公園選びの参考書!まとまった遊具エリアが光る良品公園【遊びやすさに最注目】



「子どもと楽しむ公園」シリーズが強く意識しているのは大型公園。それがどんなものなのか確認するならば、いわゆる御三家遊具と砂場の標準セットのみならず、発展形に位置づけられる遊具でも遊べる公園という意味になります。

ただし、「大型」といった場合、一般的には大きなという意味で、ならばどのくらい大きければ大型なのかについて、公園の場合に行政が示すような基準はありません。都市公園については、都市公園法施行令によって、種類や規模は基準となるものが定められています。

遊び場としての公園が主に関心の的になっているシリーズでは、こういった法律や政令でどのように定められているかで、ガイドの方針が変わることはないです。ご紹介したい! と強く願うのは、やはりいかに楽しく遊べるかが判断の元になっています。

とはいえ、遊びやすさに注目した時には、想定する利用者のいる範囲が市町村を超えるもの! と定められている大規模公園については、少し困ってしまうことがあります。そういった公園になればなるほど、必ずしも子どもの遊びのためだけにある訳ではなくなるからです。

1日かけてゆっくりと、大人も子どもも、あらゆる楽しみを見出してもらいたいと考えているのか、とても広い敷地に遊具が点在してしまうケースもみられます。遊具での遊びに絞った場合、使いやすいかどうかは、どうしても面白いものが、まとまって設置されているかどうかもひとつのポイントになります。

いわゆる住区基幹公園に該当する公園でなく、大きいか小さいかでいえば大きなほうであっても、遊び場の部分が小規模の敷地にまとまっていて、なおかつ遊具の充実ぶりが目立つような公園は、どのような行政の基準に従っているとしても、注目すべきものになります。

そんな公園を良品公園として、どこにあるか一目瞭然で分かるように、いつものように独自に撮影した写真を満載してお出かけの役にたつよう、まとめてガイドしてみます。「子どもと楽しむ公園」シリーズでいう、公園の遊戯施設の種類の考え方は、関連記事をご参照ください。

関連記事:公園総まとめ 大型遊具の種類を見てみると の章

関東地方(首都圏)の良品公園をセレクト!

関東地方で遊び場がコンパクトにまとまっていて、なおかつ遊具の充実ぶりが目立つ公園はどこか、しっかりセレクトしてみました。行政上の関東1都6県だけでなく、東京から行きやすい首都圏という枠組みで捉えています。

あそびの杜(笠間芸術の森公園、茨城県笠間市)

ゴールデンウィークの陶芸品市、陶炎祭(ひまつり)の50万人にも上る動員で知られる笠間芸術の森公園。遊び場になるのはまとまった場所で、あそびの杜と名付けられています。

遊具回廊とでもいうべき天空の砦にはあらゆる遊具が立ち並び、傍らにはふわふわドームも!一端の搭からは豪快なローラー滑り台も発進しています。

この滑り台、先で一旦下りて乗り継ぐか、丘の下まで行かず戻ってきて、天空の砦での遊びを継続するか選べるのが面白いところ。

あそびの杜の丘の下に位置する東ゲート駐車場が、専用駐車場のように機能して便利なのもいいところです。

関連記事:子どもと無料で楽しむ笠間芸術の森公園あそびの杜

ケルナー広場(観音山公園、群馬県高崎市)

遊具のユニークさという点では、群を抜いているといってもいいでしょう。監修しているのは、ドイツの遊具デザイナー、ハンス・ゲオルク・ケルナーさん。名前をとってケルナー広場といっています。

何がユニークなのかといって、言葉で説明しようとしたら、とにかく何だか分からないというのが実際のところ。そのくらい変な場所! と断じてしまってもいいでしょう。ただし、素直に心の動きを感じてみれば、ただ面白い! としかいいようもないのも事実。

あらゆるところにそこはかとなく、挑戦が仕組まれているのは狙い通り。おかしなだけでも安易な訳でもなく、濃密な時間が過ぎるのは間違いないです。KANNONYAMA MINIは幼児向けに難易度を落としてあります。かつてここにあった遊園地がモチーフ。

関連記事:子どもと無料で楽しむ観音山公園ケルナー広場

冒険ランド(なかさと公園、群馬県千代田町)

両端のタイヤのところに跨って、座れるようになっています。その点、シーソーのように働く遊具ながら、バランスを取って回転もできるのがミソ。かなりアクティブな遊具です。

利根川のスーパー堤防上からは、豪快なローラー滑り台も発進しています。なかさと町は群馬県の山奥にあるのではなく、むしろ一番東京に近いほう、県の南側に位置しています。

なかさと公園には他にも、ターザンロープもあれば、ザイルクライミングもありで、適度な規模感といい、ユニークな遊具といい、小さな町にあっても、とても質の高い公園。好ましさ全開の輝きを放っています。

関連記事:子どもと無料で楽しむなかさと公園

交通学習ゾーン(前橋こども公園、群馬県前橋市)

交通公園でもある前橋こども公園児童文化センターの前の佐久間川を境にした、東ゾーンのほうは、主に無料の足漕ぎカートで巡る交通学習ゾーンと、原動機で動く有料のゴーカートの専用コースとなるゴーカートゾーンになっています。

交通学習ゾーンの道路部分に囲まれたところには、3つの大型コンビネーション遊具と、陸橋型の滑り台、ふわふわドーム、交通モチーフの小型遊具が並んでいます。足漕ぎカート、ゴーカートを利用するまでもなく、遊具だけでも大満足の公園になっています。

前橋市の街の中の公園で、残りの西側のゾーン含めてもコンパクト。児童文化センター以外にも、木製遊具の冒険遊びゾーン、水遊び場まで含めて遊ぶとしても、広過ぎるということはありません。

関連記事:子どもと楽しむ前橋こども公園大型遊具徹底解説編

倉渕せせらぎ公園(群馬県高崎市)

群馬県最大となるローラー滑り台と、グリッサンド滑り台が競演する、倉渕せせらぎ公園の大型コンビネーション遊具は、もう一度滑ろうと丘を上るためにも使える、アスレチックルートが組み合わされたものです。

他にも小型のコンビネーション遊具や、ターザンロープ、ザイルクライミング、ロープスウィング、ブランコなどが段をなしている斜面にまとめて置かれています。

隣接する温泉施設の前からは、斜面の先に流れる河原に下りられます。天然の川遊びにぴったりの場所もある、自然に恵まれた公園になっています。

関連記事:子どもと無料で楽しむ倉渕せせらぎ公園

アドベンチャーU(八幡山公園、栃木県宇都宮市)

栃木県庁の裏手のほうは、頂上には電波塔として稼働している宇都宮タワーが置かれる八幡山があります。このエリアは宇都宮競輪場や、八幡山公園になっています。

宇都宮タワーからは、アドベンチャーブリッジを渡った先、もしくは競輪場前の道の向かい側には、遊具の並ぶ遊び場アドベンチャーUがあります。レールウェイ式のターザンロープが、2連で置かれているのが特徴。

ローラー滑り台とグリッサンド滑り台、どちらも発進するコンビネーション遊具。長いコースを有するゴーカートは有料ながら、無料開放日があるのは、どうしても注目したい点です。

関連記事:子どもと無料で楽しむ八幡山公園アドベンチャーU

子ども広場(真岡市総合運動公園、栃木県真岡市)

もともとはいろいろなスポーツを楽しむ、グランドや設備のあった真岡市総合運動公園。子ども広場に、高くそびえるコットベリーちゃんを中心に、たくさんの遊具が並ぶと、地域を代表する遊具の遊び場として、君臨することになりました。

高さを生かした遊具が目立つものの、塔に繋がる仕掛けも複雑で楽しく、また年齢別のコーナーがはっきりゾーニングされているのも、使いやすさに繋がっています。

1~3歳、3~6歳、6~12歳と3つの年齢層に分けられたコーナーのうち、特に小さな子どもの場所が、しっかり管理されていのは安心。屋根付きのソフトフロアの休憩所など、配慮が行き届いています。

関連記事:子どもと無料で楽しむ真岡市総合運動公園子ども広場

秩父キッズパーク(埼玉県秩父市)

大きな屋根付きのふわふわドームが屋外の主役ならば、屋内施設がしっかりしているところが頼りになるのが、秩父キッズパークです。

ゲートにもなっている建物では、ボールプールキューブジャングルジムの置かれた部屋でも、自由に遊べるようになっています。

手洗い場、トイレの規格なども子ども中心のサイズでずらりと並びます。敷地もコンパクトな公園は、まさに子どもサイズのキッズパークです。

関連記事:子どもと無料で楽しむ公園 秩父キッズパーク

冒険広場・保健所側(あかつき公園、東京都中央区)

土管とタイヤが活躍している冒険広場。山になったところからは、コンクリートの滑り台に加えてターザンロープを、ふたつのレーンで使えます。

保健所側には、ローラー滑り台を含む各種遊具が勢ぞろい。砂場もこちら側にあります。一般道でふたつの広場が寸断されているのは、やや残念。それでもまとまって連なる遊具は、必要充分な種類が揃い満足できる公園です。

築地もすぐそこになる、都心のど真ん中。それだけに、あかつき公園に駐車場はありません。周囲の商業施設などに、駐車場はたくさんあります。ただし、休日ならばパーキングメーターも解放されます。

関連記事:子どもと無料で楽しむあかつき公園

わんぱく広場(大和ゆとりの森、神奈川県大和市)

4連になる大きなザイルクライミングは、さらにふたつの大型コンビネーション遊具を、結びつけています。それが大和ゆとりの森スカイコンボ

さらにターザンロープまで続く、遊具の連なりはクールトッパー。まさしく超絶規模のコンビネーション遊具になっています。もはやお腹いっぱいと思いきや、まだまだローラー滑り台とアスレチックの丘や、ふわふわドームなどなどわんぱく広場には遊具が満ちています。

駐車場が30分を超えると有料です。神奈川県では多い事例ながら、ここは場合によっては富士山さえ見える場所。横浜市の中心部などではないのです。やはり無料駐車場は欲しいところ。ちょっと残念なところです。

関連記事:子どもと無料で楽しむ公園 大和ゆとりの森

冒険の丘(富士山樹空の森、静岡県御殿場市)

御殿場の奥座敷ともいえる印野の地にあって、きれいな景色も売り物の富士山樹空の森です。ここはちょっとした公営のレジャー施設。

富士山や自衛隊に関わる展示などもあり、レストラン、夏にはじゃぶじゃぶ池となる水の広場など、遊びが盛り沢山。ある意味リゾートの御殿場でも、特に覚えておきたい場所です。印野地区で経営する、日帰り入浴施設も隣接しています。

その中で冒険広場は、コンパクトにまとまった無料の遊び場。大きなボールのトランポリンはレアなものです。

丘のところには、アスレチック遊具とローラー滑り台が置かれています。リゾート施設といっても、あくまで公営、冒険の丘だけ目当ての利用も気楽にできます。

関連記事:子どもと無料で楽しむ公園 富士山樹空の森冒険の丘

樹林地園区(桜公園、静岡県御殿場市)

富士山スカイラインの入口になる、滝ケ原にある御殿場市の桜公園。それだけにというか、富士山の眺望だったらもってこいの施設が、遊具になっています。

展望橋のようなものがあって、ふたつのスライダーを繋いでいます。

ひとつはふつうのローラー滑り台、もうひとつの富士山を模した築山を下りるほうもローラータイプながら、とてもワイドで、その上長いことが特徴です。他にターザンロープやアスレチックで遊べます。

関連記事:子どもと無料で楽しむ桜公園

東海地方(中京圏)の良品公園をセレクト!

東海地方で遊び場がコンパクトにまとまっていて、なおかつ遊具の充実ぶりが目立つ公園はどこか、しっかりセレクトしてみました。行政上は近畿地方になるのであろう三重県であっても、鈴鹿山脈は越えないエリア、名古屋から行きやすい中京圏という枠組みで捉えています。

とだがわこどもランド(戸田川緑地、愛知県名古屋市)

中京圏では、いきなり言い訳がましいセレクトが続いてしまいます。まずは名古屋市のとだがわこどもランド。大きな公園になる戸田川緑地の児童厚生施設部分になります。

なにしろ、名古屋の児童館の親玉的存在の場所。本丸になる本館があり、有料の乗り物もあり、水遊び場には大仕掛けも仕組まれています。これだけ子どものための遊びが詰め込まれていたら、今回の趣旨からいって無視はできません。それにここは、半ば独立した存在です。

中心となるのは大型木製遊具。ぐるりと巡る遊具の道は、ネット遊具のある屋内にも繋がっています。その建物のところからはローラー滑り台も発進です。周囲の幼児向けスペース、児童向けスペースにも遊具がたくさん。

確かに戸田川緑地には他の場所にも、大型遊具を含むいろいろがまだまだあります。けれども、とだがわこどもランドからは少し距離があります。とだがわこどもランドは、駐車場含めてまとまったエリアに、遊びが詰め込まれた場所になっています。

関連記事:子どもと楽しむとだがわこどもランド遊具徹底解説編

子どもの森(あいち健康の森公園、愛知県大府市)

あいち健康の森公園というのは、大規模公園となるような公園の最たるもの。それどころか、あいち健康の森エリアとして考えれば、あいち健康プラザや、隣接するJAあぐりタウンげんきの郷などは、中京圏でも屈指となるような人気スポットです。

実はこの良品公園をテーマとしたまとめ記事の冒頭、大型公園のことや、それが子どものためだけにあるのではなかったり、面白い遊具があっても点在していたり、ちょっと困ることもあること。

そのために、良品公園をセレクトしてご紹介したい! などと述べている序章に当たる部分。ケルナー広場たまごロープウェイを除く写真は、すべてあいち健康の森公園の写真です。ここはそれぞれがとても魅力的な遊具が、離れた場所に置かれています。

すべてを回るのに時間がかかる典型でもあります。とはいえこれだけ離れた場所にあれば、もうそれぞれ別々に意識してもいいか! と思えるくらい。特に一般道を隔てて、ある意味独立した敷地なっている子どもの森は、なんとも独自の世界観を醸し出しています。

第2駐車場から橋を渡って、ゲートを抜けていく一帯は、これまたコンパクトといえるのか? というくらいの規模があります。そこはユニーク遊具が目白押し。遊び場を結ぶトンネルがあったり、テーマパーク風というか、なかなかのファンタジーな世界になっています。

もしかすると、子どもの森の一角であるウッドサーキットだけを取り上げるのならば、今回の趣旨にもピッタリなのかもしれません。ただし、実際にはウッドサーキットは、子どもの森というワールドのひとつのマップでしかありません。

関連記事:子どもと無料で楽しむあいち健康の森公園子どもの森徹底解説

冒険広場・ちびっこ広場(木曽川祖父江緑地、愛知県稲沢市)

あの国営木曽三川公園の仲間! と微妙な言い回しになるのは、木曽川祖父江緑地は正確には県営の施設。木曽三川公園となるワイルドネイチャープラザは、祖父江砂丘の作る堤防の木曽川側です。もっともそれらをまとめて、サリオパーク祖父江といっています。

そもそも木曽三川公園は、珍しい完全無料の国営公園。国営でしかも遊具が充実している中では、なおさらです。入園料もないのですから、いずれにせよ国でも自治体でも、どこに所属していても、利用にあたっては何の差し支えもないのです。

間違いないのはサリオパーク祖父江で遊具の中心エリアは、木曽川祖父江緑地だということ。そのちょうど砂丘の辺りにしか遊具はないと思っていても、あながち間違いではないです(実際にはワイルドネイチャープラザに、少しだけ小規模のものあり)。

巨大な天然の砂場には、大きなコンビネーション遊具が固まって立ち並んでいます。そこを一直線に、ローラー滑り台が走り抜けています。次々に大型遊具を制覇せねばならない面白さは、他ではなかなか体験できないものです。

関連記事:子どもと無料で楽しむ公園 木曽川祖父江緑地

岩ケ池公園(刈谷ハイウェイオアシス、愛知県刈谷市)

巨大な網状トンネル遊具となる空中洞窟遊具は、驚きの規模になります。伊勢湾岸道路の刈谷PAに接続している、岩ケ池公園の無料の遊具の売り物はこれ。

園路を挟んで林間遊具として、トンネルとツリーとトランポリンのネット遊具、ローラー滑り台にターザンロープ、アスレチック風遊具と一通り揃って、コンパクトにまとまっているといえます。

さらに幼児向けのコーナーや、健康遊具、水遊び場、格安遊園地もあるのが岩ケ池公園。けれども公園の部分はさほど大きくありません。

関連記事:子どもと無料で楽しむ岩ケ池公園

どこまでをなにに分類するのか、正確にはこの岩ケ池公園部分と地域振興施設になっている観覧車や飲食店、売店、直売店などのあるセントラルプラザにオアシス館、刈谷INFO BOX、天然温泉かきつばたなどの、地域振興施設を合わせたのが刈谷ハイウェイオアシス

それらが刈谷PAの高速道路施設に連結されて、自由に行き来ができている状態です。高速道路、一般道からの利用者のための駐車場まで考えると、それなりに大きな施設ながら、遊び場はコンパクト。特に無料の部分はそうです。

関連記事:よく分かる刈谷ハイウェイオアシス

霞★ゆめくじら(霞ヶ浦緑地、三重県四日市市)

工場夜景ですっかり名を馳せている四日市市の港湾地帯。そこに面する霞ヶ浦緑地は、一般的にはスポーツ施設と競輪場で有名な場所になるでしょう。

名四国道に面していながらも、若干入口が分かりにくいとはいえ、すぐ隣に専用のもののように駐車場もあります。そこは競輪場などとは別のエリアになります。霞★ゆめくじらは、覚えておけばとても充実した遊び場です。

宝くじの資金もしっかり投入されている! と掲示もある遊具は、規模も大きく、種類も豊富、珍しいものもあり、年齢別に分けられたエリアに秘めらえた仕掛けも乙なもの。なんだか場所が隠れ家みたいながら、ほんとに隠されていてはもったいない公園です。

関連記事:子どもと無料で楽しむ公園 霞★ゆめくじら

関西地方(畿内)の良品公園をセレクト!

関西地方で遊び場がコンパクトにまとまっていて、なおかつ遊具の充実ぶりが目立つ公園はどこか、しっかりセレクトしてみました。「子どもと楽しむ公園」シリーズとしては、このエリアの充実も目指しています。現状では暫定版的なものになります。

みきっこランド(三木山総合公園、兵庫県三木市)

目を見張る大型遊具は、規模、仕掛け、組み込まれた遊びの種類ともに極上のもの。さすが公園都市を標榜する、三木市の公園だと思えるのが、三木山総合公園の遊具の遊び場みきっこランドです。

大型コンビネーション遊具を見下ろす丘には、大きなローラー滑り台。それも途中下車して2連続で滑っていけるようになっています。

こうした大迫力の遊具だけでなく、幼児コーナーもしっかり充実しているのが、好感度高いところです。幼児コーナーはちびっこランドというようです。みきっこランドちびっこランド? ということなのでしょう。

関連記事:子どもと無料で楽しむ三木山総合公園みきっこランド

コフフン(奈良県天理市)

駅前公園どころか、駅の中にある公園がコフフンです。著名デザイナーが手掛けた意匠は古墳イメージ。ちなみに駅舎の中にも、屋内の遊び場があります。

大きなほうの逆古墳型のお椀の中には、砂が敷き詰められて、ふわふわドームが設置されています。名前はふわふわコフン。内部はスタジアムのように席が設けられています。コフンの周囲にはブランコや滑り台、ネット遊具にスプリング遊具も! ただし、どれも一筋縄ではいかない形をしています。

小さめのほうには、すり鉢コフンという名前がついています。なんだかそれよりも、アリ地獄コフンといったほうが、よさそうな感じもします。どうやって遊んだらよいか悩ましいものの、下から這い上がってくるのが、ひとつのテーマなのは間違いないです。

関連記事:子どもと無料で楽しむ公園 コフフン

まとめ:コンパクトにまとまっていることがセレクトの条件

良品公園としてセレクトするうえでは、一般的な定義がある訳でないために、明確な判断基準は存在しません。遊具の充実という点では、思わず心奪われるような大型コンビネーション遊具があっても、主にそれだけの場合は別のまとめ記事にセレクトを譲っています。

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なにを充実とするかという点において今回は、遊具は小さなものであっても、いろいろな楽しみがある! という点を重視しました。また、公園全体でいろいろあっても、点在している場合は、選から漏れたことが多いです。遊びやすさというのは今回は、あまり移動しなくても一気に回れてしまう、コンパクトな配置を重視した結果です。

あくまでそのような前提での、充実して遊びやすい公園という意味です。そうした視点だったために、自動車で出かけて、駐車場に置いたらのち、すぐに遊び場に到着できることも、実は考慮しています。そんな条件での、お出かけのプランに役立てて頂けると幸いです。