ。

いずれにせよ二の丸御殿は、階段でショートカットして先に向かえます。いきなり少し難易度を上げることも可能。子どもの成長に合わせて飽きさせません。

武士の修行で鍛えるのは冒険心?

ただし二の丸御殿でも、少し足を踏み入れるとちょっとしたチャレンジがあります。クモの巣ネットであえて困難に立ち向かいます。

二の丸御殿は余裕だというならば、なんなくやり過ごして本丸御殿を目指します。本丸御殿はちょっとした試練を乗り越えて、いきなり進入するルートも用意されています。

目指すのはこののマーク。ルートを探す目印になります。本丸からの帰還は、滑り台もちょっとスケールアップしています。

本丸へ登る冒険はいくつかあります。どのくらいのチャレンジを選ぶのか、少し頑張ってみるのが修行者の道。

ちょっとした挑戦を経るルートが、いくつか用意されています。飛び跳ねながらのアクセスで心も踊る!

なかには力づくでは難しそうなところも。知恵と全身を使い切って前に進みます。

手と足と体を協調させてチャレンジです。全身バランスよく使って鍛えがいがありますね。

障害を乗り越えて目指すのは本丸御殿

修行をこなして本丸に進入すれば、天守閣はもう目の前です。

もっと頑張ってみるならば忍者の試練に

最後にして最難関となる選択肢は、忍者の試練になります。このチューブなどは降りるのはよいのですが、上るのはなかなかどうして。

小田原城アドベンチャーは斜面に設けられています。なので天守閣に登るという意味だけでなく、奥に進むと自然と坂を上っていることになります。

遊具をよじ上っているだけではないところはちょっと意外、どんどん進むと充実した気持ちがするのもこんなところにも訳があるように思います。

忍者の試練コースは同じ本丸を目指す道ながら、武士の修行とは違う道を選択することになります。はっきり言って回り道ですが、ぐっと興味をそそられる難易度です。

忍者の試練コースを進むのは、それなりに難しいです。

試練への道標はこののマーク。

武士の修行コースと同じく、本丸御殿へのショートカットも用意されています。けれども、こちらは少し難易度が上っています。

試練を乗り越えて天守閣へ向かう道は・・・

ザイルネットでなかなかの冒険になっています。

四苦八苦するのも時には楽しいのが子ども? 大人も忘れたくない心です。

最後は天守閣目指して階段を上ります。実は心配しなくても、ここまで安易な道も用意されています。難しそうと敬遠することは決してありません。試練の道を回り道しなければ問題なくたどりつけます。

梯子のような最後の階段を登れるならば、天守閣にたどり着けます。よくみると、公園で見かける滑り台の階段のような形です。

滑り台は自然に下りるだけ、簡単な方法です。ここの天守閣の最上段からは、滑り台はありません。下りるのはまた階段ですから、子どもが階段を降りられないと思ったら、見守って注意したいところです。

すべてを眼下に望みやり遂げた充実感を得ます。遠くの景色も見えますし、小田原城アドベンチャーの全景も見渡せます。

さあ、帰りは別ルートで冒険しても!

一気に降りてもお好み次第。

小田原城アドベンチャーの特徴はチャレンジ精神

小田原こどもの森公園小田原城アドベンチャーだけでなく、大きくて本格的なアスレチック遊具やコスモワールドわんぱく砦といった小田原城アドベンチャーに似た巨大遊具がまだ用意されています。

これらの遊具も関連記事で詳しくご紹介しています。

関連記事:子どもと楽しむわんぱくらんど豪快遊具篇

体を動かすだけでなく、ふれあい広場では動物とのコミュニケーションを体験できます。わんぱくらんどはほのぼのスポットでもあります。夏のうなぎ沢のジャブジャブ池は沢水を利用します。芝ソリの広場など、自然環境を生かした遊びもあります。

そんな中で小田原城アドベンチャーの特徴は、チャレンジ精神だろうと思えます。忍者の試練コースは、天守閣を目指すに留まらず、さらに外周部に仕掛けがあります。子どもが身体能力の限りを尽くさなければならないように、いく通りもの挑戦が用意されているのです。

コンセプトのユニークな遊具があります。それが小田原城アドベンチャーに注目したい理由です。

子どもにどんどんチャレンジさせてみたい、そんな願いが叶う公園です。機会があったら訪れてみることをおススメしたい場所です。

小田原城アドベンチャーをおとずれるには(アクセスについて)

住所:小田原市久野4377-1
電話番号:0465-24-3189
わんぱくらんど休園日:月曜(祝祭日は除きます。その場合直後の平日が休み。)
年末年始は休み、ゴールデンウィークと夏休みは無休

バス便もありますが、便利なのは自動車です。小田原城アドベンチャーを目指すならば、わんぱくらんど第2駐車場が便利。小田原方面から向かって一番奥の駐車場です。駐車場からはきつい上り坂です。ショートカットになっている階段で、一気に登り切るのも最初のうちは元気でしょう! だから大丈夫かなと思います。

場合によっては列車風の外観が楽しいロードトレインわくわく号を利用できます。大人(中学生以上)300円、小人(小学生)100円、未就学児は無料です。

詳しい交通手段は小田原こどもの森公園わんぱくらんどをご紹介した関連記事をご覧下さい。

関連記事:子どもと無料で楽しむ小田原こどもの森公園わんぱくらんど

まとめ:小田原城アドベンチャー、攻略はそれぞれの体力に合わせて

幼児でもそれなりに、ある程度の体力がついた子どもならばエキサイティングに。楽しみ方を選べる遊び方の幅が広い遊具です。チャレンジコースはまだ早そうな子どもでも、いつかはクリアを狙って挑戦する時がきます。小さなうちは、それを夢見るだけでもまたよし。

それぞれが思いっきり遊べる小田原城アドベンチャーで、満足げな子どもたちの姿を見れる幸せを体験してください。