子どもと無料で楽しむ西亀有せせらぎ公園と藤塚西公園【東京都葛飾区、人気の遊び場】



東京都葛飾区、亀有の駅から行く公園ということで、思い起こすことがあるかもしれません。世代によって関心度に違いはあれど、駅前に着いたならばやはり目に入るでしょう。

亀有公園がある側でも、そうでなくとも待ち受けているものがあります。駅から降り立てば両津勘吉の像だけでなく、「ゴルゴ13」と並んで世界でも有数の発行巻数を誇る漫画に関連のものが見つかります。

亀有公園の大型コンクリート製すべり台

亀有公園を訪れてみれば、砂場に向かって滑っていくコンクリート製の、大きなすべり台や複合遊具、ブランコなどがあります。公園前に派出所は見当たらないものの、みどころはあり。

名前は知られる亀有公園は、ほとんど駅前公園。でも亀有の公園で遊ぶならば、また違う選択がかなりな魅力です。ちょっと古典的な巨大リングトンネルがすごく、交通公園や動物とのふれあいがあったり。

そんな上千葉砂原公園に駅から向かうには、なんてことはないただ水路や遊歩道であるだけの公園が道しるべになったり。子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。

上千葉砂原公園は、そう呼ばれているところだけが注目ではないのが面白いところ。それは道すがらで、曳船川親水公園を楽しめるということではありません。他の同じような水路は注目ポイント。

西亀有せせらぎ公園をみれば、ただの遊歩道、水路である以上に、暑い盛りには徒渉池としてたまらない価値を発揮します。さらに四つの公園を結んで一体となす園路としても機能します。


上千葉砂原公園藤塚西公園藤塚東公園中道公園西亀有せせらぎ公園によってひとつになるのです。上千葉砂原公園以外では、遊具の面で藤塚西公園もかなりの魅力があります。

いちおう駐車場も用意されて、専門の職員の存在なしには語れない施設のある上千葉砂原公園、それでも大公園とまではいえなそうな規模。ましてや住宅街で地域の公園のようにみえる藤塚西公園

それなのに、刺激的な遊具、面白い着想の遊具となかなかの魅力。上千葉砂原公園は別途特集ありなのでそれ以外に焦点を当てます。いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場へのお出かけに役立つようガイドします。

子どもが大型遊具で遊べる藤塚西公園をしっかり解説!

西亀有せせらぎ公園が結び合わせて、夏の水遊びのみならず魅力的な遊び場となっている公園群。ひとつには上千葉砂原公園の大型遊具と交通遊具、動物とのふれあいといった遊びに注目。それを除けば遊具の面白さでいえば、藤塚西公園が気になります。

藤塚西公園には遊具がぎっしり

大きなすべり台がとても目立っています。これはなかなかのスケール。滑走する部分はいまどきのローラーすべり台でも、グリッサンドタイプでもないです。

おおよそは、よくあるすべり台の様式が巨大になったもの。どのくらいなのかといえば、ざっとみてふたつ分ほどか。

途中でスピード調整するところがひとつなのでふたつ? かと思えば、傾斜を緩めた部分の前後が微妙に長いのかもしれません。上るところの構造をみると3段分あります。

滑走面をよく見ると、ただよくあるステンレスの板なだけでもないです。パイプが縦に並ぶ形。つまり抵抗を減らして、思いっきり豪快にすべれるように意図されています。

安全への配慮は傾斜でと考えているよう。上に行くにはラダーのみで、まずは不用意に使われないよう配慮済み。四段の搭になっている部分も滑走部も、ラダーの柵で防御も万全。

それもあって、遠慮なしの高さが実現されているような感じ。最上部からはさすがの眺め、園内の迷路風遊具の様子もよく分かります。こちらも大きな遊具で、ラダー迷路です。

ジャングルジムのようなアクション要素は皆無のもので、あくまで迷路として楽しむのみ。だから幼児でも大丈夫。

巨大すべり台のほうはラダーを上る時には幼児の場合、しっかりサポートは必要になりそう。その上での挑戦ということで、クリアして駆け降りれば、たいそうなご褒美になりそうです。

ラダー迷路は難易度は高くなく、それでもスケールが大きいために、もう少し高い年齢層でも取組甲斐がありそう。

傍らのコンビネーション遊具は、いまどきのものそのもので、対象もあくまで幼児向け。樹脂製のふたつのすべり台といい、高さといい、登坂部分の短さといい、難しくはないです。

中央部のパネル遊具の雰囲気そのまま、やさしいものです。ただし、雲梯部分がこの遊具から伸びていて、これは容易ではなさそう。

藤塚西公園にはもうひとつ、ラダーの遊具があります。明らかに船をイメージしていると思われる形で、展望デッキと思しき部分がふたつ。

鉄の棒で組み立てられているという、古典的要素が強いやもすれば懐かしさを内包する遊具が多いものの、そのジャンルの中でだけ考えても、種類のバランスがよいです。

決して広くはない敷地に、ぎっしり詰まっていると思えるくらいの密度で並べてあります。あとはスプリング遊具もささやかに2基。

囲い付きの砂場も大きくはないとはいえ、しっかり用意されています。なかなか抜け目のないレベルで充実しているといえそう。

さらに遊具というか、まるで別の趣向になる遊びもあります。ピラミッド型のもので、全体は階段状。なのでピラミッドのタイプとしては、アメリカ大陸の古代文明風。

四つの側面にはスロープが配されています。滑面なのは暖色と寒色の二面、それぞれ足許は砂場になっています。

すべり台の代わりにならなくもないものの、どちらかといえば駆け上がるスロープなのか? 残りの二面はデコボコしています。一見は上りの手段のように思えそう。

デコボコは真ん中の部分と、その両脇では形が違います。両脇は階段と共存しています。こちらも滑るのは無理でも下りるのは可能。

いずれにせよ遊びなのですから、いろいろやってみればいいのです。最頂部の何かに使えそうな三角形の台座。どんな風に使っても構わないのは同じです。

西亀有せせらぎ公園の北端部、藤塚西・東公園に挟まれた部分

西亀有せせらぎ公園を中心軸にした公園のまとまりの中では、西亀有せせらぎ公園の北端部を挟むようにしてある藤塚西公園藤塚東公園

南東の端になる上千葉砂原公園に、遊具の面で並べて語れるのが、藤塚西公園。名前の通り西亀有せせらぎ公園の北端部の西側に、特徴的な遊具を揃えて存在しています。

藤塚東公園にも少し遊具あり

西亀有せせらぎ公園の北端部の東側にあるのは、藤塚東公園藤塚東藤塚西西亀有せせらぎ公園の北端部こそ、一体化した公園群の中でも、まさしくひとかたまりといった様子。

三つを分けて考える方が、実際の利用にあたってはなんだかおかしな話になってきます。藤塚東公園には、ブランコに鉄棒、スプリング遊具があるだけと思うのは不適当。

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藤塚西公園の魅力的な遊具には、これらも加わると考えるのが妥当というものです。実際問題、かなりが揃っている藤塚西公園には、「子どもと楽しむ公園」シリーズでいう御三家遊具はないです。

つまり、ブランコ、鉄棒がなく、御三家残りひとつになるすべり台の単独のものは、藤塚西公園に規格外で置かれるという、藤塚東公園と相互に補完する状況になっています。

こうしてひとまとまりとしてみれば、この規模にしてさらに、なかなかあり得ないレベルの充実ぶりをみせていることになります。

ひとつひとつの単価が安いためか、とりあえず遊具といえば! の代表なのがスプリング遊具。藤塚東公園にも藤塚西公園にも置かれています。

そんななんてことない遊具でも、とりあえずどころか、類まれなレベルで濃密な遊具密度に一役買って、楽しさに輪をかける存在になっています。

健康遊具も藤塚東公園だけなら目立つ存在。中央部に多くのスペースを占めるパーゴラの休憩スペースとともに、大人も和める場所です。

ところで健康遊具は、地域の公園群を散策するテーマに設定されるもの。藤塚東公園に限らず、公園群五つのすべてにあって、ひと回りするとなると全長1,750 mになっています。

中道公園の遊具は幼児向け?

広い砂のフリーグラウンドの傍らに、丸いラダーが備わる電車モチーフのちょっとした複合遊具があります。他には定番のブランコ。

メインになる複合遊具の様子からしても、ほぼ対象は幼児向けということになりそう。西亀有せせらぎ公園の一番西側の向こう、なので全体図から自ずと南側になる位置に中道公園があります。

挑戦し続けたければいくらでもできるようになっている、円形のラダーを備えるといっても、複合遊具はごくごく難易度は低いもの。変形ラダーから乗り込むのは難しそうながら、絶対のルートではないです。

模擬機関車の先頭部分には階段があり、トンネルをくぐってなら至極簡単。おまままごとカウンターの存在も、幼児向けであることを物語るよう。敷地の多くは砂の自由広場なのが中道公園です。

上千葉砂原公園は大型遊具に限らぬ魅力が

藤塚西・東公園にはない、これまた別の魅力を強烈に放っています。遊具をみても上千葉砂原公園のものは、いろいろな遊びが組み込まれた大型遊具になります。

迷路のような冒険に向かう面白さといった要素があるとしても、遊具だけなら一点豪華な面は否めません。それでも加えて、交通公園が特にコース取りがよいこと、動物とのふれあいもあります。

子どもの遊び面でも、この公園群で欠かせない側面もあります。上千葉砂原公園については別途単独で特集記事があります。ともにご参照頂ければ、ご参考になるはずです。

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四つの公園を結ぶ西亀有せせらぎ公園は夏に本領発揮

こうした四つの公園を結ぶ役割を果たすのが西亀有せせらぎ公園です。各所の健康遊具を巡りながらの散策路、遊歩道であるほかに、夏には水遊び場として機能するところがみどころです。

逆さにTの形をしている西亀有せせらぎ公園の、南北を結ぶ部分に徒渉池があります。ほぼ夏休みの前後、10時から16時30分まで通水ポンプが稼働します。

実質的に路であることもあって、一般道でとぎれとぎれであっても、水路の流れとしての規模は長く大きなもの。とても特徴のある水遊び場だ! といえる結果になっています。

西亀有せせらぎ公園や藤塚西公園などを訪れるには(アクセスについて)

西亀有せせらぎ公園
住所:東京都葛飾区西亀有1-10地先から3-16地先まで
連絡先:03-3694-2474(葛飾区公園課公園管理事務所)
藤塚西公園
住所:東京都葛飾区西亀有3-3-8
連絡先:03-3694-2474(葛飾区公園課公園管理事務所)
藤塚東公園
住所:東京都葛飾区西亀有3-16-1
連絡先:03-3694-2474(葛飾区公園課公園管理事務所)
中道公園
住所:東京都葛飾区西亀有1-3-1
連絡先:03-3694-2474(葛飾区公園課公園管理事務所)
上千葉砂原公園
住所:東京都葛飾区西亀有1-27-1
連絡先:
交通遊具の貸出、団体利用に関すること
03-3604-2610(交通公園事務所)
動物広場の利用、団体予約に関すること
03-3690-4460(ふれあい動物広場)

アクセスは基本的に、上千葉砂原公園を目指す場合に準じます。関連記事もご参照ください。

【自動車を利用する場合】

駐車場:なし(ただし上千葉砂原公園の有料駐車場を利用する手あり)

4つの公園は事実上一体であるものの、そうはいっても連結している西亀有せせらぎ公園は住宅街で細長く展開している小径でもあります。だから上千葉砂原公園の駐車場がどこからでも近いといってしまうのは、若干の語弊があります。

それでも四つの公園の周囲で駐車場を探せば、上千葉砂原公園の駐車場は最初の選択肢になります。そしてどの公園にも一般道を横断することはあっても、園路を通して利用できる状況です。

【公共交通機関を利用する場合】

最寄駅:常磐線亀有

JR常磐線亀有駅約1.3 kmで藤塚東公園に到着します。ここを目指す場合には住宅街を抜けていきます。

最寄バス停留所:上千葉砂原公園

四つすべてを考慮すると広い範囲に跨ります。そのためどこかにより近いという意味では他にも選択肢はありますが、いずれにせよ上千葉砂原公園停留所は最寄といっていいです。

まとめ:水遊びの道が結ぶユニーク遊具が並ぶ公園群

すべて違う名前はついている五つの公園。ぜんぶでひとつだと言いたくなるのは、すべてが事実上繋がっているからです。けれども至る所で一般道で隔たっているのも事実。どれもがよく補完する関係なのも事実。

いずれにせよ、公園群のどこかに出かけたならば、他にも関係が深い公園があることを、心に留めて置くとよいのは間違いないです。

公式サイト:特にありません



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