子どもと無料で楽しむ湯川ふるさと公園【長野県軽井沢町、人気の遊び場】



町役場で見ると標高938 mの軽井沢は高原の地。煌めく日差しが眩くなれば、最高の季節を迎える避暑地、ここにも気持ちよく楽しく遊べる大型コンビネーション遊具のある公園があります。

子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。屈指の別荘地として名高い軽井沢。かつての沓掛宿で、西武が開発の手を入れて発展した別荘地を背景とする中軽井沢の南側、中軽井沢駅近くからも公園の遊歩道が続く湯川ふるさと公園

オリンピックでカーリングが行われた、南軽井沢の風越公園が運動施設で有名なら、軽井沢で子どもが思う存分遊べる公園はここでしょう。気持ちのいい芝生でくつろげる園内には、ぐるりと巡る回廊にいろいろな遊びが組込まれた大型複合遊具が設置されています。

軽井沢をふるさととする子どもにも、この地の夏を我が物にできる避暑に訪れた子どもにも、周辺から観光で訪れた子どもにも、または新幹線で東京など首都圏の中心部から出かけたとしても、このさわやかさはここならでは。

注目すべき観光地を多々抱えるこの地で、子どもと共に過ごす時間があるならば覚えておきたい公園を、いつものように独自に撮影した写真でご紹介してゆきます。

子どもが大型遊具で遊べる湯川ふるさと公園をしっかり解説!

湯川ふるさと公園のエリア概要
センター地区(大型遊具のあるエリア)
保全地区(中軽井沢駅からセンター地区まで散策できる遊歩道あり)
上流地区(しなの鉄道のさらに北側の自然保全区と広場)
下流地区(軽井沢バイパスに面する南側、芝生広場あり)

新幹線の高架線路付近に駐車場のあるセンター地区が注目の遊び場です。

大木の森と葉っぱのコンビネーション遊具が湯川ふるさと公園のメイン

駐車場からフットサルコートになる運動広場を隔てて進んだ先、気持ちよい芝生の広場の傍らに大きな遊具があります。回廊がぐるりと巡る大型コンビネーション遊具に仕掛けられた遊びはなかなか多彩です。

センター地区駐車場から遊具に向かったならば、まず見えてくるのはロープウェイと名のついたターザンロープと滑り台。2つのレーンになっているロープウェイの出発台は珍しいほどの低さ。横に並んでいることもあるのでしょう。かなりな穏健派です。

ロープウェイを滑走した先のあたりには、なだらかなスロープになっている大型コンビネーション遊具への入口があります。

入口手前に設置された看板によると、この大木の森と葉っぱのコンビネーション遊具には44の遊びと設備が組み込まれています。ぐるりと周回できるように空中回廊が巡らされているのも分かります。

番号を辿りながら概要を見てみます。中央に小さなベンチがあるデッキから右へ太鼓橋を渡ると大きな木の周りを取り囲むデッキ方向。

どちらに行っても構わないとはいえ、番号をたどるならば左の方向です。ローラー滑り台とチューブスライダーがある方になります。

気づきにくいのですが、進んだ先のピンクの屋根の部分では上を見上げて欲しいのでしょう。ウェーブミラーの屋根の内側はミラー。それも湾曲しているので写った姿が面白いという訳です。

屋根の下の両脇にはコロコロパネル。幼児の楽しみです。これはこの先の、らせん階段の近くにも設置されています。

看板では次の番号は最初に見えたロープウェイと、周回するデッキの内側にあるみのむしブランコかごブランコに振られています。

どちらも興味深いです。とても面白そうな、そして変わった遊具です。

ただし、どちらも補助が必要なようです。揺らしてあげる人がいないと、ダイナミックに楽しめなそう。保護者でなくとも、友達がやってあげてもよいです。

さて、先に進むと大きめの滑り台が設置されたエリアになります。らせん階段で上に向かいます。

そこから滑るのが清流のローラースライダー。名前の通り少しカーブしているローラー滑り台。大木の森と葉っぱのコンビネーション遊具の中ではもっとも長い滑り台です。ただ一般的にはごく短いものということになるでしょう。

湯川の吊り橋を渡るとあるのがサンダーボルトスライダーです。

湯川の吊り橋、よくある縄の一本橋です。けれども長いです。旋回するチューブスライダーのサンダーボルトスライダーはほぼ1回旋回するだけ。これも、それほどの長さではありません。

とはいえわざわざ発進台に上る形なのはあまり見たことがありません。狭いスペースなので思ったよりもドキドキです。吊り橋の長さ、単独でそびえる台から滑るスライダーと、ここが大木の森と葉っぱのコンビネーション遊具の最も刺激的な場所でしょう。

したがってこの大型複合遊具は、強烈な刺激のあるといった類のものではないです。さわやかな気候の中、まったり多くの種類の遊びを楽しむ感じ。

もうひとつ葉っぱのスライダーは緑の大きな3連の滑り台。コンビネーション遊具全体の名前にある葉っぱとはこの部分のようです。直滑降と湾曲した滑りがあるのが一粒で二度おいしいです。

二度おいしいここが葉っぱとすると、名前にあるもうひとつ大木の森とはどこになるのでしょうか。これは最初にスロープを上った右側に見えた大きな木のある場所でしょう。全体が周回路になっています。来たルートとは違うルートで向かえます。

階段を上って少し高くなる回廊を進んでみます。いくつかのパネルくぐりステップのあるこの連絡デッキの外側にも遊具が並んでいます。

まずはハードスプリングホーススプリングホースシーソーなどのスプリング遊具。

さらに外側には肩ストレッチスクワットジャンプタッチ前屈などの運動遊具。

これって見守りの大人用の退屈しのぎなんでしょうか? 規格は大人用に見えます。

こちらは、大人にしては小さい? いや大人だからこそ、この程度しか曲がらないのでしょう。

さて、デッキが大きな木の周りを一周している大木の森を見てみます。大木は見えるけれども、何が森なんだろうか? と疑問に思われるのももっともです。

このエリア、きっと遊具の森なんです。

あらゆる遊具が所狭しと円を描きながら並んでいます。

滑り台だけを数えても… チューブスライダーフリーフォールスライダーストレートスライダーが配置!

幅広のステンレス滑り台のフリーフォールスライダーの近くには、上下でパイプを通して通話するもしもしパイプ。それと、ちょっと違った景色を眺める透明の湾曲したのぞき窓のあるパノラマウィンドウが!

デッキへの上りの部分についてもウェーブクライムネットクライムなどハード目なものと、梯子のタラップなどがついています。

円周部はタラップによって段差がついています。これが、幼児にはけっこうな段差!

それでフリーフォールスライダーは長めで、下段のストレートスライダーは短めと使い分けます。

デッキ周囲に展開するのは、パネル遊具含めて、乳幼児の楽しみを演出するコーナー。しかも、カラーボールパネルショップパネル○✖パネル小鳥のパネルドライブパネルと揃っているのは、まさに楽しみ満載。

そのコーナーへの出入りはトンネルくぐり抜け穴で、しっかり冒険気分を味わえるのです。

大木の森円周部にはやや離れて、ロープクライムウェーブのぼりのぼり棒ののぼり系3点セットも設置されています。

ここから太鼓橋を渡れば大木の森と葉っぱのコンビネーション遊具を遊び切ったことになります。

屋根付きの休憩スペースもよし、芝生広場も快適、けれども売店はなし

遊具の傍らには屋根付きの休憩スペースがあります。高原の公園とはいえ日差しを遮るものはありがたいです。

大木の森と葉っぱのコンビネーション遊具のエリアと中央の通路を隔てて芝生広場があります。こんもりと盛り上がった丘からは遊具全体を眺められます。

この芝生のエリア、木立が充分にあってのんびり過ごすには最適です。というよりも自由に遊ぶ広場というよりも、のんびりと芝生の上で過ごせるように意図されているように思います。確かに湯川ふるさと公園には、南側の端の駐車場横に自由に思い切り遊ぶ目的らしき芝生広場はあるのです。

トイレも遊具広場横芝生広場の近く、多目的トイレを備えています。他に南側の駐車場にもトイレがあります。売店などはありません。飲み物は自動販売機を利用するにしても、おやつや食事が必要なら準備して出掛けなくてはいけません。

運動広場は自由に使えるフットサル場

遊具は大木の森と葉っぱのコンビネーション遊具のみな湯川ふるさと公園。もちろん芝生広場の、特に築山の近くは道具を持ち込んで自由に遊んでみるのも楽しいです。

けれども、湯川ふるさと公園でとてもよいのが運動広場です。ここはキレイに整備されたフットサル場。しかも自由に使えるのです。サッカーボールを持っていけばとても楽しく過ごせます。こんなおおらかさはリゾートならでは!

ドッグランの利用も自由

犬を飼っている人ならばうれしいのがドッグラン

ドッグラン一般に必要なルールさえ守れば利用は自由。やはり使いやすい公園です。

湯川ふるさと公園を訪れるには(アクセスについて)

住所:軽井沢町大字長倉2658番地10

連絡先:0267-45-8582(軽井沢町役場地域整備課、月~金曜日、8時30分~17時15分)

いにしえの時代、日本列島を東に向かい坂東の地に至るには難関が待ち受けていました。東海道にあったのが足柄峠、中山道にあったのが碓氷(うすい)峠。日本海側と太平洋側の中央分水嶺でもあるこの群馬・長野の県境となる碓氷峠の標高は960 m。

峠の手前、一番東側になるのが軽井沢宿、湯川ふるさと公園の最寄、中軽井沢駅の付近にあった沓掛宿、そしてかつての宿場町の様子が少し残り、北国街道への分岐ともなっていた追分宿といった浅間三宿と呼ばれた辺りが今の軽井沢の街になっています。

中軽井沢駅近くにある軽井沢町役場の標高が峠とほとんど変わらないので分かる通り、西側の佐久平からも250 m弱高い標高の避暑地。街道屈指の難所を前にした宿場としての役割を終えた後は、外国人のみが避暑地としての価値を認める以外、あまり顧みられない土地でした。

屈指の避暑地として発展を遂げた現在、町の人が就業する産業は、第3次産業、しかも宿泊、飲食サービスと物販関連が飛び抜けて多くを占めるという特異な地です。夏のさわやかさが何よりの持ち味となる軽井沢。

アプト式というレールの他に歯車を利用する特殊な鉄道だった信越線は、北陸新幹線の開業により廃線となりました。東京からはこれによりさらに利便性が増した軽井沢は、所要時間も1時間と少し。湯川ふるさと公園の気持ちよさは、東京からでもかなり手軽に味わえるものになっています。

【自動車を利用する場合】

駐車場:無料
センター地区の駐車場が隣接しています。

下流地区の駐車場からは距離があります。遊具のある辺りの南にあるドッグランの先です。

最寄インターチェンジ:上信越自動車道路碓氷軽井沢12 kmほど

長野方面から来た場合は、上信越自動車道佐久I.Cからのほうがよいでしょう。距離は15 kmほどでそれほど変わりません。また、この方面からは碓氷軽井沢まで行くと遠回りです。

【公共交通機関を利用する場合】

最寄り駅:しなの鉄道線中軽井沢駅徒歩8分ほど(700m)
(北陸新幹線軽井沢駅乗換で隣の駅になります。)

湯川ふるさと公園保全地区までは5分ほど(400 m)で到着します。その後、自然あふれる遊歩道を歩いてもよいです。

ただし少々遠回りになります。駅からまっすぐ住宅の中を抜けるほうが近いです。

まとめ:これは極めつけの贅沢?リゾートに相応しい雰囲気を醸し出す公園

湯川ふるさと公園はリゾートにある公園です。この地域が最も輝く季節には、冷涼な気候とさっぱりした空気が、さすがの気持ちよさを味わわせてくれます。さらに、それだけではないな! と感じさせてくれるのが利用にあたってのおおらかさ。

やさしい難易度の大型コンビネーション遊具で充分と思えるのも、芝生の広場でまったり過ごした時の満足感も、設備の整ったフットサル場を思い思いに使えるのも、これぞリゾートらしさのある一面。あるべき姿のひとつに思います。

もちろん、公園入口のすぐ正面にも素敵なレストランがあったり、リゾートでは非日常な贅沢を志向するのもあり。もっともこんなおおらかさこそが極めつけの贅沢になるのかもしれません。

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