子どもと無料で楽しむ公園 ぐんまこどもの国【群馬県太田市、人気の遊び場】



ぐんまこどもの国はまさに名前の通り、子どもとの遊びが盛り沢山。全国各地のこどもの国と同じ様に、広い敷地、より取り見取りの遊具、児童館など定番の遊び場が揃います。さらに冒険のとりでのリニューアルによって、ここならではの魅力が加わっています。

子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。群馬県立となる金山総合公園ぐんまこどもの国は、冒険のとりでを代表とする無料の大型遊具や、格安で利用できるサイクル広場、ソリでコースを滑走するサマーボブスレー、雨天など悪天候でも問題なしの児童会館など魅力あふれる場所です。

いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場へのお出かけに役立つよう、まずは概要と詳しいアクセスなどをガイドします。また遊具のそれぞれと、特に冒険のとりでについては、それだけを別の一編にしてご覧頂けるようにします。

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子どもが大型遊具で遊べるぐんまこどもの国をしっかり解説!

日本の国土の中でも、際立って広い平野となる関東平野。地図を俯瞰して大きな目で見ると、北関東の茨城、栃木、群馬の3県では、県都周辺の平野がそれぞれ山塊に食い込んだ形をしているのが分かります。

茨城県筑西市県西総合公園から見る筑波山茨城県筑西市県西総合公園から見る筑波山

茨城県では単独峰を成す筑波山(最頂部は女体山、標高877 m)が山塊の南側にそびえます。それに比べれば高さが200 mほどとスケールは小さいながら、平野部の境界線、山塊の南部にやはり単独で存在する山が、他の2県、栃木、群馬にもあるのです。

ぐんまこどもの国のパノラマチェアぐんまこどもの国で山麗駅から山頂駅に向かうパノラマチェア

その群馬のほうが金山。戦国時代に岩松家純が築いた山城の跡地が残る要害の地。関東七名城のひとつとして豊臣秀吉の小田原討伐まで使われたといいます。現在は金山自然公園となる金山城址の西側、山裾と山体に食い込むように存在する平地の奥に金山総合公園ぐんまこどもの国があります。

栃木県栃木市・佐野市みかも山公園わんぱく広場栃木県栃木市・佐野市みかも山公園わんぱく広場

栃木のほうの三毳(みかも)山もまた公園として利用されています。似た環境のふたつの公園ながら、それぞれ違った遊び方になるのが面白い! みかも山公園の記事もご参照ください。

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みかも山公園の富士見台付近にあるチューブスライダーみかも山公園の富士見台付近にあるチューブスライダー

北関東の3つの山は、どれもが富士見の名所として知られる地です。中でも手軽な高さの三毳山に遊び場が点在するみかも山公園、金山の山裾を利用するぐんまこどもの国は、遊び場としても見逃せないスポット。おのおのの魅力の違いがあります。

金山総合公園ぐんまこどもの国の概要をリストで一覧

無料の遊び場
冒険のとりで(超巨大複合遊具)
ダイナミック広場(アスレチック風遊具やふわふわドームを周回)
わんぱく広場(芝生広場、夏の水遊び場も!)
かくれんぼの丘(築山に通されたトンネルが謎めいたスポット)
幼児広場(幼児向け遊具が集結)
児童会館(屋内施設となる無料の児童館、プラネタリウムなど一部有料)
有料遊具の遊び場
サイクル広場(色々な自転車とバッテリカーを運転)
山頂・山麗駅(サマーボブスレーや、散策のため山を上るパノラマチェアの駅)
体験学習施設
ふれあい工房(自然素材の工作と陶芸体験)
児童会館(各種教室や体験イベントを開催)
湿生植物園(園内の自然観察)
野鳥の森(園内の自然観察)
飲食・休憩施設
レストハウス(軽食メニューで提供)
TOKOTOKO(アイスクリームショップ、飲みもの、ポップコーンなども)
児童会館(休憩スペースあり、授乳スペースも!)

無料の遊び場のそれぞれの特徴!

格安の有料遊具もあるぐんまこどもの国ながら、無料の遊具も遊び切れるのか? と心配したくなるくらい沢山あります。それも決して見劣することがありません。

冒険のとりで冒険のとりで詳細編で詳しく解説!)

特に冒険のとりでは度胆を抜くスケール。途中に配置された遊具も盛り沢山に、かなりの急斜面を上って行きます。帰り道は長いローラー滑り台が待っています!

ダイナミック広場広場の遊具徹底解説編で詳しく解説!)

アスレチック風の遊具を周回するほか、ふわふわドームダイナミック広場にあります。加えてちょっと異色な遊具にも注目です!

わんぱく広場

公園入口となるエントランス広場からすぐ横のサイクル広場、少し先の右手方向に広がる遊具が揃う界隈と順番に抜けると、その先はレストハウスが見えてきます。

ぐんまこどもの国、芝生などで園内テント利用時の注意書き芝生などで園内テント利用時の注意書き

レストハウスに向かう園内路の向かって左手となる芝生広場が、わんぱく広場になります。芝生で自由に遊んだり、食事や休憩に使える他、噴水池とじゃぶじゃぶ池、それを結ぶ水路があり、夏には水遊び場となります。

じゃぶじゃぶ池営業期間:5月~9月
じゃぶじゃぶ池清掃日:金曜日(夏休み期間は月、金曜日)

かくれんぼの丘広場の遊具徹底解説編で詳しく解説!)

築山された塚にはトンネルが通してあります。入って見れば仕掛けがいろいろ。友達や兄弟姉妹でかくれんぼなどすれば面白さも倍増です。

幼児広場広場の遊具徹底解説編で詳しく解説!)

乳・幼児のためのスぺースももちろんあります。砂場のスプリング遊具やファンシーハウス、プランコ、滑り台、シーソーなどひと通りが揃っています。

児童会館広場の遊具徹底解説編で詳しく解説!)

無料で操作できる展示遊具ほか、自由に遊べるプレイルームや休憩など、使い道はいろいろな大型児童館。図書室で読書や体験イベントなどは小さな子どもから楽しめる内容です。高校生以上は、有料のプラネタリムのあるスペースシアターも注目です。

格安の遊びも加えてぐんまこどもの国の全容を解明!

ぐんまこどもの国、サマーボブスレー(ソリタイプのスライダー)サマーボブスレーはソリタイプのスライダー

無料の遊びが充実のぐんまこどもの国では、少しだけ費用負担のあるさらなる楽しみも待っています。とはいえ入場料は無料、あくまでひとつの選択肢です。

ぐんまこどもの国有料遊具利用料金
サイクル広場 サイクルモノレール 大人200円、小人100円
サイクル電車
おもしろ自転車
変わり種自転車
バッテリーカー 100円硬貨使用
山頂・山麗駅 サマーボブスレー 大人200円、小人100円
パノラマチェア

小人は4歳以上中学3年生、3歳以下は無料。
サイクルモノレールは身長120 cm以下の場合、保護者同伴。
サマーボブスレーパノラマチェアは小学校2年生以下は保護者同伴。

利用時間:9時30分~17時(11月~2月は16時30分まで)
運休日:(サイクル広場)月曜日、(山頂・山麗駅)平日

サイクルモノレール

交通公園での定番、足漕ぎの空中散歩となるサイクルモノレールぐんまこどもの国サイクル広場は街中を模したコースはありません。そのため交通公園というよりも自転車広場です。料金は1周分です。

サイクル電車

空中散歩に加えて、むしろ珍しいのはこちらでしょう。サイクル電車もまた足漕ぎ式の乗物。サイクル広場を取り囲むように敷設されたレールを、自分の力で周回します。こちらも1周分の料金になります。

おもしろ自転車・変わり種自転車

サイクル広場では、いろいろな形、仕組の自転車でコースを周回できます。コースは連続するヘアピンコーナーも選択できるもので、広場をぐるりと巡れます。料金は時間制で30分単位です。

バッテリーカー

100円硬貨を投入して運転できる電動ミニカー。見た目は自動車に限らずキャラクターものもあります。バッテリーカー専用エリアを自由に走れます。

サマーボブスレーとパノラマチェア

ロングスライダーでもっとも長い種類となるのがソリに乗って滑るタイプ。ぐんまこどもの国サマーボブスレーはこのタイプになります。コースはふたつあって、Aコースが502 m、Bコースが520 mあります。

スタート台までは遊歩道で、すちょっとした登山でもいけます。けれども、それはなかなか大変。コースがふたつあるのですからなおさらです。このようなロングスライダーは、スタート地点までどうやって行くのかも重要なポイント。

そこで利用したいのがパノラマチェアです。ケーブルリフトで山頂駅まで行けます。ふたつ合わせるとまさにスキー場に似た感じ。サマーボブスレーの名前に納得です。料金はそれぞれ一回利用ごとです。パノラマチェアは頂上付近の展望台へのアクセスでもあり、下りで利用しても構いません。

ぐんまこどもの国での体験学習

エントランス付近からレストハウスの裏にある幼児広場の奥。湿生植物園野鳥の森の方に向かうとそこにあるのがふれあい工房です。

中に入った高い屋根のホールには、簡単な無料の遊び道具も少しだけ並んでいます。

とはいえ、ふれあい工房の基本は、工作体験陶芸体験をする場所です。団体で予約をする以外の個人利用は、先着で午前、午後20名づつの定員制です。費用は材料費だけ200円かかります。

広い園内は1日楽しむのが妥当、食事もおやつも大丈夫

エントランスから少し進んだ先にあるレストハウス、遊具手前の芝生広場わんぱく広場に挟まれた辺りです。

椅子とテーブルが設置されたレストハウスの外には売店があります。メニューは軽食になり、うどん、そば、ラーメンやカレーがそれぞれいくつかの種類揃っています。

他にはスナック類に飲み物、かき氷やソフトクリームなどおやつもここで間に合います。

遊び道具の入手もこちらで。代金は売店で支払います。

ぐんまこどもの国レストハウスはレストランではなく、あくまで休憩施設。お弁当などを持ち込んでも構いません。売店で現地調達でもよいです。自由に使えるスペースになっています。

飲み物ならば、エントランス横のアイスクリームショップTOKOTOKOで、おやつにポップコーンと合わせて購入できます。広場の芝生に限らず、児童会館の中にも自由に飲食に使える場所が用意されています。

ぐんまこどもの国を訪れるには(アクセスについて)

住所:群馬県太田市長手町480(児童会館内公園管理事務所)
連絡先:0276-22-1448(公園管理事務所)
開園時間:8時30分~17時
(有料遊具の利用は9時30分~17時、11月から2月は16時30分まで)
定休日:無休(有料遊具は毎週月曜日運休、ただし月曜日が祝日の場合は火曜日)

無料で利用できる常設の駐車場が公園エントランス付近にあります。第1~第3に分かれていますが、どれもエントランス付近にあります。

どこに停めてもほぼ一体の駐車場です。強いて言えば第1駐車場第2駐車場の手前が近いです。混雑時には臨時駐車場がオープン。そこは若干遠くなります。

駅からも徒歩圏内、太田市の中心市街地も近く便利な立地の公園です。自動車でも公共交通機関でもどちらを利用しても問題ないでしょう。

【自動車を利用する場合】

駐車場:無料
駐車場利用時間:8時30分~17時15分

最寄インターチェンジ:北関東自動車道路
関越自動車道方面よりの場合、太田藪塚より約20分
東北道方面よりの場合、太田桐生より約15分

太田桐生I.Cからは、ぐるりと回りこむように向かうルートがいくつかあります。太田桐生I.Cからは金山城址や公園の背景地となっている丘陵のために直線的な道がありません。それでも距離は若干近いです。分かり易いのは太田藪塚I.Cなので、どの方面から向かうにせよ、そちらを利用するのも手です。

【公共交通機関を利用する場合】

最寄駅:東武桐生線三枚橋下車徒歩約19分

最寄駅から1.6 kmほどです。バス便はないため歩いて向かうか、タクシーを利用することになります。距離が近いため親子で利用すればタクシーでも、一般的なバス利用とそれほど負担は変わらないでしょう。

まとめ:冒険のとりでの迫力は圧倒的、ほとんどが無料の児童会館も含め死角なし

リニューアル後の冒険のとりでは、楽しみ満載のぐんまこどもの国の中でも圧倒的なものになりました。もともと沢山の遊具で遊べる公園が、パワーアップしたのですからたまりません。

大型児童館となる、児童会館内の遊びもほとんどが無料。屋内施設であり、休憩スペースも充実していることから雨の日にも大助かりです。また乳児、幼児の場合はむしろこちらが主な遊び場になるかもしれません。

格安の乗物含めて、死角なしといえるぐんまこどもの国。ここに来れば何度でも充実の時間を過ごせることでしょう。とても使いでのある遊び場になります。

公式サイト:
金山総合公園ぐんまこどもの国
ぐんまこどもの国児童会館



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