子どもと無料で楽しむぼうさいの丘公園【神奈川県厚木市、人気の遊び場】



いろいろな遊びがバランスよく用意されている「子どもが楽しむのに適切な公園」です。子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。名前の通り、地域の防災対策でできた公園。だからこそ、日常使いもよく考慮されている印象です。

事があれば2万人ほどが避難できるように計画された、神奈川県厚木市のぼうさいの丘公園。入念に準備された公園は、子どもが普段遊び場として利用するのにも、大満足のものになっています。

「子どもと楽しむ公園」シリーズで、フルセットとしている公園があります。標準セットとしている遊具の発展形が、ひととおり揃っていることを表しています。飛び抜けた規模のものはないながら、ぼうさいの丘公園が実はこの条件を満たしています。

コンビネーション遊具が巨大とはいえないこと、ふわふわドームがひと山なこと、その辺りはもの凄い公園だ! とはいえないながら、卒なくいろいろ用意されているのは意欲的と言えます。

こんな種類も豊富な遊具で遊べる公園を、いつものように独自に撮影した写真を満載して、お出かけの役に立つようご紹介してみます。遊具の標準セットや発展形については関連記事をご参照ください。

関連記事:【おすすめ遊具】公園選び写真満載の参考書、どこにある?が一目瞭然

子どもが大型遊具で遊べるぼうさいの丘公園をしっかり解説!

街の避難場所が、向かうのに辺鄙な場所では困ります。商業地のど真ん中ではないとはいえ、厚木市の中心部市街地の範疇といえるでしょう。そんな便利な立地も特徴です。遊具があるのは、遊びの丘子供広場です。

いろいろな遊具が集まるのは遊びの丘

遊びの丘最上部のローラー滑り台スタート台

外縁部では、2本のローラー滑り台が連続して滑れるようになっています。そんな斜面の途中に、遊具が配置されていることもあって遊びの丘なのです。

最初のほうがやや短く、ゆるやかに右旋回するだけ。ただ木々の間を抜けるワイルドさはより感じます。

上からふたつめのローラー滑り台スタート台

次のスライダーは、最後に少し眺望が開けます。下りたところで遊びの丘は終わりです。

滑りも左右に振られて、S字を描いています。そして、この先は子供広場に向かいます。

この斜面の上にあるのは、コンビネーション遊具。すでにぼうさいの丘公園は滑り台、ブランコ、鉄棒に砂場を加えた公園の標準セット、それぞれの発展形がひととおり揃うフルセットの公園だとお伝えしています。

滑り台の発展形は、遊びの丘だけでも2本のロングスライダーがあります。ブランコの発展形たるターザンロープなら、やはり斜面上のコンビネーション遊具の隣に置かれています。

では、両サイドの小さな滑り台を繋ぐコンビネーション遊具が鉄棒の発展形? かというと、このコンビネーション遊具は、どちらかといえば幼児向け遊具といった趣。

もう少し挑戦的なサイドも併せ持っているとはいえ、やはり小学校低学年くらいまでが対象なのではという難易度です。

鉄棒の発展形の遊具としては、ラダー遊具やジャングルジムなどの鉄棒系といえるものがあり、そんなあらゆるものを取り込んだのがコンビネーション遊具だとしています。実はぼうさいの丘公園の鉄棒系の発展形遊具、もっと難易度があがったものがふたつあります。

いまどきの遊具で典型的な、鉄棒系遊具の行きつく先はザイルクライミング。ぼうさいの丘公園で、見当たらないものの代表はザイルクライミングながら、より当たりの柔らかい縄そのもので作られたネット遊具のダイナミックなものがひとつ。

多数のロープが複雑に絡み合った、縄の遊具がもうひとつです。特に縄のロープのほうは難しい遊び方もできれば、迷路のように遊んでもいいでしょう。自由度が高い点に優れ、なおかつ形は珍しいものです。

ターザンロープから進んだ先が、太い綱の一本橋になっています。

その橋の向う側の橋脚を含めて、アスレチック風味の遊具になっていて、その先に縄の遊具があります。巨大ではないけれども、とても面白いアスレチック風コンビネーションです。

公園のテーマを生かした遊びの池

防災公園という性格上、水の用意は大きなテーマとなります。公園の自然の水場はどこも、防災用水として意図されています。そんな中、遊びも目的としているのが流れ遊びの池です。

つまり、これも防災の一環ながら日常使いも意識した設備。特に遊びの池が水遊び場としては、とても充実したものになっています。遊びの丘と隣り合わせで、ぼうさいの丘公園の稜線部になります。

ここにも見逃せない遊具!子供広場、そして自由に使える原っぱ

子供広場にはふわふわドームがあります。そして遊びの丘と道を隔てた丘の真ん中から、ローラー滑り台も連絡しています。このローラー滑り台は、遊びの丘にあるふたつとは違うもの。

つまり、ぼうさいの丘公園では、そこそこの長さのローラー滑り台を3本、乗り継ぐようにして遊べます。合わせて考えれば、なかなか長い距離を滑ることになります。

ふわふわドームは、ふたコブのものがひと山だけ。そのため小学生以下専用となっています。周囲をパイロンで囲い、さらにバーで連結して境界を強調する管理をしています。

囲いのあるふわふわドームの例 秦野戸川公園(神奈川県)

予めしっかりした囲いを作ってある例もよくあるパターン。そうでなければ、砂場に開放して置かれていることがほとんどなので、珍しい運用に思います。ぼうさいの丘公園のふわふわドームは、巨大とまでは云えないながら、そこそこ大きいほうに入る規模でしょう。

この大きさゆえに、年齢も開放し完全に放置したりすると、相当ダイナミックに遊べてしまえるはずです。逆に現状なら、スペースに余裕をもって遊ぶチャンスも増えるでしょう。ふわふわドームというのは、とても楽しく、人気もある代わりに、とかく運用が難しい面がある遊具です。

そんな中で、ぼうさいの丘公園でも小学生以下と利用を限ったうえで、大きさを生かす工夫をしていて、付添がいればかなり小さな子でも遊べるようにしています。また団体で利用する場合は、ひと山づつ分けて使ってもらったりしています。

その辺りは係員が常駐して調整する体制になっています。いずれにせよ、保護者の見守りや指導が必須の遊具であることは、認識したほうがよいでしょう。ぼうさいの丘公園では、幼児専用の小さなものは別に用意されていません。

ふわふわドームというのは常に空気を送って、ふわふわする圧力を一定にするように調整しています。コブは外膜の中に隠れた、空気を送る饅頭型の内膜があることを意味しています。ぼうさいの丘公園でも、時間帯により送風をお休みしています。

ふわふわドーム稼働時間:
夏時間(4~10月)9時30分~17時
秋時間(11月)9時30分~16時
冬時間(12~3月)11時~16時

開園時間のある公園ならばゲートをクローズできます。公園自体は24時間開いているぼうさいの丘公園は、囲いが作られるパターンながら、ここは防災公園でもあります。そういった利用を考慮すると、余計な障害物はないほうがいいという意味もあって、パイロン対応の珍しい例になっていると考えられます。

子供広場のローラー滑り台は、3本のラストにふさわしく長めで眺望のよいものです。

スタート台も、遊びの丘のものとは違い高さがあります。ふわふわドームに向かってまっしぐらです。

原っぱ子供広場に隣接する芝生の広場です。

スケートボード場や多目的広場、ミニコートもフリースペース

さすがバランスよく遊びの揃うぼうさいの丘公園と思えるのがスケートボード場。道具も必要でややマニアックな遊び場ながら、こんなものもあるという意味では注目の施設です。

利用時間:9時~21時

ソフトボールやサッカーで使われる多目的広場は、利用料金などは必要ないけれども、2ヵ月前から当日まで受付される申請が必要になります。

利用時間:9時~17時
休場日:12月29日~1月3日

他にもスポーツ関連ならば、遊びの池の隣にあるスリーオンバスケットやドッジボールのミニコートも利用できます。

小動物園は簡単なもの、間近で観察!

小鳥や小動物のみがほんの少しだけ飼われている小動物園は、間近で観察できる場所になります。

自然環境も実は防災に利用!野鳥の池、野草の回廊、季節の丘

公園の北側は自然環境を保全しつつ、いざという時には避難場所として活用されます。普段は野鳥や植物の楽園!

2万人の避難を想定する防災施設はどんな感じ?

公園中心部の丘の上、ふれあい広場にセンター施設があります。

開館時間:9時~21時
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)

自動販売機があり、普段は休憩などに利用できます。また授乳室もここにあります。

その他の防災関連施設

  • 備蓄倉庫
  • 耐震性貯水槽(300トン=約33,000人の3日分)
  • ヘリポート
  • 水施設(防水用水、遊びの池、流れ、野鳥の池も利用)
  • 放送施設
  • 照明施設
  • 避難広場

ぼうさいの丘公園を訪れるには(アクセスについて)

住所:厚木市温水783-1
連絡先:046-270-1035

ぼうさいの丘公園があるのは、厚木市の中心市街地を南西方向に少し外れた辺り。まだまだ住宅地が残る場所です。公園に直接アクセスするバスはないとはいえ、公園の東南北3方向に違う路線のバス停留所があります。また東名高速の厚木インターチェンジが近い場所です。

【自動車を利用する場合】

駐車場:無料
利用時間:9時~21時

西側第一駐車場の入口はアクセス路からT字路をちょっと入った先

西側駐車場(第1、第2)が公園西口へのアクセス路に面していて、遊具にも近いです。公園西側を南北に通っているアクセス道路にある、西口エントランスを挟んで第1、第2が並んでいます。

西側第2駐車場入口は西口エントランスのところ

それぞれ入口が違うことには、注意したいところです。ふわふわドームの脇の坂の上が、西側第1駐車場になります。西側エントランスからやや離れた、南側の坂の下にも西側第3、第4駐車場があります。

敷地内の段差で分かれるものの、北側第1、第2は同じ場所

北側駐車場(第1、第2)は、ふわふわドームの隣の芝生の原っぱから道路を隔てたところ。北側第3駐車場は、少し離れて坂を下ったところにあります。

東側駐車場(公園東口付近)は、隣接する東京農業大学や湘北短期大学の裏手側にあります。一番小さく少々見つけにくい場所で、遊びのスポットに近くもありません。ここにもあるということだけ把握しておくとよいでしょう。

【公共交通機関を利用する場合】

公式サイトからの引用
厚木バスセンター9番乗場から
森の里行き(船子経由)・・・柳町下車(徒歩10分)
七沢行き・広沢寺温泉行き・森の里行き(高松山経由)高坪入口下車(徒歩10分)

小田急本厚木駅南口から
14番乗場:東京農業大学行き東京農業大学下車(徒歩1分)

小田急線愛甲石田駅から
2番乗場:毛利台団地行き柳町下車(徒歩10分)

公式サイトでは当たり前のように書かれていないのが、バス会社について。どれもこの地域の交通を担う、神奈川中央交通(神奈中バス)を利用します。最も便利だと思われるのが本厚木駅南口からの東京農業大学行きのバス。

公園の隣まで行くのは、この路線のみです。昼間であっても毎時3本ほど確保されています。ただし土日祝日の本数が少ないのが難です。その場合は他の路線で補います。公園の南北、徒歩10分ほどのバス停を利用することになる、他の路線はほぼ同じような使い勝手です。

厚木市のバス便のビックターミナルになっているのが、厚木バスセンター。本厚木駅北口東北方向にあります。本厚木駅も停まるバスのほうが少ないので注意が必要です。愛甲石田駅を利用しても、厚木バスセンター利用時と所要時間など大きな違いはないです。

厚木市でバスを利用する時の鉄道駅に関しての豆知識、よろしければご参照ください。荻野運動公園あつぎこどもの森公園の例ながら、ぼうさいの丘公園の場合でも同じことが言えます。

関連記事:子どもと無料で楽しむ荻野運動公園

まとめ:便利、快適、盛り沢山なところはさすがの用意周到な公園

商業地も近く、市街地の中にありながら、自然も溢れていて快適な公園です。そこに周到な準備でできた公園。遊具も抜かりなく揃ったしっかり遊べるぼうさいの丘公園、普段使いのお出かけだからこそ、有力な選択肢になります。

公式サイト:厚木市 ぼうさいの丘公園