広い園内のあちらこちらから確認できる、大観覧車ひまわりのみならず、こんなものまでこの安さ! と感嘆するような、大スケールのアトラクションも立ち並ぶ遊園地。そんな華蔵寺公園では、実はその気になれば一切お金を使わずとも楽しめてしまいます。
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子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。大観覧車は確かに公園のシンボル的存在。とはいえ無料遊具は迫力だって負けていません。
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例えば丘の上から一気に滑るグリッサンドのロングスライダー。距離も長く、乗り場だけみれば、他のアトラクションといささかも変わらない様子です。そもそも遊園地のほうでも、入園料などの設定はないのが華蔵寺公園。さらに利用料もかからないのが無料遊具。
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格安の遊園地も大満足のものながら、お金を使わなくともたっぷり遊べます。遊び場のある公園としても、すこぶる充実しているのです。いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場へのお出かけに役立つようガイドします。
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格安といえども、決して侮れないスケールのアトラクションが揃う華蔵寺公園遊園地でも遊びたいならば、格安、無料の遊びを比較した関連記事をご参照ください。
子どもが大型遊具で遊べる華蔵寺公園をしっかり解説!
華蔵寺公園の無料の遊具は、格安の遊園地に負けない楽しさです。置かれた場所はまとまっており、東側の入口から入った先、丘のところの周囲です。無料遊具のエリア、あえて分けるならば丘の前と、遊園地の向かい側、野外ステージの前になります。
グリッサンドタイプのロングスライダーが置かれた丘とその袂
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丘の裏側は、公園の名前や、市の街区の名前の元になっている華蔵寺です。開山は872(貞観14)年になるという、まさに古刹。現在の本堂も江戸時代のものです。お寺とは反対側に豪快に坂を下るロングスライダーが設置されています。
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華蔵寺公園は、一般公道になる華蔵寺公園通りで東西に隔てられています。その東側ほぼ3分の2ほどのスペースは、丘の周囲に無料遊具のあるスペースと、華蔵寺公園遊園地のアトラクションが並ぶ場所。運動施設が中心の西側の平坦地と趣が違います。
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敷地東北の角にある公園入口はあたかも、正門のような雰囲気。そこから石畳の園路を入ってくると、カブトムシとミヤマクワガタの大きなオブジェが、見合って並ぶ場所に到着します。そこが無料で遊べる大型遊具のある場所です。
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オブジェから奥に展開する遊び場は丘の上まで続き、ロングスライダーはグリッサンドの特徴を見事に生かす、一気に滑り落ちるようなタイプになっています。
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このエリアの中心にあるのは、大型コンビネーション遊具。
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大型コンビネーション遊具の傍らには、ちょっとしたローラー滑り台もあります。
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少しだけ階段を上って、あとは自然の傾斜を利用します。だから地面には近いまま。
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ローラーも最新式とはいえないタイプ。それでも発展形の滑り台の代表となる、ふたつの仕組みを一度に体験できることになります。
華蔵寺公園グリッサンドロングスライダー滑走動画
とはいえどうしても、華蔵寺公園の場合グリッサンド滑り台が大迫力です。一気に駆け降りるのがグリッサンドの醍醐味。それを味わうには充分な規模のロングスライダーになります。
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ロングスライダーの足元、大型コンビネーション遊具のローラー滑り台の反対側にも、いくつか遊具が並んでいます。
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並んでいる3つは昆虫シリーズとでもいうか、甲虫が対峙するこのスペースにまたもや現れるモチーフになります。最初はトンボです。
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公園でたまに目にする、トンボのスプリング遊具は尻尾のほうにも、もうひとりが同時に乗れるのが特徴。さらに蝶々らしきものは、こちらもスプリング遊具です。
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最後には、てんとう虫がモチーフ。こちらは稼働するものでなく、中に入って戯れに遊ぶ機能のみです。
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こうしてみると、大型コンビネーション遊具も、同じモチーフなのが分かるというもの。薄いほうの緑のところを見れば、バッタかなにかのよう! いや逆三角の頭をみればこれはカマキリでしょう。
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デフォルメが過ぎるので、ちょっと見た目には別のものに見えそうです。けれどもカマキリだと思えば、大きな前脚の鎌が表現されているのに気づくはず。
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鎌の形のパネルはちゃんと、左右の外側にそれぞれついています。先にはチューブスライダーが対になっていて、下りるルートとなっています。
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芋虫でも捕まえたように見えなくもないです。定かでないものの、判定は見た子どもに任せることにしましょう。
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尻尾に当たるほうは、幅の広いワイドスライダーになっています。滑り台はとにかく種類が豊富です。
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カマキリの体内に入るリングトンネルが、大小ふた種類。左右に対になっているのでリングトンネルは、赤い短いほうがふたつ、黄色い長いほうがふたつです。
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お腹に当たる部分は、ネット遊具的なスペース。
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階段に向かって上っていくのが基本ルート? もちろんリングトンネルをぐるぐる巡るのも自由。
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階段は最頂部へと続き、二股に分かれて赤いチューブスライダーに向かう道と、連絡しています。
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一番高いところは、尻尾のほうから出てくるロングスライダーとの、分岐点でもあります。
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チューブスライダーには、クライミングウォールでのショートカットルートも用意されています。
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カマキリの尻尾から下りた前には、4人が乗れるスプリング遊具があります。丘の袂に置かれた遊具はこれですべて。ロングスライダーを滑るためには丘を上っていきます。
丘を上ればロングスライダーへ到着
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ロングスライダーを滑るためには、丘を上ることになります。丘の東の入口側は、庭園のようになっています。丘全体に巡らされた園路は、頂上に向かい直線的にではなく、ぐるりと周回するような感じ。
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遊具エリアからは、全体の4分の1ほど回った辺りから、頂上へ向かうことになります。
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最後は階段を使います。坂道のみでは到着できません。
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遊園地の大観覧車を臨む丘の頂上からスタート台に向けて、さらにすこしだけ段を上ります。
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スタート地点からはなかなかの眺望になっています。こうしてみるとこの丘は、なぜここにあるのか不思議な存在です。
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丘の反対側は華蔵寺を見下ろし、伊勢崎市の中心市街地を見渡しています。
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頂上の向かい側、庭園側からもアプローチできます。ただし、やはり急な階段を利用することになります。
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遊具エリア東側の庭園を散策したいならば、こちら側からのアプローチもありです。
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池があり、水の流れもあります。
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豪快で長いスライダー、特に滑り出しが急になっていて、最後は随分ゆるやかになっています。大迫力を満喫しつつ、安全にもしっかり配慮されたロングスライダーです。
華蔵寺公園遊園地と向かい合う野外ステージの置かれた広場
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ちょとした木立で隔てられてはいます。とはいえ、合わせて一帯の遊具エリアと思ってよいでしょう。もうひとつの大型コンビネーション遊具がある場所は、華蔵寺公園遊園地の正門(北門)の向かい側になります。
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こちら側の広場には屋外ステージがあるのが特徴。
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さらに北側にバードドームという、鳥を飼育しているケージがあって、中に自由に入って観察できるようになっています。
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扉は2重になっていて、いちおう外と中が交わらないように工夫しています。もっとも厳密に管理している訳ではないので、もし人と一緒に外の鳥が、たまたま入ってしまったならば、ちょっと困ってしまいます。
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猫などならば、追い出すこともできるでしょう。中に病原菌を持ち込まないようにするための、お願いも書いてあります。
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飼い慣らされた鳥は、居心地がよいのか、逃げ出したい素振りもありません。
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ドーム内は基本的に、近くまでいって観察できるスペースになっています。
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見られるのは8種類の鳥だと掲示されています。ドームの大きさからすれば、随分いろいろ暮らしているのだなという印象です。ちょうど鳩もいました。掲示にはないことから考えると、仲間入りしたくなった外の鳥ということなのでしょう。
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華蔵寺公園遊園地の正門(北門)のところなので、公園を東西に隔てる一般道路、華蔵寺公園通りから入ったすぐのところでもあります。
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もうひとつの大型コンビネーション遊具は、カマキリのほうと比べると、やや高さがテーマになっている風。こちらには昆虫らしきモチーフはありません。
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よく見るとうまく、低い位置と高い位置の滑り台が、組み合わされたものだと分かります。
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幼児にぴったりの2連の滑り台。両サイトから競って上れそうな感じ。ところが片方は足場付きの斜面で、階段ではありません。微妙に難易度に差をつけて変化があります。
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高い位置まで上っていくのは完全に別ルートです。それぞれの動線で機能するコンビネーション遊具になっています。
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下のほうは、階段、短い斜面に加えて、パネル遊具の部分から、低い位置とはいえネットの橋、もしくは短いネットクライムと、微妙な変化の難易度がいくつも仕込まれています。
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高いほうについては、だからこそという感じの長い斜面に、本格的なクライミングウォールのホールドがついています。
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ウォールを上り切った後も、うねる斜面を突起を使ってさらにチューブスライダーに向かいます。
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黄色いチューブスライダーは、ほぼ一回転と、さらにほんの少しだけ旋回がプラスされています。空を見上げられ、明るさも確保できる窓つきです。
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ブランコも2組あります。2連のものが一対。
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片方はすっぽり嵌る座席タイプ。それもそれぞれ違う形。吊り方も違う方法です。
西側の競技場エリアにも少しだけ遊具が
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華蔵寺公園はほぼ半分のスペースは、競技場などの運動施設に割かれています。公園西側が該当し、その中で最も西側の端にも、遊具のあるスペースがあります。
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もっともどちらかといえば、総合公園となる華蔵寺公園の一部というよりも、周辺住宅地のための街区公園のように機能している感じ。遊具のためにここまでくるのは、あまり意味はなさそうです。
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いわゆる「子どもと楽しむ公園」シリーズでいう、御三家遊具と標準セットにも鉄棒が欠ける、ブランコ、滑り台、砂場(+スプリング遊具あり)のみ。公園の種類と行政の考える対象範囲などについては、関連記事をご参照ください。
華蔵寺公園を訪れるには(アクセスについて)
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住所:伊勢崎市華蔵寺町1番地1
連絡先:0270-20-3333(いせさき市民のもり公園管理事務所)
華蔵寺公園のいわゆる公園部分は、いせさき市民のもり公園と一緒に管理されています。他に遊園地、運動施設はそれぞれ管理事務所があります。
公式サイト(伊勢崎市華蔵寺遊園地)からの引用
【お車の場合】
関越自動車道本庄・児玉I.C.から約40分
北関東自動車道伊勢崎I.C.から約10分(前橋方面へ下車)
北関東自動車道波志江PAスマートI.C.から約5分
【電車の場合】
JR両毛線・東武伊勢崎線 伊勢崎駅下車(約2km)
市街地の便利な公園なので、当然アクセスもよい公園です。華蔵寺公園へ向かう詳しい方法は、華蔵寺公園遊園地の格安と無料の遊びを比較した関連記事をご参照ください。
まとめ:無料の遊びもかなりな充実、遊園地だけではない楽しみあり
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華蔵寺公園遊園地も入園料などは必要ない華蔵寺公園。無料のエリアを利用する時でも、遊園地のほうの売店で飲食をしたり、休憩スペースを利用したりできます。
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利用券が格安のアトラクションをつまむのもよし、50円硬貨の乗り物を楽しんでもよし。そういった選択がありながらも、あくまで一切お金を使わなくても、たっぷり満足できるのが華蔵寺公園になっています。
公式サイト:伊勢崎市 華蔵寺公園
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