子どもと楽しむアルプスあづみの公園大町・松川地区【長野県大町市、松川村、人気の遊び場】

高原の気持ちよさを最高に感じられる頃には、森の中を快適に観察しながら冒険できる空中回廊が、絶好の季節を迎えます。ちょっとした遊びも散りばめられた回廊には、大型遊具も組み込まれています。

少し山の中に入っていった場所にあるほうのアルプスあづみの公園。安曇野を北に進んだ先、西側の山並みに向かう入口付近、野生動物のために保全されたいきものの森と、乳川の渓流に挟まれた森を園地とするのが、ふたつあるうちの大町・松川地区になります。

子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。森の中を進んだ真ん中辺り、林間レクリエーションゾーンがゲートのあるセンターゾーンと伴に、公園の芯になる部分。ここに遊具が揃っています。

空中回廊の途中にひとつ、空中回廊を進んだ先に大草原の家という屋内遊戯場。さらに隣接して芝生の広場と、アスレチック風大型コンビネーション遊具が設置されています。それぞれ違った遊びの環境に、異なるテイストの遊具があるのは見どころ。

普段は立ち入りしないいきものの森保全ゾーン)と、ゲートのあるインフォメーションセンター周囲の利便施設(センターゾーン)、そして屋内と屋外の遊戯施設(林間レクリエーションゾーン)と、ふたつを結ぶ空中回廊。

回廊は、森の体験舎といった自然の恵みを満喫できる屋内施設も中継しています。すでにスケールの大きな、森の散策や環境に触れるテーマが存分に表現されていたアルプスあづみの公園大町・松川地区

さらに2016(平成28)年の拡張で、スケールアップしています。広大な森を探索するエリア、夏のイベントのメインステージになる乳川河畔で本格的な川遊びができるエリア、そしてマウンテンバイクパークでは基本を習得したうえで、森を駆け巡る趣向です。

アルプス大草原は冬にはゲレンデに!

この拡張部分の自然体験ゾーン、実に魅力的なアクティビティが加わりました。手軽に遊具で遊ぶのも、腰を据えて楽しむのにもよい公園なのです。もともと冬には雪遊びができる場所でもあります。大草原の家の周囲は雪のゲレンデとなりソリを借りて遊べます。

デイキャンプ場前のレンタル棟はシーズン以外はキッズスペース

入口広場レンタル棟では、スキーやスノーシューを無料でレンタル。一言でいえば森の中、よく見てみれば盛りだくさんな大町・松川地区を、いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場へのお出かけに役立つようガイドします。

子どもが大型遊具で遊べる大町・松川地区をしっかり解説!

遊具で遊ぶという面からすると、主役になるのは空中回廊の途中にあるくもの巣遊具、屋内に刮目の遊びが詰め込まれた大草原の家林間アスレチックの3つが挙げられます。付け加えるならば、林間アスレチック前の芝生広場でのサイバーホイールもあります。

森を遊具に向かう手段はふたつ

ゲートになっているインフォメーションセンターを抜けると入口広場。遊具のあるエリアに向かうには、空中回廊を経由するか、森を散策しながらか、どちらかになります。森を行くならば歩いても構わないうえで、無料のロードトレインを利用する方法もあります。

4月下旬から、11月上旬の季節限定にはなるロードトレイン。こういったものが無料というのは珍しいです。毎時15分と45分の30分間隔で、入口広場を出発、森の体験舎大草原の家をルートに、入口広場隣接のレストラン前まで周回します。

空中回廊を進むと途中にあるのがくもの巣遊具

入口広場から大まかに言って、左手のほうに進むと空中回廊も利用できるルートです。右手のほうを進むと、せせらぎを臨むデッキの道を伝ってあづみの苑地を目指すルート。趣が違うため復路には、往路とは別のルートの体験をおすすめしたいところ。

その場合に把握しておきたいのは、空中回廊の途中にはいろいろな遊びが待っていて、大型ネット遊具になるくもの巣遊具も設置されていることです。

あずみの苑地のアルプス大草原よりはデッキの道もあり

あづみの苑地のほうは、散策のみなところが、ルートを選択するうえで大きく違う点です。

空中回廊は森の体験舎から後半部分へ

大型遊具がある他、森の体験舎に向かう場合も、空中回廊のほうを選択します。

全天候型の大屋根広場に限らず多くの体験プログラムはイベント的開催

屋内で焚火までできる大屋根広場や、クラフトワークのできる創作工房

地元食材を調理して賞味する食工房などを体験する、森の体験舎が中継地点になっていて、回廊は後半部分に続きます。

大草原の家に到着、隣接して林間アスレチックとサイバーホイール

アルプス大草原れき原の花畑のところがルートの合流点

森の体験舎の少し先で空中回廊は、あづみの苑地のデッキをゆく散策ルートと合流します。

あづみの苑地からのデッキ手前、あづまやと森の体験舎を連絡するルートあり

冬にはゲレンデとしても利用する、アルプス大草原を横断したところにあるのが大草原の家

空中回廊は大草原の縁を、ぐるりと迂回するように屋内遊戯場まで続いています。途中には音を使ったパラボラの不思議を感じる、対話遊具も設置されています。

大草原の家は大規模なネット遊具が、3階建ての建物を貫く驚くべき仕掛けが隠された場所。180人程度の収容を見込めるホールでのイベントも行えるほどの規模もあります。

空中回廊の終点となっている建物の前のデッキは、公園随一のビューポイントでもあります。

大草原の家のアルプス大草原の反対側には、こちらもゲレンデとしても利用するアルプス広場。もうひとつのアルプスあづみの公園になる、堀金・穂高地区にもあるサイバーホイールで遊べる場所です。

傍らには林間アスレチック。入口の物見塔こそ高さがありますが、渡りの要素はあれ、基本的にはあまり上っていく部分はありません。

搭のところからデッキを進むと、仕掛けはかなりのものです。組み込まれるのはチューブとワイドのもの、ふたつの滑り台、ターザンロープなどなど。

「子どもと楽しむ公園」シリーズで、発展形とする遊具もしっかり組み込まれたもの。簡単なものばかりでなく、難易度の高い部分もあります。そんな広がりはアスレチック風味ながら、本質は充実のコンビネーション遊具であることに変わりはないです。

関連記事:【おすすめ遊具】公園選び写真満載の参考書、どこにある?が一目瞭然

さらにクライミングウォールなどが、周囲にも付け加えられています。林間レクリエーションゾーンの遊びについては、ゾーンの境目になるくもの巣遊具含めて、関連記事で詳しくご覧頂けます。

関連記事:大町・松川地区林間レクリエーションゾーン徹底究明編

魅力的な森の遊び場への入口付近にあるのは

公園の入口になっているセンターゾーンには、便利な施設が並んでいます。アルプスあづみの公園大町・松川地区を訪れた時に役立つ、それぞれを詳しくみてみます。

インフォメーションセンターで公園の情報を入手

ゲート過ぎて中に入った後、建物の中のインフォメーションセンターも一度は覗いてみるとよさそうです。

園内の自然についての展示がある他、公園の情報をいろいろ入手できます。

自動販売機の設置された休憩スペースでは、アイスと飲料が手に入ります。

トイレもさすがは国営公園というべき、子どもから障害のある方まで対応はバッチリ。

コインロッカーがしっかりあるのも、思い切り散策するのに心強い限りです。

高原らしく夏の付近の限られた期間ながら、地元の農産物直売所もあります。

インフォメーションセンターの前庭に並ぶ、キューブのオブジェ。透明のガラスのものは、お絵かきの箱。自由に描いても構わないものです。サウンドキューブは、自然の音を聞いてみるものです。

ロードトレインが出発するのも、入口広場です。

ロードトレインが出発する入口広場にはレストランも

レストランも、入口広場に隣接するようにして建てられています。

正確にはここは、休憩棟レストラン。レストランホールのような場所も、特に注文することなく利用しても構わない設備です。

幼児の遊戯スペースも、もちろん自由に使えます。

オープンデッキの部分も同様に、フリースペースです。

あくまで飲食メニューは注文したい人がいたらできるように! という意味。とはいえ軽食中心になかなかの充実ぶり。食事として不足はありません。

営業時間:10時~16時(7、8月は17時まで、11月~2月は15時まで)

もちろんカフェとしても使えるメニューもあり、お土産的なもの中心に売店としても機能しています。

さらに入口付近には設備充実のデイキャンプ場

デイキャンプ場も設備が整っています。わずかながらシェード付きのサイトまであります。

もっとも多くは一般的なオートキャンプサイト。ひとつのサイトは、広めで余裕はあるように思います。

シャワー設備のある棟も用意されています。予約制ながら、サイト使用料などは無料。食材の販売もあり、用品のレンタルも費用がかかります。

季節のアクティビティやイベント、マウンテンバイクも魅力

拡張された自然体験ゾーンの多くは、もっとありのままの自然に触れる場所。さらに森林の植生を、広葉樹も増やしてゆくなども試みられています。河畔広場での川遊びが本格的なことは特に注目したいポイント。

夏休みのイベントは、ただ川に入って戯れる以上の企画になっています。道を隔てたマウンテンバイクコースは林間に、初級者、中級者のトレイルダウンヒルという3つのコースと、スキルアップのための練習エリアがある本格派です。

来年以降になる予定ながら「子どもと楽しむ公園」シリーズでも、自然体験ゾーンについて、もっと詳しく取材したいと考えています。ゆくゆくの特集編をご期待ください。

アルプスあづみの公園大町・松川地区を訪れるには(アクセスについて)

住所:長野県大町市常盤7791-4
連絡先:0261-21-1212
休園日:月曜日、12月31日、1月1日
(休日の場合翌平日、夏休みは除く)
開園時間:9時30分~17時
(7月、8月は18時まで、11月~2月は16時まで、イルミネーション中は21時まで)
入園料:大人(15歳以上)450円、小中学生・幼児無料

公式サイトからの引用
長野自動車道安曇野I.C.から大町まで国道147号線で約40分

公式サイトでは国道を40分と記されているように、インターチェンジから安曇野を北に進んだ先になります。高速道路は長野市の方に向かっているため利用できません。鉄道は長野市に向かう篠ノ井線と分岐する大糸線が、同じく安曇野を北に抜けてゆきます。

大町の先から山間部を、糸魚川まで抜けるこの路線を利用できるため、しっかりプランすれば、公共交通機関も利用はできる公園でしょう。タクシーを利用する場合、2000円程度との案内、この場合も駅は信濃大町駅を使うのが無難です。

【自動車を利用する場合】

駐車場:無料(大型遊具のある国営公園としては珍しいケース)

最寄インターチェンジ:長野自動車道路安曇野

もし堀金・穂高地区も利用するならば、国道147号線でなく、山側の道を利用しても快適です。

【公共交通機関を利用する場合】

最寄駅:JR大糸線信濃常盤駅約3.6 km(特急停車駅は信濃大町駅)

最寄バス停留所:
国営アルプスあづみの公園停留所(周遊バス信濃大町ぐるりん号南コース)
(時刻表での所要時間公園行13分、信濃大町駅行42分)
国営公園停留所(路線バス大町市民バスふれあい号常盤【清水・西山方面】コース)
(信濃常盤駅経由信濃大町間、時刻表での所要時間公園行32分、信濃大町駅行28分)
バス料金:1乗車の場合大人200円、小学生100円、

最大27人乗れる周遊バスのぐるりん号が信濃大町駅と公園を、ある程度列車の到着に合わせて、1日6便結んでいます(ぐるりん号は7便運行も最初の1便は大町温泉郷発)。

1日券の販売もあり、大人500円、小学生200円、未就学児無料、周遊ルートの施設や飲食店などでの、割引、プレゼントなどもついてきます。アルプスあづみの公園については森の体験舎体験プログラムが50円引きです。

さらにあづみの周遊バスとの共通券(1日)1,000円、小学生500円も販売されています。信濃常盤駅も経由する路線バスのふれあい号も利用可能ながら、利用に適当な便は行き帰りそれぞれ1便のように思います。帰りに時間が合えば、所要時間はこちらが短い(帰り道のみ)です。

まとめ:驚きのある遊具にとどまらぬアクティビティあり

ふたつの離れた地区のうち、山の中にあるほうのアルプスあづみの公園になる大町・松川地区。ところが遊具の遊びについては、こちらが本命といえるようです。そこにいろいろなアクティビティが加わります。季節ごとの楽しみもまた興味深い公園です。

国営アルプスあづみの公園について、ふたつの地区を概観した関連記事もご参照ください。

関連記事:子どもと格安で楽しむ国営アルプスあづみの公園

より街に近いほうの堀金・穂高地区が気になるならば、詳細は関連記事で!

関連記事:子どもと楽しむアルプスあづみの公園堀金・穂高地区

公式サイト:国営アルプスあづみの公園