『液体ミルクって使ってみたいけど、いまいち使い方が分からない』
『常温だと飲まないかも・・・』
『温め方は?』
という方もまだまだ多いはず。
2歳の幼児と0歳の赤ちゃんの2人育児ママの私にとっては、既に液体ミルクはお出かけ時の必須アイテムになっています。
私が一番最初に液体ミルクを使った時の感想は『使い方ってこんなに簡単だったんだ!すぐ飲めるし便利!』です。
というわけで今回は、割と早い段階で液体ミルクを使っていた私が感じたことをまとめてみました。
グリコのアイクレオと明治ほほえみの液体ミルクを比較
現在、液体ミルクは江崎グリコのアイクレオと明治ほほえみのらくらくミルクの2種類が販売されています。
メーカー | 江崎グリコ アイクレオ | 明治ほほえみ らくらくミルク |
---|---|---|
容器 | 紙パック | スチール缶 |
価格 | 200円(税抜) | 215円(税抜) |
容量 | 125ml ※1.6円/ml | 240ml ※0.9円/ml |
賞味期限 | 6ヶ月 | 1年 |
どちらも常温保存が可能で常温で飲むことができます。
それぞれ容量や賞味期限が異なるので確認してから購入した方がいいですね。
ちなみに私が一番最初に購入した時はまだアイクレオしか販売されていませんでした。
その時は必要量が1本で充分だったのですが、お出掛けするたびに買うのも面倒だなと思って今は箱買いしています。
液体ミルクの販売店
ベビー用品を扱う専門店やドラッグストアで購入することができます。
さらに2019年8月中には大手コンビニのローソンとファミリーマートが取り扱いを始める方針であることが発表されましたね。
- 働きながら子育てする世帯が増えたこと
- インバウンド(訪日外国人客)向けに、需要増が見込める
と判断されたようです。
一方、私が個人的にコンビニで買えると便利だと思う点は少し違います。
- 帰宅が遅いパパにも「ちょっと足りなさそうだから帰りに買ってきて!」と頼める。
- お出かけ先で急に必要になった時にベビーストアやドラッグストアは近くになくてもコンビニはあるところが多い。
という感じでやはりママ目線から見てもメリットは多そうです。
24時間営業を基本とするコンビニで販売されるようになると更に便利になりますね!
液体ミルクの使い方・温め方
まずは、グリコのアイクレオから使い方を紹介します。
使い方はよく振って付属のストローをさして消毒済みの哺乳瓶にいれるだけでOKです。
たったこれだけ。開始2分で終わりました。
缶タイプの明治のほほえみも同じく容器をよく振ってから哺乳瓶に移してから飲みます。
調乳の必要はなく常温ですぐに飲めます。
アイクレオ・ほほえみの両方とも使い方はとっても簡単ですよね?
特に外出先であげる場合、赤ちゃんが泣いていると周りの目もあって結構焦ったりしますが、その時間が短くなります。
常温で飲めるのが特長の液体ミルクですが、
どうしても温めたい時は別容器か哺乳瓶に移して湯せんします。
ただし、外出先では温めができないと思いますので常温で飲ませることになります。
気になる時は大人の洋服の中に入れたり手で少し温めてあげてもいいですね。
私が感じた液体ミルクのデメリット
便利さに感動した液体ミルクですが、
実際に使ってみて『う~ん、いまいちだな』と思う点もいくつかありました。
必要量での調整ができない
粉ミルクだと必要量に応じて作ることができますが、液体ミルクは先にも記述した通り容量が決まっています。
今回は180mlにしよう、200mlにしよう、という細かい調整ができません。
娘の場合、離乳食後のミルクはそこまで飲まないのでベビーフードとグリコのアイクレオ1パックでちょうどです。
ミルクが大好きな赤ちゃんだと離乳食後でも200ml飲む子もいるので、そういう赤ちゃんはアイクレオ2パック、ほほえみ1缶がちょうどの量かもしれませんね。
※哺乳瓶に全部入れきって飲めるだけ飲むという感じです。
余った分は衛生上、廃棄するしかないので少しもったいない気がします。
価格が少し割高
やはり一回使うだけで220円ほどかかりますので粉ミルクと比べるとコスパはあまり良くないですよね。
常温だと飲まないこともある
赤ちゃんにもそれぞれ好みがあります。
母乳しか飲まない子、哺乳瓶がダメな子、1つのメーカーのミルクしか飲まない子・・・etc。
ですので常温だと飲まない子もいるかもしれません。
娘の場合、一番最初に液体ミルクをあげた時は『ん?いつもみたいな温かさがないぞ?』という顔を一瞬だけしましたが、その後グビグビと普通に飲みました。
今までに、離乳食の直後でお腹が満たされていたのか1回だけ飲まないこともありましたが、粉ミルクの時も残したりするので、たまたまそういう日だったのかもしれません。
飲まなかったのはその1回だけで、それ以降はいつも通りグビグビと飲んでいます。
こればっかりはやはり好みによるので徐々に慣れさせていくしかなさそうですね。
私が感じた液体ミルクのメリット
お出かけ時の荷物が劇的に減る
粉ミルクの時だと調乳用の白湯と熱いお湯の両方をそれぞれ別の水筒に入れて哺乳瓶と粉ミルクを持っていっていました。
当然それが当たり前だと思っていました。
他の荷物もあるからメチャクチャ重くて肩がちぎれそうになるんですよね・・・。
が!!
液体ミルクだと水筒は無し。哺乳瓶だけでOKです。
しかも、飲み終わったらゴミ箱にポイできるので帰りにはもっと荷物が減って楽チンです。
私は、お出かけ時に粉ミルクから液体ミルクに替えたことで息子と娘を連れてのお出かけが前より億劫じゃなくなりました。
調乳の必要がなく常温ですぐに飲める
粉ミルクを入れて、熱湯を入れて、白湯を入れて、シャカシャカ混ぜて温度をチェックして・・・という調乳をする必要がなく開封後にすぐに飲むことができます。
赤ちゃんを待たせることなく飲ませることができるので、ノンストレスでニッコリ育児ができます。
家で粉ミルクを飲ませる時にも赤ちゃんが泣いているとけっこう焦りますよね。
特に外出時には周りの目を気にしなくてすむので、ママにとっても負担が減ります。
夜間授乳の負担が軽減される
私の場合、息子が夜泣きで1時間~2時間おきに起きるのが定番でした。
酷いときは30分で起きたり。(今思い出しても地獄のような日々でした。)
ですので、夜間は母乳もミルクも抱っこユラユラもパパの授乳ヘルプも使える限りのすべてのツールを併用していたので辛い気持ちが分かります。
可愛い我が子だから頑張ってやるわけですが・・・。
夜中に起き上がってミルクを調乳して作る負担が軽減されるのはとっても嬉しいですね!
普段のママの負担軽減にもなる
また、液体ミルクは普段使いや完母のママにも便利だと思う点があります。
- ママが寝込んでしまった時(私はこれ何回かありました)
- おっぱいトラブルなどで少しおっぱいを休ませたい時(私はこれ多かったです)
- 頻回授乳などで授乳を負担に感じた時(そういう時もあります)
- 一時的に何らかのストレスや体の不調により母乳が出にくくなった時(体調不良から私もなりました)
- ママの入院など不測の事態の時
- 単純に体を少し休ませたいなと思った時(そういう時もあります②)
普段は完母だと、粉ミルクの小さい方の缶でも多くて使いきれないし、スティックタイプやキューブタイプのミルクでも余ってしまう、なんていう時に液体ミルクなら使い切りタイプの容量なので多少余ったとしても使いやすいでしょうね。
災害時に便利
災害時に水やお湯が出ない時に液体ミルクはとても便利です。
備蓄用として液体ミルクを持っておくといいと思います。(ただし賞味期限に注意!)
災害時は割と通常の食糧に目が行きがちですが、赤ちゃんのミルクやオムツも大事だと思います。
いつもは母乳が豊富に出ていても、災害時は心的ストレスがかかるだろうし、食事内容や水分量もいつもと変わってきたりしてママの身体的・精神的な負荷も大きくなると思います。
母乳ってちょっとしたストレスで出にくくなったりするので、災害時用に液体ミルクを常備しておくと安心ですね。
まとめ
液体ミルクは実際使ってみるとメリット・デメリットがそれぞれあるので
手ばなしでバンザイ!!!というわけではないですが、
我が家では便利さが勝っているので外出時の必須アイテムになっています。
とにかく水筒がいらないだけで全然違う!
むしろ、ミルクを持っていなくても出先で買えてすぐ飲ませられるって素晴らしい。
2人育児をしているとお出かけの荷物は少しでも減らしたいし、仕事をしているので家事や育児の時短化・負担軽減は最大のテーマです。
私にとっては液体ミルクの発売はとても大きいことでした。
もっと取扱店舗が増えて買いやすくなるといいなぁと常々思っていたので、販売店が増えると更に赤ちゃんとのお出かけやニッコリ育児が捗ります♪