本革や布、合成皮革など、バッグによって使用されている素材は異なります。素材は見た目や耐久性などに影響を与えるため、バッグ選びでは素材に目を向けることが大切なポイントになります。
中でも本革で作られたバッグは、上品できっちりとした印象を周りに与えることから、幅広い世代の方に愛されています。
そこで今回は、本革バッグの魅力や注意点などについてご紹介します。
本革ってどんな素材だろう
本革とは、牛や馬などの動物の皮を使用し、人工的に合成されていない素材のことを指します。
本革に使用される動物の種類としては、ほかにも豚や羊などが挙げられますが、バッグに使用されているのは多くが「牛革」です。
また、本革はレザーと称されることもあり、本革バッグのことを「レザーバッグ」と呼んでいる方も多く見られます。それに対し、合成皮革は「フェイクレザー」と呼ばれています。
本革バッグは、全体的にハイブランドの商品が多い傾向にあります。そのため、合成皮革に比べると価格が高く、10万円を超える商品も珍しくはありません。
しかし、それでも本革バッグを愛用している方は、幅広い世代で多く見られます。なぜなら、本革には合成皮革には無い、いくつかのメリットがあるためです。
本革のバッグを持つメリット
ひとつ目のメリットは、「耐久性が高い」という点です。本革はほかの素材に比べると、全体的に破れにくいといった特徴を持っています。
特に、普段から多くの荷物をバッグに入れる方にとっては、魅力的な特徴と言えるでしょう。
ふたつ目のメリットは、「通気性が高い」という点です。通気性が高いため乾きやすく、カビが生えにくいといった点も大きな魅力と言えます。
「商品が豊富である」という点も、本革バッグの魅力と言えるでしょう。本革バッグはさまざまなブランドが製造しており、デザインやカラーが豊富です。サイズに関してもさまざまな商品が見られるため、自分にぴったりなバッグを見つけやすいでしょう。
購入するバッグを選ぶ際に、「流行」を気にする方も多く見られます。しかし、本革のバッグは「使えば使うほど味が出る」タイプのバッグであるため、流行を気にする必要はそこまでありません。このような点も、本革特有のメリットと言えるでしょう。
本革は上品できっちり感を演出することができる素材であるため、通勤用・プライベート用のどちらにもぴったりです。職場に持って行けば「仕事ができる人」、プライベート用として使えば「お洒落に気をつかっている人」といった印象を、周りに与えることができます。
本革バッグの注意ポイント
本革で作られたバッグとして販売されている商品の中には、合成皮革が使用されている商品も見られます。本革と合成皮革では、耐久性や質感などの面で大きな違いが見られるため、しっかりと見分けをつけることが大切なポイントになります。
本革と合成皮革は、触り心地や見た目、毛穴の有無などによって見分けることができます。本革バッグを購入する場合には、騙されないようにしっかりと見分けるようにしましょう。
また、本革はほかの素材に比べると、「水に弱い」性質を持っています。そのため、使用するシーンについては、慎重に判断する必要があるでしょう。例えば、自転車で通勤する方などは、雨によってバッグが濡れてしまう可能性があります。
ただし、専用クリームやオイルなどを使用し、日頃から丁寧に手入れをしておけば、バッグを長持ちさせることができます。本革バッグを選ぶ際には、手入れする手間のことも考えて、サイズや構造などを選ぶと良いでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
本革には、ほかの素材には見られないメリットがあります。全体的に価格は高めですが、今回紹介したメリットに魅力を感じた方は、これを機に本革バッグの購入を考えてみましょう。