子どもと無料で遊具を楽しみたいならば、のんびりゆっくり1日かけて巡るのがよさそうな場所になります。楽しめる公園といえば、大型コンビネーション遊具があるところは定番。
![聚楽園公園の大型コンビネーション遊具](https://i0.wp.com/mama-fuente.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/syurakuenkoen202432.jpg?resize=960%2C640&ssl=1)
大きな公園ならばいくつもあることも。対してそれぞれが独立した公園なのに、結果として少しづつ持ち味の違う大型複合遊具をひとときに楽しめるのが、愛知県の東海市にある花の道なのです。
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子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。街のシンボルとなっている、聚楽園大仏が顔をのぞかせる丘の稜線に位置します。市の健康福祉の拠点となるのがしあわせ村。
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保健福祉センターや、14種類のお風呂と温水プールのある、健康ふれあい交流館があるしあわせ村と、昭和天皇ご成婚記念に私財で建立された聚楽園大仏があるのが聚楽園公園。
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聚楽園公園のある東海市の市役所のところには大池公園があります。市役所と公園の間には、名目上の境界はあります。とはいえ実態として感じるのは、一体になっていること。
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子どもが遊具で遊べる場所、小動物園、運動施設、植物園、彫刻の広場、市営温水プールなどが、大田大池の周囲に並び、さらにこの区画には東海市立中央図書館があります。
![池下公園の大型コンビネーション遊具](https://i0.wp.com/mama-fuente.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/ikeshitakoen3.jpg?resize=960%2C640&ssl=1)
行政上はこの区画に隣接する街区公園でしかない池下公園にも、大型コンビネーション遊具があります。隣が市役所なので利便性は極めて高いのです。
![池下公園大型コンビネーション遊具](https://i0.wp.com/mama-fuente.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/ikeshitakoen9.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
こういった点で市役所が行政や、生活の諸手続きに留まらず、遊びやレジャーの中心地といってもいい東海市。
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市役所隣の大池公園から聚楽園公園まで遊具で遊べる大きめのふたつは、いくつかの連絡橋なども使いながら、全部で4つ! の公園や遊び場でほぼ一体となり連なっています。
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集中する公共施設を含めた使い勝手もみながら、いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場となる一帯をまとめて、お出かけに役立つようガイドします。
子どもが大型遊具で遊べる花の道をしっかり解説!
正式には平洲と大仏を訪ねる花の道となる公園の連なりは、南側の大池公園(さらに池下公園も隣接)と、北側のしあわせ村(聚楽園公園)を結ぶものになります。
- 花の道の公園一覧
- 大池公園(東海市役所隣接)
- 大窪公園(キャンプ場、バーベキュー場あり)
- 加家公園(メルヘンの森、展望台、細井平洲像と物語展示、遊具)
- 聚楽園公園(しあわせ村、聚楽園大仏所在地)
東海市役所と大池公園、境界はどこでどんな感じ?
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池下公園は市役所の南側に隣接。そこから市役所第1駐車場を挟んで市庁舎があり、市庁舎には市営プールの建物が並んでいます。さらに、東側には商工センター、農業センターなど。
![大池公園展望の丘から農業センター方面の眺め](https://i0.wp.com/mama-fuente.jp/blog/wp-content/uploads/2019/05/052919_0839_10.jpg?resize=803%2C535&ssl=1)
市街地との境目、一般道が隔てているのは、こういった市の施設。さらに奥になる北側の丘陵は大池公園になっています。特に農業センターの先は、大池公園の展望の丘です。
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市庁舎はL字型をしていて、加えて市営プールの建物と北側の大田大池で囲うように芝生の彫刻の広場があります。まるで市庁舎の中庭のように見えても、大池公園の一角ということです。
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どちらかといえば公園の隣に市役所があるというよりも、公園の中に市役所があるというか、市役所の中に公園があるというか、とにかく一体化しているのです。
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この彫刻の広場とは市庁舎の反対側、西側にも駐車場があります。駐車場北側先になる池のほとりには、大池公園のテニスコートがあります。大池公園で遊具のあるのは、大田大池の北側。市役所とは反対側です。
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確かに大池公園の遊具までは、少し距離があります。ただ遊具近くにも軽食の提供含めた売店ふらっとがあるとはいえ、市役所と一体化しているメリットがあります。
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トイレなどだけでなく、食堂や喫茶店、売店などが使えることがあります。特に食堂に関しては、公共施設のものでよくみられる通りのリーズナブルな価格。
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売店では物販のみならず、自動販売機もたくさん並んでいます。
大池公園からウェーブブリッジを渡ると大窪公園
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森の中を抜けてゆく道になる大窪公園。大池公園からは公園第1駐車場のところにある売店横から、歩道者用陸橋となるデザイン歩道橋ウェーブブリッジで向かいます。
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ほぼ緑の連絡路といった感じは、実際には森の道ではあれ、花の道と呼ぶ場所の始まりを印象付けます。
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大窪公園のもう一端、メルヘンブリッジを渡るとメルヘンの森。加家公園の芝生のきれいなエリアとなる場所に続きます。
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大窪公園のメルヘンブリッジの手前は、キャンプ場になっています。テントを持ち込めば宿泊も可能。屋根付きの共同かまどがあり、デイキャンプのバーベキュー場として利用してもよいです。利用料も無料です。
大窪公園キャンプ場利用受付:052-604-2034(大池公園管理事務所)
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ただし、大窪公園エリアには駐車場はありません。荷下ろし用に使う、キャンプ場利用者が一時停車できるスペースがあるのみです。
花の道のもうひとつの主役のある加家公園
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メルヘンブリッジを渡った先は、加家公園のメルヘンの森。橋から進むと芝生がきれいな斜面を、上っていくことになります。花の道は全般的に実態としては、木々の連なる連絡道です。
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その中でメルヘンの森は、西洋風の城下の道らしきモチーフが散りばめられています。そんな雰囲気を味わいながら過ごす芝生は、テントシェードなどを持ち込んでくつろぐのに、ピッタリ。
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メルヘンブリッジの袂にある駐車場とともに、斜面を上り切った辺りにも駐車場があります。ここから展望台のある辺りまで、湾岸地域を望む崖線に細長く続いている一帯には、もう公園の駐車場はありません。
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メルヘンの森の北側の駐車場の辺りの道のところから、木々の繁った道がずっと続きます。その中に万葉の広場があり、さらに続くのが加家公園学びの広場。
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細井平洲についての展示がある場所になります。このエリアは地元出身の江戸時代の学究の人、細井平洲の足跡を辿れる展示と銅像がある場所です。
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米沢9代藩主上杉鷹山(治憲)は、疲弊しきった米沢藩を立て直した実績と、その治世でのエピソードから、江戸時代の代表的な名君として名高い藩主なのです。
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その師匠とされるならば当然の名声ながら、それもひとつの例に過ぎません。詳細を知るには市内の別の場所にある、平洲記念館こそが適切な資料館。
平洲記念館
住所:愛知県東海市荒尾町蜂ケ尻67番地
連絡先:052-64-4141
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だだし足跡を辿るパネルが並ぶ一角が花の道にもあるのです。そこには湾岸方面の市街地や工業地帯、伊勢湾岸道を望む展望台もあります。
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崖の上とはいえ森の中になっているため、眺望があるのはこの展望台のみ。この展望台のところを進むと崖下に続き、花の道の探索は終わってしまいます。
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展望台の少し横に細い一般道と連絡する出入口があります。市街地を挟んでも、加家公園は続いています。
慈眼寺のお墓なども見える道から住宅街を抜けるのが、聚楽園公園まで散策を続ける道になります。
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崖下に続く道の先、最初に湾岸方面に曲がれる角を進めば、また花の道が続いています。この一般道区間は少しの間だけです。
聚楽園公園からの連絡橋の先には加家公園行の広場
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市役所から花の道をたどって、一般道を少しだけ経てたどり着くのが、加家公園行の広場。聚楽園公園からやはり、歩道の連絡橋を渡った先でもあります。
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2連のものとチューブの滑り台のある、小さな幼児用コンビネーション遊具と砂場。それからすべり台があるのみの公園。
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ただ一見、形は標準的なものにみえるすべり台の滑走面が、グリッサンド素材なところは、いまどきの仕様といえます。
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聚楽園公園への連絡橋からも、東海市の湾岸地域にある工場群を見渡せます。先のほうには伊勢湾岸道の名港東大橋も見えています。
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湾岸方面とは反対側、ちょうど連絡橋の小さな公園のほうになるのがアピタ東海荒尾店。この大型スーパーマーケットは食料品の調達や、飲食店の利用にとても便利です。
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行の広場への園路は丘を越えて、また下りる道。冒険気分は盛り上がる道なので敢えて行くのも一興。
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一般道のほうに迂回もできて、アピタに寄るなら迂回路のほうです。アピタには当然のことながら大型駐車場が完備されていて、その横に出ることになります。
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アピタ東海荒尾店にはフードコートがあるほか、オムライスレストラン、各種ファーストフードが出店しています。おにぎりや寿司、総菜、スナック、アイスクリームなどのお店もあります。
- アピタ東海荒尾店のファーストフード
- マクドナルド
- ケンタッキーフライドチキン
- ミスタードーナツ
- タリーズコーヒー
大きめの主要な公園ふたつに共通するもの
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花の道では大池公園と聚楽園公園が、子供と遊べる大型複合遊具のある公園で、なおかつ他の利用方法としても、楽しい施設がある主要な公園になっています。このふたつの公園で共通するものになっているのが大きな池。
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聚楽園公園のヤカン池、大池公園の大田大池は東海市を含む知多半島や、名古屋の東側の水利を物語るものです。こういったため池が多くみられるのは、水に苦労をしてきた地域の歴史が背景です。
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現在は1961(昭和36)年に完成した愛知用水によって心置きなく農業が営まれ、湾岸地域の工業を支え、地域の水道用水も確保されています。木曽川の水を岐阜県の八百津町から引き込むことで、いまではため池などに頼ることはなくなりました。
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木曽川は長野県から岐阜県を経由して、そのまま知多半島の方には流れず、河口は伊勢湾の最奥部で東海市の対岸ともいえる辺りに、ちょうど名古屋の街を迂回するように流れています。
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そのため水を得るためには貯蔵することが必須だった地域柄。本来の役目を終えた今、こうした池は憩いの場、潤いの要素として機能しています。
大池公園と聚楽園公園、温水プールの様子はどう違う?
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花の道には大きな温水プールが、ふたつもあることになります。とはいえまるで同じ趣向のものがあるのではなく、聚楽園公園にあるもののほうがレジャー志向が強いものになっています。
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しあわせ村については、温浴施設でもあり、スパの一環としてレジャープールがある感じ。ガーデンレストランしあわせ村じゅらくという施設で、食事や喫茶も本格的に楽しめます。
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東海市役所隣の市営プールのほうはあくまで水泳のための場所です。プール専用ではなく、市の施設全般を利用するために使える託児施設も建物内にあります。
大池公園と聚楽園公園が花の道で遊具に注目する場所
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平洲と大仏を訪ねる花の道でバラエティに富んだ遊具が並ぶところになるのが大池公園。長いローラースライダーを含むコンビネーション遊具があるのが聚楽園公園になります。
![大池公園遊戯広場の大型コンビネーション遊具](https://i0.wp.com/mama-fuente.jp/blog/wp-content/uploads/2019/06/ooikekoen20249.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
隣接する池下公園だけでなく、花の道を代表する大池公園、聚楽園公園それぞれの公園の遊具についても、関連記事で詳しくご参照頂けます。
![聚楽園公園(しあわせ村)大型複合遊具](https://i0.wp.com/mama-fuente.jp/blog/wp-content/uploads/2019/06/syurakuenkoen202423.jpg?resize=320%2C180&ssl=1)
花の道を訪れるには(アクセスについて)
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住所:愛知県東海市中央町1丁目1番地(東海市役所)
連絡先:052-603-2211
駐車場:無料
無料で使える駐車場が東海市役所の他、大池公園と聚楽園公園、加家公園に2か所づつあります。公共交通機関を利用するならば、名鉄常滑線に各エリアへの最寄駅があります。
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聚楽園駅前が聚楽園公園の入口になっているほか、太田川駅から市役所に向かうにはバス便もあります。また新日鉄前駅付近から加家公園へ上っていく坂道もあります。
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東海市役所への詳しいアクセスは隣接する池下公園の関連記事で、大池公園、聚楽園公園(しあわせ村)へのアクセスは大池公園の関連記事や、聚楽園公園の関連記事で、ご参照頂けます。
まとめ:いろいろな顔を持つ公園の集まり、散策道には学びもあり
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市役所がハブとなっていろいろな遊びやレジャーを楽しめるのはさすが。長大な散策路となる花の道では、この地を郷土とする名士の足跡を辿る学びもあります。
公式サイト:東海市役所
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