入口広場から見渡せる広大な斜面を、遊具が埋め尽くしているのがわんぱく広場。愛知県新城市にある、愛知県営新城総合公園の間違いないみどころは、ここになります。
子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。愛知県営公園は十ヶ所、そのうち子どもが遊べる九つのうち、大型遊具があるのは八つといえるでしょう。
その中でも遊びの多彩さという点で、最も! といっていいひとつ。アスレチックテイストが特徴的という点では、ここしかないという存在感があります。その視点からすれば主役はわんぱく広場。
子どもと楽しめるものは、他にもまだまだある新城総合公園。そうであっても、わんぱく広場を訪れたならば、大斜面のあちこちに展開する遊びのひとつでも見過ごしてしまっては、あまりにもったいないくらいの充実ぶり。
どの遊具も事前にしっかり把握して出かけたからといって、ネタバレで期待外れになるような事態にはなり得ないでしょう。どれもが挑戦的で刺激に満ちているのはわんぱく広場ならではです。
この広場以外にも子供の森はまた違った意味で特徴的。子供広場という遊具の遊び場もあれば、芝生広場の隣、屋根付き広場の横にもちょっとした遊具があります。そうであっても、わんぱく広場を把握するだけでも相当なもの。
「子どもと楽しむ公園」シリーズとしては、子どもに限らず大人も一緒にじっくり過ごせるすべてをご案内する「よく分かる」編と、わんぱく広場に的を絞ったもの、ふたつで新城総合公園を余すことなく特集します。
本編では魅力的な大型遊具で溢れるわんぱく広場をしっかり把握するため、いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場へのお出かけに役立つようガイドします。
子どもが大型遊具で遊べるわんぱく広場をしっかり解説!
かつて戦国時代の流れを決定づけた、長篠の戦いの地にある新城(しんしろ)総合公園。わんぱく広場のモチーフは、この織田・徳川連合軍と武田軍との決戦にちなんでいます。なるほど大斜面を攻略するだけでなく、アスレチックテイストなのも然るべきと言ったところ。
わんぱく広場攻略には三つの公式ルート
休憩所の屋根に乗っかっているのは、兜の鍬形を模ったものなはず。なにしろひとまず斜面を登り切ったところは、かぶと広場と名前の付いた場所。展望塔の存在を除けば園内で一番高い辺り。
展望塔からは確認できる新東名高速道路の橋脚の向こう側が、長篠の戦の決戦地となった設楽原。織田軍の馬柵で有名なところです。かぶと広場の眺望もまさに設楽原を向いているものの、さすがに視野には入らず。
それでも東口から入った駐車場付近になる入口広場までを見下ろせば、そこまででクリアした斜面の雄大さには、見惚れるようなスケールがあります。ゼウスの泉という大噴水とそれを囲む柱といったオブジェがある入口広場。
目の前で見たならばこれまた大きなものであっても、大自然のスケールにはまるで敵いません。斜面の上から見下ろしたゼウスの泉は、あたかもジオラマの模型のようでもあります。
大斜面に立ち並ぶ各種の大型遊具は、入口広場から見上げたり、かぶと広場から見渡したりした感じなら、同様に思えてしまうもの。ただし、実際にはどれも挑戦し甲斐いっぱいの大規模なものだと分かります。
さらに下からも確認できる、鍬形の乗った休憩所までたどり着いてもまだゴールではありません。さらにかちどき広場まで城門をイメージしたコンビネーション遊具から遊具の道を抜けることになります。
そして成果を胸に爽快に駆け降りる城郭遊具も待っています。公園の東南にあった長篠城の攻防を契機に、設楽原での決戦になった長篠の戦いを踏襲してはいないものの、わんぱく広場の攻略はこうした趣向になっています。
頂上付近の城内はほぼ決まった道筋になるわんぱく広場。斜面についてはそうはいかないスケールです。なので公式な城攻めルートとして三パターンが案内されます。すばやくいくのか、どうどうとか、じっくりか。
どうどうといく将軍ルートは、ただのショートカットではないか? とツッコミが入りそうではあれ、いろいろな挑み方ができる多彩な遊具の立ち並びなのは違いないこと。
どんな順番であれ、全部を体験したくなりそうなのもホントです。途中どうしても目に入る遊具に、目移りしない前提になる公式ルートに沿って、まずはそれぞれを解説してみます。
難易度最高になるのは武将ルート
じっくり攻める場合となる武将ルート。さしあたっての入口は、ふたつのロングスライダーでしょうか。ひとつはちょっと長いくらい。もうひとつがだんだんとなってかなり長いものです。
どちらも形状は一般的なステンレスのもの。だからこそかなり長いほうはちょとしたレアものです。上のほうに巨大なローラーすべり台もある新城総合公園。
実はのっけから、また違う趣向のすごいすべり台が迎えてくれるのです。より長いほうに怯んでしまう子どものためなのか、ここだけでもじっくりということなのか。
段々のほうは遠慮しておく! ということでなければ、ずいぶんじっくり遊べそうなふたつのすべり台サーキットになる小斜面は、手前の里ということになっている一角です。
里にはちょっとしたコンビネーション遊具や砂場、里の待ち合いとなる屋根付きベンチがあります。そのためすでに里だけでもかなりじっくり過ごせます。通い慣れてもう目移りはしないならば、ここだけでも充分なくらい。
里のコンビネーション遊具には、忍者の心得という説明があります。ここでは車椅子用のタラップが入口ということで、すでにインクルーシブなものだったことになります。
スライダーはチューブと螺旋のもの。位置的には回廊的に進んだ先のゴールのようなところ。変形ラダーなど進入路は多彩、ただ高さはさほどないため、スライダーもごく短いものになります。
忍者の心得を示す掲示にあるのは、他にうんていとバブルパネル。バブルパネルとは何ぞやと思えば、よくある覗き窓のパネル。やはり里の屋敷に忍び込むイメージの遊具ということになりそう。
コンビネーション遊具の奥というか、ふたつの斜面のロングスライダーを下りたところに、半月形に仕切られた砂場があります。新城総合公園では子供の森の砂場も実はみどころ。
そう思うと遊び尽くすとしたら、ぜんぜん予行演習的なものではあります。それでも広くていい感じ。小さな砂遊び台も備わっているのがちょっとした小技です。
ちなみに、大型コンビネーション遊具の背後に坂道が回り込んでいて、入城門に向かいます。それが忍びルートになり、じっくり攻める武将ルートは、忍びルートの斜面城遊具はパスする設定です。
それでは全然じっくりではないではないか? と懸念するまでもありません。じっくり攻めるルートが次に向かう、城下町遊具もかなりじっくり遊べる規模です。
段々になっているロングスライダーを上り切ったところは三戦広場。屋根付きのベンチがある場所です。三戦の意味するところはよく分かりません。長篠の戦にもそんなエピソードはないような?
わんぱく広場の大斜面では、舗装された園路がつづら折りになって、かぶと広場まで通されています。基本的に公式な城攻めの三つのルートは、この園路とは重なっていません。
忍びルートが里の複合遊具の裏を回り込んで斜面城遊具の入城門まで通るのと、将軍ルートと武将ルートが三戦広場のところを抜けるくらい。
途中横切ることはあっても、城攻めルートはそれぞれ別設定です。じっくり攻める武将ルートは三戦広場から宿場に向かい城下町遊具を目指します。
宿場の入口にはかごや休憩所があり、これも屋根付きのベンチ。そうしてまたもや忍者の心得の立て看板が! 要するに城攻めルートの挑戦者は、忍者という設定のよう。
ここまで多数休憩スペースがあったものの、この先はかぶと広場まではもうベンチはなしです。休憩所はなくなっても城攻めはここからが本番な様相。
城下町遊具は大きくて複雑です。荷車の車輪のようなものが、そびえ立つ屋根を繋げる本体のようなところを支えているといった様式。ここがお城なのか? 屋根はふたつあります。
ともかく屋根のところ、それぞれラダーリングをよじ登っていけます。2段目に上る手段はそれだけ。上ってみるとふたつの屋根のところはデッキで繋がっています。
その2段目との連絡はしていないものの、屋根のあるところはジャングルジムらしきものと、ジャングルジムそのものが続いています。
一段目はほかに小さなすべり台があったり、ぶら下がりスライダーがあったり、やはりいうなればコンビネーション遊具。
接続されたジャングルジムのようなものは、赤いほうは外側と上部はジャングルジムのような骨組の中に、ネットの層が組み込まれたものです。
赤いほうを介してデッキからさらに、もうひとつのまごうことなきジャングルジムに連絡します。ジャングルジムは、板張りの障害物に繋がります。
よく見ると三角を成す障害物は屋根を模っています。これが案内板の屋根越えとなるのでしょう。ここなら明確に城下町のイメージ。
忍者なら屋根を伝ってどんどん進めといわんがごとく、次は出城遊具へ向かうことになります。
里のコンビネーション遊具も小さいとはいえず、城下町遊具にしても驚くほどではなくとも大きなもの。わんぱく広場では、一点豪華な遊具でなく、それなりの大きさのものが連なるのが特徴。
出城遊具はネットの橋を過ぎれば、あとはもろもろのラダーリングが次々に現れる一本道です。
一本道といっても、途中からの離脱も進入もできます。通してみると脇道はないということ。それから斜面にはじっくり攻める武将ルートの他に、ふたつのルートがある訳です。
まったく別の遊具を辿るか、ショートカットしてかぶと広場までは進むことになり、ならば武将ルートを帰り道として選択することもあり得ます。そしてそれは選択の自由になっています。
つづら折りの園路もあることで一度下りて、また上るのも問題はなく、斜面はそれなりの傾斜になる部分があるため、どちらかといえば出城遊具は下りるのはしんどそう。特に高さのあるところはそうです。
わりあいに上のほうは、その辺りだけ巡回してもよさそうな作りです。出城遊具最上部の、ねじれて交差する部分は特にそういえています。
出城遊具からさらに斜面の上には、つづら折りの園路に囲まれた合戦場遊具が置かれています。ここにも忍者の心得が掲げられているものの、この小さな遊具が集まった広場のようなところの上に位置しています。
合戦場遊具の置かれるところの下のほうには、忍者の心得案内板よりも前からあったのではないか? と推測されるもっと大きな看板があります。もう剥げている痕跡からは、合戦場遊具と防護柵くずしと読み取れます。
合戦場遊具の上には斜面攻略遊具があり、それはかぶと広場に繋がるルートです。かぶと広場からは城攻めルートはすべて合流して城内に入る設定です。
わんぱく広場全体の案内図でも、斜面攻略遊具となっているところは、防護柵くずしと記されています。リニューアルの結果こうなったと思われ、当初は織田軍の馬柵を思わせる、ご当地的な命名だったのでしょう。
城外の決戦の場、隠れ里として防護柵くずしと、小さな合戦場遊具がある場という話だったのが、いまでも今後とも、小さな遊具を並べる遊具広場で合戦場遊具ということになりそうです。
歩兵くぐりはかつては、くぐる仕組みがあったものが歩兵モチーフのボードに! 戦闘機分を味わってということらしいのです。短いザイルで上る台が鞍乗りネットか?
そういうことで、じっくり攻める武将ルート、ひと段落となるかぶと広場の前は斜面攻略遊具に置き換わり、きれいになった忍者すべり台と組みで、何度でも上り下りしてみる場所になったということ。
忍者すべり台が変わらず迫力満点で、すべり台を繰り返し遊ぶためにも、ご当地ムードはなくなった代わりに、忍法ネット渡りとしてネットスロープ、忍法丸太渡りは丸太橋。
さらに忍法斜面歩行と忍者ステップ歩行という足場付きのスロープと前後に飛び石が配置されたものをこなせば、斜面攻略遊具もコンプリート。斜面の上に広がるエリア、城内に向かうことになります。
入城門から急斜面に潜入する忍びルート
かぶと広場から先は三つの攻略ルートは共通なため、先にすばやく攻める忍びルートを詳しく見ておきます。本来は里をつづら折りの園路で迂回する設定。
けれどももちろん、里で遊んでロングスライダーを楽しんで、武将ルートから忍びルートに変更しても構わない訳です。その場合は三戦広場から左に向かい、斜面城遊具の入場門をくぐることになります。
入場門から先の斜面には、かなりなアスレチックテイストの遊具が張り付いています。規模のほかにも、二段構えになっているのが特徴といえます。最初に複数の趣向が連続する、斜面城遊具の本体のような部分。
よく見るとシルエットがお城のようなことに気づけそう。天守閣登りと呼ぶのが二連二本の赤いチューブで、どこのことなのかは一目瞭然。下から例え入口広場から眺めた場合でもはっきりと分る特徴的なところ。
そしてどちらも一番下の部分は砂場になっています。それからお城のシルエットのところは実は真ん中辺りに段差が設けられています。ちょうどシルエットの屋根と建物を分ける辺り。
この段のところも砂場です。これは砂場遊びのためというよりも緩衝帯。万が一転げ落ちても大丈夫なようにという意味でしょう。もっともそんな用意が必要なほど、過激な遊具ではないはずです。
斜面城遊具は全面的に中央が階段になっています。最も下の部分は城壁登りとされるネットクライミング。正確にはザイルで手掛かり足掛かりを張り巡らせた斜面の一部にネットが掛かっています。
それから上を向いた方向、左の部分には縄登りと、忍びはしご。忍びはしごは縄だけでなく足場がついています。忍びはしごがふたつ、二本の縄登りを挟んでいます。
摩擦が大きな床面は、そのまま歩いて上ることも不可能ではなさそう。上をむいて右側は、丸太の足場の代わりにかなり間隔を開けた板が張られて、その部分にはロープもありません。
落ちるとしたら、最も可能性が高いのはここになりそう。下には少しだけでも段差はあり、さらに下はザイルが張られています。
こういったところに捕まって転落を止めることを考えるよりも登坂中にしっかりつかまれないならば、お城のシルエットのところはパスしたほうがいいかもしれません。
最初の斜面をクリアしたら、シルエットの屋根部分に挑むことになります。また砂場があって次はなかなか面白い趣向。忍びステップは案内板の絵を見る限り、突起を飛び石のようにクリアするミッション。
現状を見る限りそうするのは、あまりに難しいチャレンジに思います。形状もそれに適してはいなそう。恐らく以前は本当に飛び石代わりの丸太などがあったのでしょう。白とグレーの大きな突起は捕まって、足を掛けながら登っていくのがよさそうです。
突起をクリアしたならば、残りは忍び丸太。互い違いに高さが変わった列の丸太を上っていきます。全般的に幼児や低学年には簡単ではないです。すばやく攻めるルートでもあります。スルーするのも手ということです。
お城のようなシルエット部分をクリアしたら天守閣登りです。この樹脂チューブの部分、何の気なしに思えばチューブすべり台を思い起こします。
だとしたらチューブの下の黄色い部分はあまりに不合理な形状です。これだけの角度で下りてきたすべり台の真下に、こんなものを置けるはずがありません。このチューブはすべり台ではないのです。
チューブの中にはラダーが仕込まれています。降りてこれないことはないでしょうけれども、基本は上るためのもの。黄色いパーツは足場であり、あまり下りる方向に進みたくなくさせる効果もありそうです。
しゃちほこのオブジェのところまで天守閣登りをクリアすれば、短い階段を使ってかぶと広場に到着することになります。確かに武将ルートよりはかなりすばやく攻められる忍びルートです。
またどうせよじ登るもので、一気に滑って爽快感が得られるようなものではないです。ならば狭いところよりも、真ん中の階段を上ってもよいです。それが忍びルートの最速パターンです。
城攻めから始まる将軍ルート
どうどうと攻めることになる将軍ルートは、かぶと広場まで特に遊具は経由しません。三戦広場まで大階段を上ったあとは、花街道がつづら折りの園路を貫くように直線的に続いてかぶと広場に至ります。
もちろんやはり、里だけ経由して三戦広場にいくのは、さほど遠回りにはなりません。こうして三つの城攻めルートは合流して、城門遊具からかちどき広場を目指す流れが既定になります。
かぶと広場からは城攻めに!
城門遊具は門構えをしたコンビネーション遊具をくぐった城内で、遊具を走破して城郭遊具に至るルートそのものになっています。城内といっても城壁で囲われてはいません。
斜面をつづら折りで上ってきた園路は、続いて城内に当たるエリアを取り巻いています。園路からは城内に自由に出入りでき、境目は演出的に壁のようなオブジェが置かれているだけです。
なのでルートは一応あるだけのもの。辿ろうとするならば、門らしき部分をくぐって左に向かうと、階段で門を作っているパイプトンネルに入っていけます。その前に手前のチューブスライダーを試してもよし。
スライダーはパイプトンネルの先にもあります。手前のほうが少しだけカーブしています。だからどちらもと思うこともあるでしょう。
門のようなコンビネーション遊具は、ストレートなほうのチューブを下りれば終わりです。はんとう棒などもありますので、上ってみたり下りてみたりしてもいいです。
滑り降りた方向にはすみ櫓があります。これは展望台で、そこからくぐり板という人型をくり抜いたボード、乱れ丸太と並びます。
乱れ丸太は組まれたものと吊られたもの、飛び石になったもの、まとめてそう呼んでいるよう。城内部分を取り囲む園路側にある壁のようなオブジェ。
そこに開く壁穴も遊びに使って欲しい意図があるそう。ただその意図はよくつかめない感じではあります。対してそばにあるバランスデッキはなかなかユニーク。あまり見たことがなく、そして面白いです。
このうねるデッキはバネ仕掛け。上を歩くとグラグラ動きます。さらに隠れ家はなんとも表現しがたい遊具です。ネットをうまく使った複合遊具であり、クライミングもテーマになっているといってよさそう。
続けて木組みの構造物に潜り込むものなのか潜望鏡があるも、取材時は立ち入り禁止。続けてウェイブデッキは、波型にうねった木製デッキです。
城郭遊具を横目に見ながら、奥にあるのはかちどき広場。わんぱく広場の城攻めルートの目的地になります。ならば何があるのかといえば、休憩所なだけ。
大きな石がおかれてはいるものの、説明されているのは植物についてだけで、石についてはなんの言及もないのです。
実際のところわんぱく広場を制覇して、わびさびを感じて終わりということにはなりません。やはりクライマックスは最後に用意されています。むしろ城門遊具の門をくぐったらすぐに目に入るのは城郭遊具のほうです。
二の丸としてお城の屋根みたいなものが載ったスタート台からは、ローラーすべり台が発進しています。それもこのくらいなら、大きなものといってよいです。
滑り終れば城門遊具の最初の階段の辺り、それからは城内をもう一度遊ぶのも、いっそ里まで戻るのも、どこかを繰り返し遊ぶのもあり。
それから新城総合公園の遊び場は、わんぱく広場だけではないです。ローラーすべり台のあとには、どこかをおかわりする前に、子供の森に出向いてみるのも順当な選択肢です。
異世界感があってファンタジーな場所、子供の森はもうすぐ隣に位置しています。上ってきたそのままの高さなこともあり、寄ってみるのがいいです。
わんぱく広場だけでも、子供の森が加わるだけでもない、新城総合公園のすべては関連記事もご参照頂けます。
入口広場にはわんぱく広場管理棟
入口広場にはわんぱく広場管理棟があります。屋内休憩所として開放されているので、10時から16時まで利用できます。
外にアイスと飲料の自動販売機が置かれています。トイレも隣接しています。
休憩所の中には椅子とテーブルだけでなく、和室もあってこちらも解放されています。
新城総合公園を訪れるには(アクセスについて)
住所:愛知県新城市浅谷字ヒヨイタ40
連絡先:0536-25-1144
公式サイトからの引用
車でお越しの場合
新東名高速道路・新城ICから国道151号線経由、約7分
電車でお越しの場合
名古屋方面、静岡方面からお越しの場合
豊橋駅⇒(JR飯田線)大海駅(約50分)⇒徒歩約20分⇒公園東出入口
名古屋方面からお越しの場合
名鉄豊川稲荷駅⇒JR豊川駅⇒(JR飯田線)大海駅(約40分)⇒徒歩約20分⇒公園東出入口
新東名の開通で自動車での利用がとても便利になった公園です。開通前とはアクセスが一変したといってよいです。そのため遠方からでも便利になって、大注目です。
【自動車を利用する場合】
駐車場:無料(552台、内わんぱく広場利用に便利なのは188台)
駐車場利用時間:7時~19時(11月~2月は18時まで)
入口広場付近の東口の駐車場(東第1、2)が、わんぱく広場の目の前です。西側の駐車場(西第1、2、3)などは、主に運動施設のためのもの。東西相互に連絡はありません。
ほかに例えば子供広場の遊具で遊ぶならば、北口もしくは南口から入って西第1駐車場を利用します。新城総合公園の駐車場の全容は「新城総合公園がよく分かる」のほうをご参照ください。
最寄インターチェンジ:新東名高速道路新城、約3 km
奥三河の新城も新東名開通後はとても便利になっています。新城ICから東第1駐車場までで3 kmほど。5分程度の距離です。
大海駅手前の看板のところからは公園の西側に向かいます。東口にはもう少し先、国道257号線を通って向かいますのでご注意ください。
【公共交通機関を利用する場合】
最寄駅:JR飯田線大海駅約600 m
豊橋駅から長野県の辰野駅まで行く飯田線の大海駅から、東口まで徒歩8分ほどのルートがあります。このショートカットルートは、街路に案内看板が置かれています。
駅から街道に出て右に曲がり、すぐ見える新城警察署大海警官駐在所のところから、いくつかの看板を辿っていきます。基本的に北に進むことになります。駅から街道に出たところ左に、南口に行く案内看板が見えますが徒歩の場合は関係ありません。
新城総合公園は駅からも近く、公共交通機関でも便利ではあるものの、秘境駅号なども人気がある飯田線の東三河での運行は要注意。
地元の方をのぞき、多くの場合豊橋方面から向かうことになるとして、豊橋~豊川間、さらに新城駅までのものを合せれば一定本数あります。
しかしながら、それでは大海駅までたどり着けません。見込めるのは毎時一本程なので、特に帰り道は時刻表を頭にいれたほうがいいです。大海駅前には商業施設はまったくありません。
まとめ:みどころいっぱい、施設も充実な公園を代表
新城総合公園は愛知県営公園であって、さすがの規模。スポーツ施設の充実も際立っています。そんな中、子どもと遊びに訪れたにせよ、楽しめるところもみどころもいっぱいあります。
遊具に限らず展望塔の見事な眺めもいいです。芝生広場の近くの大きな膜屋根の下なら、なににせよ天候に左右されることもありません。有料になるもののフォレストアドベンチャーもあります。
そうだとしても、わんぱく広場に立ち並ぶ遊具も、めったにないもの。わんぱく広場を遊び尽くすだけでも大満足。ここだけで攻略ルートも三通りの設定。制覇せずとも充分でも、せっかくだからそれではもったいないところもあります。
公式サイト:公園にあそびにいこう!新城総合公園