ふわふわドームとともに、ユニークな遊具が屋上に並んでいます。オノマトペの屋上は富山県美術館の屋上にある遊具の遊び場。ここは美術館らしい感性で、オノマトペがテーマになっています。
そんな遊び場にふわふわドームもあるのは、富山県美術館が冨岩運河環水公園内に建てられることになった経緯とも関係が! もともと人気だったふわふわドームが、ちょうどここにあったのです。
子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。建物の屋上に移ったふわふわを中心に、ある程度具体的に遊び方を示せるものから、そうでもないものまで。
共通しているのはぐるぐるやぷりぷりといった、オノマトペな名前を持つものばかりということ。行政が費用をかけて遊具を用意するのは、子どもにとって遊びが不可欠のものと考えているから。
遊びが大切なのは子どもに限ったことではないにしろ、発育の過程にある子どもだからこそ、遊ぶのがとても重要なことになります。具体的に身体能力の向上に繋がったり、社会性を育んだり。
夢中になってなんどでも遊んでもらえるように、遊具というものはあえてリスクを盛り込んで挑戦を促したりしています。それで危機管理能力を養ったり、学ぶというよりも生きる術を身に着けるといった感じ。
こうしたことはオノマトペの屋上では、デザインした佐藤卓氏がコンセプトとして、子どもにとって、学びも遊びも芸術も、境目はない! と言葉を寄せて強調しています。
「子どもと楽しむ公園」シリーズでは、このオノマトペの屋上の遊具を用意した遊具メーカー二社とも、インタビューでお話を伺ったことがあります。
ふわふわを除く遊具の制作会社の役員から、その折に教えて頂いたことがあり、遊具が決まりきった目的しか果たさないならば、それは遊具でなく道具だという内容。
使いこなせば、なんらかの目的を果たすのは道具。そうでなく遊具ならば、自由な発想で面白さや遊び甲斐を、子どもが見つけられるものであるべきというお話。意味もなく戯れるものであれば充分。
遊具として大成功となるか否かは、遊んでもらった子どもの感性をどれだけ解き放てるかに依ります。とにもかくにも、そういった狙いが込められて、よくあるものとはかなり毛色の違ったものがあります。
オノマトペはフランス語由来、表すものを日本語で説明するのは、一言では済みません。日本語にあるオノマトペには、外国語では該当する言葉がなかったり、まるで違う音で表したり。
あるところで共通認識として定まったオノマトペは、確かに意味は持つものの、文化が違えば通じずに別の言葉になってしまうものです。決めつけることはできず、実は別の解釈もあり得るものになります。
遊具としての意義を強烈に意識した試みが個性を放っています。何の気なしな様相ながら、哲学に溢れた遊具が色々並ぶオノマトペの屋上。いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場へのお出かけに役立つようガイドします。
子どもが大型遊具で遊べるオノマトペの屋上をしっかり解説!
ユニークさは際立つ遊び場のオノマトペの屋上。ちょっと変わっているというより、普通じゃない遊び場! なニュアンスで捉えたいです。それほどの意気込みは、神通川の治水から、冨岩運河の開削、とやま都市MIRAI計画といった、これまで積み重なった街づくりとともにみえています。
ふわふわドームは屋根の上に移ってきたもの?
オノマトペの屋上のふわふわは、いわゆるふわふわドーム。とやま都市MIRAI計画によって、冨岩運河環水公園ができることになり、開園となったのが1997(平成9)年。
その後園内に富山県美術館アート&デザインが、富山県近代美術館を引き継いで環水公園内に移転することになり、開館となったのが2017(平成29)年のこと。オノマトペの屋上も登場はこの時。
富山県美術館が建てられた冨岩運河環水公園の見晴らしの丘には、もともとふわふわドームがあって、移転によってなくなってしまうことになっていたので、屋上に移ってきたともいえます。
ふわふわドームとはいまや、常に空気が送られている饅頭型の内膜に、さらに外膜をかぶせたものといっていいでしょう。意外なことにふわふわドームと名乗ることは、どんなものでも自由です。
もちろんかねてあったものも、いまオノマトペの屋上にあるものも、こうした「ホンモノ」のふわふわドームとでもいうべきもの。ふたコブのものが一基、屋上の中心部分に置かれています。
フワフワ、ピョンピョン遊ぶことのできる遊具。ある意味自分の能力を上回る力が付与されることになるため注意点はあるものの、自由に思うがまま楽しめる遊具の女王さまとでもいえる存在です。
無くしてしまっては、到底納得してもらえない存在だったのでしょう。オノマトペの屋上でふさわしい呼び名を与えられて、人気はそのまま変わることなく、訪れる人を魅了しています。
中央のふわふわを囲んで遊具が! ぐるぐる、はどんな?
美術館三階から正面向かって左側の階段を上ると屋上にたどり着きます。扉を開けて屋上に出るとぐるぐるが置かれています。なんだかやじろべえを思い起こさせる形をしています。
やじろべえは支点で手にするとバランスを取る玩具。対してぐるぐるは支点は回転軸、大きな丸いパネルは腕に固定されているため、風を受けると回転します。アームの両端に乗れば、風が運んでくれます。
ぼこぼこ、はどんな?
奥のほう、つまり環水公園を眺め渡せるほうとは反対側に進むと、ぼこぼこがあります。これが何であるかといえば、何ともいえないとしかいえません。
ツルツル滑ること、(滑った時に)つなぎめに気をつけて欲しいこと、ジャンプして下りるのはやめよう! と言ったことが書いてあります。
ものを持って遊ばないで! というのは自分のためというより、人を傷つけないためでしょう。つまりそれなりにドタバタするのが前提。真ん中辺りは凹んでいて、デコボコ山なだけではないです。
あれあれ、はどんな?
察するに物事は見かたによって、違う気づきがある! といったようなテーマが秘められているよう。角度によっていきなり見えるというほど、劇的な仕掛けではありません。
近づくとなんとなく字が書いてあることは気づくでしょう。ベンチは推奨位置ということか? どこからどう見れば、何がどう見えるのかはご確認下さい。ここまでくると一番奥。眺望スペースのところです。
うとうと、はどんな?
なにかと図案が引き合いに出される赤い傘に白点のキノコ。たいていは子どもにとっては慣れ親しんだデザインといえそう。
うとうとはそんなキノコが柱になって、ハンモックのように網が張られています。あれあれと並んで、一番奥のところにあります。
ハンモックは腰掛けて寝転ぶものと考えているよう。そして過度にゆすったりもしないで! とのことです。
うとうとの隣にもベンチがならんでいます。そして一番奥に三つが並ぶうち残りとなるぷりぷりが続きます。
ぷりぷり、はどんな?
オノマトペの屋上の奥のほう、もうひとつの角の辺りは、ぷりぷりが集まるスペース。そんなふうに説明するのは、ぷりぷりがふわふわを挟んで反対側、ぐるぐるの間にもあるから。
ほんとうにこんな形なのかは別として、この形状が象徴して意味するのは周知のもの。ツルツルしている表面でも、この形なら戯れるにもいろいろできそう。
ぷりぷりの集まるエリアの横付近にも階段があって、こちら側からでも三階と行ったり、来たりできます。
ひそひそ、はどんな?
離れたところで言葉をやり取りできる音遊びのパイプは、よく大型コンビネーション遊具に組み込まれていたり、まるで馴染のないものでもなさそう。ひそひそはちょっと違うところはあります。
遠くを結んでいるのではなく、パイプは上のほうで複雑に絡まっています。だから見かけがいかにもアートな雰囲気。存在感があります。ひそひそのところで、手前側に戻ってきたことになります。
じょうご状の拡声器のような形のところは、ぐるりと円を描いて並んでいます。どこがどこと繋がっているか、簡単に分からないため探求が必要。覚えてしまえば明白ではあります。
つるつる、はどんな?
ひそひそとぐるぐるの間にあるのはつるつる。ぼこぼこもぷりぷりも表面がツルツルするにも関わらず、いろいろ戯れてみるのは同じこと。その前提でつるつるについては、もっと単純な形になっています。
いうなればベンチのように使える形といえそう。オノマトペの屋上の正面側といえるこちらの方向は、冨岩運河環水公園を眺め渡せるだけでなく、立山連峰の方向でもあります。
天気がよい場合は、ここを特等席とするのもつるつるの目的になるということ。富山市をはじめ、このエリアからの立山連峰の眺めは、日本中どこにも負けないくらいの絶景です。
オノマトペの屋上は公園?
オノマトペの屋上って公園なの? と問われれば答えるのは難しくなります。なぜなら先ず、公園とは何かということからして難しいことが前提。
公園という言葉はさまざまな概念を包括していて、法令に登場する公園というものは、1873(明治6)年からの太政官布達によるものが始まりです。
この時点の公園の条件は「群集遊観ノ場所」で官営地であることで、そうした場所は公園として運営しなさいといったおふれが、明治政府からでたということになります。
明治6年は地租改正が行われた年で、官営地というものがなんだったのか、背景を知ると理解が進みます。日本の土地制度は、いわゆる大化の改新の頃からの班田収授法による、公地公民制からざっと辿ってこれます。
その後、墾田永年私財法などにより、朝廷の諸都合なども相まって荘園の経営が始まり、さらに武士の力の支配から、無秩序化を経て、豊臣秀吉が太閤として(朝廷の権威と武力をもとに)整理。
地租改正の少し前には、形としては朝廷が任官した征夷大将軍である徳川家の幕府が、実質土地利用を差配する形になっていました。その実権が明治政府に移ったのち、版籍奉還が行われた訳です。
なんだかんだいって、実際の権能は別としてずっと天皇のものだった日本の土地は、そのままあらためて地券を持つものに所有を認め、そこに課税される仕組みに変わりました。
この際に幕府や藩、寺社が支配していた土地は多くが返還されて、朝廷のもの含めて明治政府が管理する官営地となっています。
その中で民衆が集まって楽しんでいる土地は官営地のまま、公園としてその機能を維持することになったのです。公園がもっと明確な制度になったのは、占領後、日本国が成立してからです。
都市公園法が施行されるとオープンスペースとして、一定量を確保することが目指されるようになりました。遊び場については、(都市)公園に設けてよい施設とされたのもこの時です。
また同じ頃、児童福祉法が施行されて、学校と家庭以外の時間を過ごす遊び場として児童遊園や児童館といった児童厚生施設が定められました。特に児童遊園は一般には公園として認識されているはずです。
存続してきた太政官布達公園も、ほとんどが都市公園となっています。こうした自然公園でない、営造物公園とされるものがあり、国、もしくは地方公共団体が設置することになっています。
ただし公園と名乗ることに条件はありません。公共団体が設置していて、都市公園としての条件も満たしているようにみえても、敢えて都市公園としていないところもあります。例えば芝浦中央公園。
こうした例でなくても、私有地がなぜか解放されていて公園と名乗ることもできます。もっともそんなことをすれば、積極的に利用を認めていることになりかねず、場合によっては生じた何らかの損害賠償を求められる可能性もあります。
ではオノマトペの屋上はどうなのでしょうか。オノマトペの屋上は、富山県美術館の施設です。そして富山県美術館は、公園の敷地内にあります。
都市公園には建蔽率の制限があります。ただし美術館は教養施設のうち陳列館という分類で、公園に設置が認められて建蔽率の制限を緩和する対象となっています。
この基準内の面積であれば、県の美術館が環水公園にあることに問題はありません。答えとしてオノマトペの屋上は、都市公園の遊戯施設ではないでしょう。それでも子どもを遊ばせるために作られたのは明白です。
公園の遊戯施設! のようなものと考えるのも、間違いでないです。場合によっては公式に、オノマトペの屋上公園と名付けても、問題はありませんでした。もちろん、そうしなかった狙いもあるのでしょう。
オノマトペの屋上があるのは富山県美術館
富山県美術館は略称をTADとするように、アート&デザイン双方をテーマとして、ふたつを繋ぐところとして開館しています。
美術館としてアートは分るとして、デザインとはなにを意識しているのかといえば、ひとつは今そのとき。過去や歴史を展示するだけでなく、時代を表現すること。
そうしてアートとデザインを結ぶのだといいます。いつでも発見のある企画展、訪れて鑑賞する以外の楽しみもある場所。なのでレストランやカフェがありショップがあります。
オノマトペの屋上でつるつるがそれらしき機能があるように、この地を訪れる価値となりえる立山連峰の眺望。いろいろと訪れたい場所であるのが狙い。それから創作をするためのアトリエがあって、体験することもテーマです。
狙いは地元産業の振興にも及ぶ、今を意識した美術館です。図書や映像の閲覧も豊富に用意されて、キッズルームは別に350冊あまりの絵本、コルクの積み木などあり、授乳室や給湯器もあります。
富山県美術館
開館時間:9時30分~18時
休館日:毎週水曜日(祝日は除く)、祝日の翌日、年末年始
オノマトペの屋上
営業時間:8時~22時(遊具の利用時間は8時~日没まで)
休業日:12月1日~3月15日(この期間以外の美術館休業日も利用可)
冬期の利用可能な状況下では臨時開業することがあります。
話題満載の冨岩運河環水公園
新幹線開通以来、総曲輪、桜木町といった県庁や市役所、城址公園に近い繁華街から、富山駅に重心が移る傾向にある中、とやま都市MIRAI計画による整備の結果、冨岩運河環水公園のある北口も存在感が高まっています。
スターバックスが最も美しい店舗と認めたスターバックス富山環水公園店は、市外、県外でもP-PFIの成果として環水公園を名高いものにしています。
美術館の大通り向かい側で営業するのは、鉄人を起用したフランス料理店のラ・シャンス。こちらもP-PFIを率先して取り入れた結果といえます。
富山駅から向かった場合、順当には富山県美術館のほうからでなく、親水広場からのアプローチになるでしょう。入口付近、富山市総合体育館の向かいにはバスケットゴール。
さらにとやま自遊館、サンフォルテなど立派な建物に面しています。スターバックスやラ・シャンスが面する水面からは、岩瀬や中島閘門を結ぶ冨岩水上ラインが運行。
園内を周遊する遊覧コースもあって、それなら20分500円(土日祝運行)とお手軽。天門橋を抜けたり、華麗なターンを披露したり短い移動距離であっても、刺激的なクルーズになります。
関連リンク:冨岩水上ライン
天門橋は橋の長さが58 m、両端の展望塔が20.4 mという園内のシンボルになるもの。眺望はもちろん、階段に展示してある資料も目を通したいもの。両端に渡された赤い糸電話はここぞの告白に使って欲しいそう。
天門橋の南東側の搭のところの広場には、噴水が設置されています。地面から複数湧き出るもので、つまりここは水遊びに利用できます。
欧州の街が基本的にそうであるように、富山市はコンパクトシティであることを願ってきました。中心市街地では路面電車になる市内電車が、富山駅と旧来からの繁華街も便利に連絡しています。
今の神通川の流れは、明治の頃に作った放水路が始まり。元の流れは環水公園の南側を流れるいたち川と、桜橋下流で合流している松川を名残りとして参照できます。富山駅の周囲は川でU字型にくり抜かれた形をしています。
つまり南側は県庁の辺り、北側は環水公園の辺りで東に迂回して、富山駅周辺を取り囲んでいたことになります。そして川幅は遥かに広く、この地形から想像できる通り水害が頻発していました。
富山城はこの流れの南側に建てられていて、神通川の浮城といわれたのはこの状況を示しています。古くからの市街が城址公園の南東側にあるのも、こういった事情が関係しています。
放水路は大正の頃に完全に機能するようになり、元の流れだった廃川地は街を分断することになりました。そうして昭和初期にかけて区画整理事業が計画され、現在の県庁や市役所、環水公園なども廃川地に作られています。
区画整理の頃、国は神通川の河口と岩瀬東港を土砂対策で切り離すため、河口を動かしています。県では岩瀬東港は冨岩運河を建設して連絡することとし、掘削した時の土砂は、廃川地の区画整理に使われています。
昭和も終盤の頃、トラック運送の普及で役割を終えた冨岩運河を活用して、富山駅北口を整備する計画が策定されました。それがとやま都市MIRAI計画。冨岩運河環水公園はこの計画の一部です。
富山駅との途上に、大型遊具のある牛島公園も
富山駅から向かう途中というか、オノマトペの屋上から駅にゆっくり徒歩で戻る途中というか、駅の北口でひとつ西側の街区には牛島公園があって、大型遊具が設置されています。
富山駅北口については、大通りをブールバールと呼んで、親水広場とを、一体的に結ぶ開発が行われています。このため冨岩運河環水公園は、富山駅の駅前公園と考えてもおかしくないのです。
市としても歩道部分はブールバール広場として、イベントスペースとして使うことを想定しています。
牛島公園も駅構内を抜けて、高架をくぐったところでもあります。要するに富山駅北口をハブに一端が牛島公園、弧を描いて大きな冨岩運河環水公園がもう一端を成して、連続した公共スペースというのが実際のところ。
こうした視点でみるならば、一端の最も奥に位置する富山県美術館から駅へのショートカットの途上に、牛島公園があるということになります。
牛島公園は複合遊具とスプリング遊具、砂場にSLの展示と若干の健康遊具? だけの小さな公園ではあります。それでも一連のものとして捉えれば、オノマトペの屋上にはない遊具があるため心に留めておいて損はない存在です。
オノマトペの屋上を訪れるには(アクセスについて)
住所:富山県富山市木場町3-20
連絡先:076-431-2711(富山県美術館)
公式サイト(富山県美術館)からの引用
富山駅北口から徒歩約15分
バス
1番のりば「富山赤十字病院 県美術館経由」に乗車、「富山県美術館」下車すぐ
【自動車を利用する場合】
駐車場:無料対応あり(103台、富山県美術館駐車場)
駐車料金:最初の1時間330円、以降30分毎110円加算
利用時間:8時~22時30分
事前精算機を使用すると入場から2時間は無料です。また環水公園立体駐車場(73台)もまったく同じ条件です。
環水公園には無料駐車場(9時~21時45分)もあります。美術館向かいのレストラン、ラ・シャンス横に40台、野外劇場付近に100台用意されています。他にスターバックスのところにも無料駐車場があります。
【公共交通機関を利用する場合】
最寄駅:JR、あいの風とやま鉄道富山約1.2 km
環水公園に向かうならば、富山地方鉄道の市内電車で一区間、オークスカナルパーク富山前まで乗車する手もあります。オノマトペの屋上へ徒歩で向かうならば、環水公園を抜けずに街を斜めにショートカットするほうが近いです。
環水公園を経由して行こうとした場合でも、市内電車に乗車する距離はほんのわずか。一般的にはあまり利用する意味はないと思われます。
最寄バス停留所:富山県美術館
オノマトペの屋上に直に向かうならば、バスの利用が最初の選択肢になりそうです。富山赤十字病院行きのバスは南口発です。その後北口に寄るルートなので北口から乗車のほうがいいです。
まとめ:特別な遊び場は大計画の一端
富山市がコンパクトシティを目指すのは、都市のありかたとしてとても、興味深い試みです。その目指すところは、治水に関わる大規模な都市計画の末の結末でもあり、冨岩運河環水公園ができ、富山県美術館ができて、オノマトペの屋上が生まれました。
大計画がもたらした遊び場はとても特徴があり、そこにはどこででもはできない体験があります。富山市の中心市街地、さらに冨岩運河環水公園も、街も、まだまだ楽しみがあります。