あいち健康の森・げんきの郷がよく分かる【愛知県大府市、東浦町、人気のお出かけ】



まるでテーマパークのようにも思える、子どもの森のいろいろな大型遊具だけでも、かなりな規模の公園と同じレベルになっています。愛知県大府市(一部が東浦町)にあるあいち健康の森公園は、遊び場としてもそれだけではないのです。

記事公開後、コロナ対応を経て現在のあいち健康の森の遊びは大幅に変化しました。本記事の内容はまだ変更に対応できていません。

最新の情報は取材を完了しました。あと少し更新までお待ちいただけますよう、お願いいたします。

子どもの森だけでなく、さらに大型遊具が立ち並ぶ、いくつもの芝生広場(大芝生広場、芝生広場さんさん広場がある公園内には、とても立派な施設も揃っています。愛知県が健康と長寿を考え推進する拠点として、大府市と東浦町に約100 haの規模をもくろむのがあいち健康の森

中核施設となっているあいち健康プラザさらにあいち健康の森公園を中心に、構想に呼応するようにあいち知多農業協同組合が出資して運営されている、JAあぐりタウンげんきの郷も隣接しています。

薬草園には遊び道具も

公園と一体のようにつながる薬草園も、球技場テニスコート体育館などとともに、普段から気をつけられる健康づくりの施設でもあり、健康や長寿に関わる研究や学習を象徴するもの。あいち健康の森には、国立長寿医療研究センターという、高度な高齢者向け医療と研究の施設もあります。

あいち健康プラザも目的は、滞在型にも対応する体験学習施設を期したもの。結果としてあいち健康の森公園は、泊まれる公園にもなっています。いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場としての側面を中心に、お出かけに役立つようガイドします。

子どもが大型遊具で遊べるあいち健康の森公園

あいち健康の森公園大型遊具に注目のエリア
大芝生広場(大型コンビネーション+幼児遊具コーナー)
芝生広場(大型コンビネーションとターザンロープ)
さんさん広場(大型コンビネーションとターザンロープ)
子どもの森(テーマパークのような大型遊具を巡る一画)

大芝生広場にはアスレチックテイストが強い子ども遊具

大芝生広場にあるのはリングトンネルが張り巡らされた子ども遊具。滑ったり登ったりの山やチューブスライダーが組み込まれた大型コンビネーション遊具でもあります。

他に幼児のための遊具を集めたすくすくランドもあります。子ども遊具がハード過ぎると感じても大丈夫です。

芝生広場のターザンロープはコンビ!小さめのコンビネーションも

ブランコの進化形と考えるターザンロープ。よくある一方通行のワイヤー吊りのタイプに対して、究極形ともいえるレールウェイタイプまでもコンボであるのが芝生広場

それから大芝生広場よりもコンパクトな(けれども充分大きな)リングトンネルのコンビネーション遊具もあります。ブランコの進化! については関連記事をご参照ください。

関連記事:【おすすめ遊具】公園選び写真満載の参考書、どこにある?が一目瞭然

さんさん広場も芝生ながら、ワイルドネイチャーな雰囲気と遊具

こちらも芝生のさんさん広場にあるのは、やはりターザンロープとまたまたリングネット? かと思いきやターザンロープは確かにそのものながら、ネット遊具のほうはリングは吊り下げるためのもの。表現するならば吊り下げネットというのがふさわしそうです。

いずれにせよ、さんさん広場にあるのは、木の質感がテーマとして貫かれた遊具です。吊り下げネットのほうも木々の渡りを表現。滑り台も組み込まれたコンビネーションになっています。

3つの芝生広場の大型遊具は関連記事でしっかり解説!

芝生広場の大型遊具を詳しく知るための関連記事は、別途用意してあります。合せてご参照ください。

関連記事:子どもと無料で楽しむあいち健康の森公園芝生広場エリア徹底解説

子どもの森を駆け巡る冒険は心踊る体験

いくつものロングスライダーが森を駆け巡る子どもの森は、一帯の丘陵を冒険しながら大型遊具を走破するテーマパークのような場所。こちらもまた別の関連記事で、詳しく解説しています。

関連記事:子どもと無料で楽しむあいち健康の森公園子どもの森徹底解説

長寿と健康の施設はあいち健康プラザの他にも!

長寿と健康の体験学習施設の役割をもくろむあいち健康プラザ。実際にはもっとレジャー寄りに使われているとはいえ、さまざまなアクティビティは、確かに健康増進に役立ちそうです。そしてそんな目的なら、あいち健康の森にはもっと施設があります。

広いあいち健康の森では、公園第2駐車場付近の高い塔が現在地を把握する目印

あいち健康の森公園がいくら遊具があちらこちらに沢山! とはいえ遊具のある場所以外こそ、散策やジョギングなどで活用できる憩いの場で、実際には大部分を占めています。そしてさらに周辺施設を加えて、あいち健康の森になっているといえます。

管理棟売店:げんきの郷やあいち健康プラザのレストランの他にも飲食できる売店が!
飲食店
げんきの郷(飲食店が多数出店する隣接する施設)
あいち健康プラザ(レストラン)
交流センター(売店と飲食スペース)
管理棟(売店と飲食スペース)
宿泊施設・温泉施設
あいち健康プラザ
屋内施設
交流センター
あいち健康プラザ(健康関連施設)
スポーツ施設(有料)
球技場
テニスコート
ベビーゴルフ場
体育館
あいち健康プラザ(プール・フィットネス)
散策路
いのちの池(フォレストブリッジが渡される上池と下池で大きな面積を占める)
蛇ヶ寝池(手つかずの野性的な池)
香りの小径(植物の散策路)
ほたるの里(ビオトープ的な場所)
生きもの達の谷(ビオトープ的な場所)
ふるさとの森(47都道府県の木が植えられた森)
健康ロード(健康器具が並ぶ)
薬草園(薬用植物の植物園)

また、ジョギングコースが園内を巡っています。

交流センターには屋内の遊び場も

有料の展示館としてスペース利用もできるあいち健康の森公園内の交流センター。それだけでなく、通常利用する人のためのサービス施設もあるので、覚えておきたい場所です。

園内のいのちの池を跨ぎ、大芝生広場方面からあいち健康プラザへと渡るフォレストブリッジのゲートのような建物が交流センターです。

トイレや売店、休憩スペースなど便利な場所なうえに、幼児向けの遊び場も設けられています。

交流センター開場時間:9時~17時
休業日:12月29日~1月1日

管理棟周辺にはスポーツ施設、そして遊具の貸出も

公園の管理棟周辺に各種スポーツ施設があり、予約のうえ有料で利用できます。各施設の料金はウェブサイトで確認できます。

関連リンク:あいち健康の森有料施設の利用料金一覧

有料施設休業日:12月29日~1月1日

有料施設の利用時には予約が必要となっていてネットあいちで手続きをします。ただし、それに先立って利用者登録が必要です。あいち健康の森公園管理棟で申込を行うか、郵送にて対応となります。

中でも子ども料金の設定があるのが、ベビーゴルフ場、これはいわゆるパターゴルフになります。全9ホール(パー36、全長291m)でパターとボールは無料で使えます。そしてベビーゴルフ場は当日現地受付で大丈夫です。

期間限定のベビーゴルフ場セット割引ポスターセット割引も試行されている模様 大人と子どもセットで350円

ベビーゴルフ場利用料金:大人300円(中学生まで120円)、ロッカー利用無料
ベビーゴルフ場利用時間:9時~17時(受付は16時終了)

管理棟の前にはミニカー(コイン式バッテリーカー)、一回100円で利用できます。また管理棟では、毎週土日祝日には遊具の貸出も行っています。

貸出遊具の種類
なわとび
たけうま
フラフープ
ぬりえ

泊まれて、くつろげて、体を鍛えて、ためになるあいち健康プラザ

あいち健康の森公園が立派なホテルに泊まれる公園なのは、あいち健康プラザがそうであるため。入館のみや図書、資料の閲覧なら無料です。トイレや食事に利用できます。特産品、お土産なども買える売店も入っています。

あいち健康の森あいち健康プラザ
健康開発館 健康に関するさまざまな講座の開催
アスレチックルーム・温水プール
カフェ
プール
トレーニング
健康評価
など有料
健康科学館 健康や体に関する展示 入場料有料
健康情報館 健康に関する図書、資料の閲覧 閲覧無料
健康宿泊館 宿泊施設、日帰り温泉施設、レストラン 有料

飲食店はカフェもレストランもどちらも営業。レストランは季節の会席コースもある本格派です。

カフェ森の里営業時間:9時~17時
定休日:月曜日
レストラン花の木営業時間:7時~9時、11時30分~14時、17時~21時
(予約制での利用となります、予約は1名から)

健康の森プラザホテル公式サイト:あいち健康の森プラザホテル

あいち健康の森温泉もりの湯は天然温泉です。日帰り利用もできます。
温泉利用料金:大人610円、小学生200円、未就学児無料
営業時間:11時~21時
定休日:月曜日(日帰り客のみ)

あいち健康の森薬草園では薬用植物を栽培

人の役に立つ薬用植物を栽培している植物園。薬用植物に関する展示もあります。園内は散策できます。

JAあぐりタウンげんきの郷は食と買い物が充実

あいち健康の森げんきの郷、魚太郎の食堂市場直送の魚屋さんの食堂

あいち健康の森公園で遊んだときは、隣接しているげんきの郷で食事というのもよい選択肢です。

芝生のふれあい広場を囲んだふれあい屋台村では、テラス利用含めて購入した軽食やおやつが食べられます。

本格派の食事だってだんらん亭なら大満足です。

直売マーケットはなまる市のある辺りでなく、すくすくヶ丘という一角もあります。

建物内の幼児が遊べる屋内イベントコーナーの隣はフードコートです。

ここには知多スイーツのお店もあります。物産館では知多半島の名産品販売もしています。

げんきの郷ではもっとゆったりと過ごすための温泉、めぐみの湯もあります。この中にもレストランがあります。

めぐみの湯利用料金:大人700円、3歳以上小学生まで400円
営業時間:9時~21時

もっと手軽に足湯に浸かるという手も! 1人100円ながら有料です。

すくすくヶ丘の中庭すくすくガーデンにある、じゃぶじゃぶふんすいせせらぎでの水遊び場のほうは無料です。

ふれあい広場にはであいの塔も立っています。階段がありますが展望塔ではありません。

げんきの郷公式サイト:JAあぐりタウンげんきの郷

あいち健康の森を訪れるには(アクセスについて)

住所:愛知県大府市森岡町9丁目300番地(あいち健康の森公園)
連絡先:0562-47-9222

大府駅からは、手前になる公園入口まで2 kmほど。子どもが歩けるかどうかは体力次第。敷地が広くあいち健康の森エリアの他の施設の利用も考えると、自動車での利用が無難です。

住所:愛知県知多郡東浦町大字森岡字源吾山1番地の1(あいち健康プラザ、ホテル)
連絡先:0562-82-0211

あくまで一体の敷地ながら、あいち健康プラザといのちの池の周辺が、行政上は東浦町です。

住所:愛知県大府市吉田町正右エ門新田1‐1(JAあぐりタウン げんきの郷)
連絡先:0562-45-4080

【自動車を利用する場合】

駐車場:無料(805台)
駐車場利用時間:7時~21時

公園には第1~第3駐車場があります。他にもあいち健康プラザ薬草園げんきの郷の駐車場も無料です。

第1駐車場は460台(普通440、身障者用8)分、中央エントランス大芝生広場に隣接しています。

第2駐車場は245台(普通227、軽9、身障者用2)分。街路を渡ると子どもの森があります。子どもの森には道路を横断せずに宝橋を渡って行けます。管理棟付近にも連絡しています。

第3駐車場は100台(普通97、身障者用3)分。第1駐車場出入口のところにある交差点の対面です。道路を渡らなければならない駐車場です。ここは大型車では利用できません。

もちろん、げんきの郷にも大きな駐車場(乗用車540台)があります。げんきの郷第1駐車場と道路を隔てた向かい側です。

公式サイトからの引用

大府東海IC(知多半島道路)から東へ約10分
名古屋南IC(伊勢湾岸道路)
または、共和IC(国道23号線)から約20分
豊明IC(伊勢湾岸道路、国道23号線)から約20分

最寄インターチェンジ:知多半島道路大府東海(約10分)

大府東海I.Cからは東に向かうと近く、分かり易いです。伊勢湾岸道路からきたならば大阪方面からは名古屋南I.C、東京方面からは豊明I.Cで下りてもよいでしょう。そのまま名四国道(国道23号線)を共和I.Cに向かうのが分かり易いです。けれども、もっと距離が短い道はあります。約20分が目安になります。

【公共交通機関を利用する場合】

公式サイトからの引用

JR東海道線: 大府駅下車
知多バス: あいち健康の森公園下車

最寄駅:JR東海道線大府駅前よりバス約6分

最寄バス停留所:あいち健康の森公園(知多バス大府循環線)
バス料金:大人210円(小児110円)

バス便利用に関しては関連するバス停留所がいくつかあります。

あいち健康の森利用時の関連バス停留所(大府駅前~大府駅前)
あいち健康の森公園口
あいち健康の森公園
(長寿医療センターを経由)
公園中央
あいち健康プラザ
げんきの郷

どのバス停留所を利用しても、あいち健康の森のどこかは利用できることになります。公園公式サイトで例示されているのがあいち健康の森公園バス停留所なのは、その後経由地を経て公園中央バス停に戻るからです。

ちなみにあいち健康の森公園バス停留所は第2駐車場子どもの森の間のところです。そのような事情のため、例えば大芝生広場に行きたいのならば、もっと先の停留所を利用した方が近いということになります。

ただし、そのような選択をしてもさほど違いがないのです。ここら辺の判断は本当に微妙な線になっています。公園に向かうような時間ならば、毎時1本は確保されています。時間帯によっては1時間に2本の場合もあります。

中部国際空港から向かう場合、名鉄常滑線で尾張横須賀駅より大府駅行の知多バス(横須賀線)で東半月下車徒歩15分のルートもあります。

げんきの郷には大府駅発の大府市のふれあいバスも運行しています。西コース(健康プラザ経由)、南コース(健康の森西口経由)を利用。

関連リンク:ふれあいバス時刻表

まとめ:楽しみ溢れる広大な公園の中に大型遊具が点在、しかもどれもが強烈

広くきれいな芝生が印象的なあいち健康の森、ウェルネスバレーとして一体のテーマでしっかり整備、施設が集まっています。散策に、スポーツに、買い物に、学習や研究に、医療に、そして子どもと遊べる大型遊具と訪れる目的はさまざま。それぞれ点在していながらも、ひとつひとつの楽しみの濃度が高いです。

あいち健康の森公園公式サイト:公園に遊びに行こう!あいち健康の森
あいち健康プラザ公式サイト:あいち健康プラザ