子どもと楽しむびわ湖こどもの国創造の丘徹底解説【滋賀県高島市、人気の遊び場】

あきれるほどに遊具が揃う子どもの遊び場が、滋賀県高島市のびわ湖こどもの国。その中でも遊具が集まるエリアのうち、ひとつが創造の丘です。琵琶湖湖畔に位置して、おおむね平らな園地にあって、少し盛り上がって小さな丘になっているところ。

こじんまりとした丘には、ユニークさを競うように、見どころのある遊具が揃っています。極めつけなのは、どうみてもフリーフォール創造の丘にある遊具は、確かに意欲的なものが多いです。それもあってか、いろいろ変遷しているのもここ。

1992(平成4)年に開園したびわ湖こどもの国も、それなりに年月を重ねてきた中、フリーフォールはどちらかといえば、新しく導入されたほうの遊具。すぐに撤去といった事態にはならず、話題を呼んでいるものの、かなり注意を要する遊び方になるのは事実です。

子どもと遊びに出かけて「ここはいいな」と思える場所をご紹介しています。びわ湖こどもの国は、基本的にこどもの国と名前がつく場所がそうであるように、都市公園ではなく児童厚生施設です。

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子どものためだけにある訳ではない公園に対して、こどもの国はあくまで子どものための施設。そして児童厚生施設を設ける根拠法令となる、児童福祉法で児童としているのは、小学生のことだけではありません。

この法律においては児童とは、18歳未満ならば該当します。いかに楽し気な大型遊具であっても、中学生になるころから次第に、それまでのように子どもを魅了するのは難しくなってくるでしょう。

ただの「遊び」ではなく、個人的にも、仲間を作っての場合でも、より目的を持ったアクティビティや、競技などに目が向いていったり、単純に遊具で遊ぶ姿には、気恥ずかしさを覚えたり。

考えてみれば、こどもの国は特に発展的な児童厚生施設であるために、子どもの成長に応じてより年齢を重ねたとしても、対応しなければならない使命を持っているといえます。

確かにごく小さな子どもが楽しめるものから、ある程度の挑戦になるものまで、いろいろ遊具が揃うびわ湖こどもの国。それであってもさらなるアクティビティに溢れているのは、そんな事情が反映しているといえます。

そうしてみると、アスレチック風にコースになって、園内ではやや難易度が上がって、挑戦しながら進んでいく冒険ゾーン創造の丘は、共通のテイストのエリアだと分かります。どちらも小学生以上で、自力で遊具に上れることが利用の条件です。

びわ湖こどもの国では、ゲートの正面に大きな芝生広場があって湖畔に向かう左サイドで、なまず遊具となる大型遊具が幅広い年齢層を受け入れ、奥のほうになる右手の大型児童館、虹の家前の発見の池のところまで、遊具群が回り込んでいます。

主要な遊具エリアとなるこのビワコオオナマズと遊具群に加えて、虹の家の裏手で建物を囲むように冒険ゾーンと、年齢制限を補うように幼児向けの遊具がいくつかあって、これがふたつめの屋外遊具エリアと整理できます。

虹の家は乳児までを対象にする屋内遊戯室を含めた、いろいろなアクティビティを提供します。冒険ゾーンの隣にあるグラウンドゴルフ場、ディスクゴルフ場、有料の乗り物、さらにキャンプなどの受付もここです。

こうして数えてくると3つめの屋外遊具エリアになる創造の丘は、アスレチック(冒険遊具)が集まる場所として告知されています。小さな丘に遊具が集まり、最もコンパクトなエリアながら、フリーフォールが迫力と規模で圧倒する場所です。

創造の丘のユニークさと、象徴的な大型遊具を利用するうえでの注意点。いつものように独自に撮影した写真を満載して、人気の遊び場へのお出かけに役立つようガイドします。



子どもが大型遊具で遊べるびわ湖こどもの国創造の丘をしっかり解説!

対象は小学生以上とされていることもあり、すべての子ども向けではない創造の丘。さらに条件とされるのが、自力で遊具に上れること。つまり見守りや指導はするものの、親のアシストは不要であることとなっています。子どもが自立していく、橋渡しの場という意味がありそうです。

見た目からして大迫力のフリーフォールは注目の的

創造の丘といっても、そのものはさほどの丘ではないものの、フリーフォールはさらに出発地点まで建屋を上っていきます。公式に告知されるスペックでは高さが5.5 m、傾斜が80度あるということです。

傾斜と高さがあるならば、どこにどの程度ついて、どのように変化しているのか分からなければ正確に理解はできないのが本来の話。けれども、遊具のフリーフォールについては当てはまらないです。ほぼすべての高さに渡って80度の傾斜をしているものだからです。

ただもちろん、降り切る前に傾斜は緩められて、安全な着地態勢となるようになっています。高さ5.5 mの上端は、スタートする地点の床面でしょう。下端は地面付近、仮に下りた先の滑走面だとしても大した違いはありません。

むしろ滑走面は地面側では、最下端まで下りたのちに少し持ち上がって長く伸びています。びわ湖こどもの国の場合、丘に食い込んでいるためフリーフォールの躯体の形がやや分かりにくいです。

フリーフォールを話題にする場合、そもそもが珍しいものである中で、長い落下面がある共通点があり、どちらに行くにも同じ圏内になり得る距離といえる、大阪府箕面(みのお)市の彩都なないろ公園のものが、格好の比較対象になります。

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長短ツインになっているのが特徴になる、彩都なないろ公園フリーフォールは、そのものの躯体部分の形状がよく分かります。びわ湖こどもの国のものは、同じ形状をしていて、大きなほうと長さも同じです。

丘につくられて、柵で囲まれていることは、びわ湖こどもの国のほうだけの特徴になり、このことは特に土日祝日などの混雑時に、劇場効果を生むことにもなります。大迫力の遊具を堪能するのは、取り囲む観客と共にということです。

ちなみにびわ湖こどもの国のほうも、スライダー系としてはツインタイプ。金属製のチューブスライダ―が、ほんの少しだけ低い位置から発進します。フリーフォールに挑んでみようとしても、やっぱり止めた場合のルートにもなります。

チューブスライド側にはクライミングウォールとはんとう棒のルートもあり

またこどもの国が、万が一フリーフォールはもう使用をやめようと思ったとしても、金属製で丈夫なチューブスライドのほうも、一緒に使わなくする理由はありません。注目のステージはいずれにせよ、存続の可能性大です。

濡れている場合は使用禁止、止まらないことも考慮してのことです。

逆に囲いの柵があるために、フリーフォールのほうにだけ滑走方向の先にあるのが、衝撃吸収を意図したようなバリアマット。躯体地面側の形状や長さを考えても、ここまで飛んでくることは考えにくく、安全対策としては、さほど意味はなさそう。

もしここまで転げてしまう可能性を想定すると、落下した時点でもっと大事になっているに違いないです。そこまでは過剰な心配だとしても、確かに使用上の注意はある遊具です。周囲には、ことさらに記された警告文があります。

安心して利用するためにも、警告の意味をよく理解するとよいです。フリーフォールで遊ぶうえで何が問題になり得るのか、詳しくみてみます。

豪快なフリーフォール、遊びの注意点とは

フリーフォールの注意点を一言でいえば、決してすべり台ではないということになるでしょう。名前の通り自由落下を楽しむように作られているもので、安全に遊ぶために理解すべきなのは、まずそこです。

そもそもすべり台が発展している形は、急傾斜を作る方向へは向かっていません。ローラーすべり台とは、ゆったりとした傾斜でも楽しめるように工夫されたもの。びわ湖こどもの国には、そんな性格が見事に反映されたものが置いてあります。

「子どもと楽しむ公園」シリーズで、ローラーすべり台とともに発展形のすべり台としているのは、グリッサンドタイプ。これも滑走面の素材を研究して、スムースに滑れることを目的にしています。

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80度の傾斜ということを考えても、フリーフォールは本当に落下しようと思えば、地面に叩きつけられる落ち方もできてしまいます。だからスタート地点にはバーが渡されて、飛び出したりしないよう、まず掴ることから始まるようになっています。

その姿勢からぶら下がるようにせり出しながら、手を放して自然に落ちるのが、あるべき遊び方です。これなら、滑走面から離れて飛び出すのは無理でしょう。そのうえで問題が起こるパターンは、落下に当たって何らかの抵抗により前のめりに落ちることです。

もっとも考えられるのは、靴がブレーキになって上半身がつんのめってしまうことです。そもそも滑らないように作られている靴を、履いているだけでも危ないところ、恐怖心から足を使おうとすれば、見事にこのパターンに当てはまってしまいます。

靴を履いたまま利用しない! ということはとにかく絶対守るべきことです。注意書きもいろいろな表現でそれを求めています。土足厳禁というのは、創造の丘のローカルルールでは、汚れるから云々だけでなく、どうせ脱がねばならないからという意味。

また、「こわいと思ったらすべらない」という注意書きも、形どおり思い切って素直に落下しなければ、かえって危険があり得るからです。また基本的なルールとして、スタート地点に座った状態で、バーに掴まってから始めることになっています。

基準として身長120 cmが示されています。身長はどちらかといえば目安で、しっかりバーに掴れるかどうかが重要な点です。また怪我をすることに比べれば、ささいな問題とはいえ、もうひとつ考えたいことがあります。

化学繊維は滑ることで生じる熱で、摩擦溶融を起こして破れたり穴が開いたりすることが知られています。ただし対策されている生地もあり、どのような結果になるかは一概ではないです。木綿素材などのほうが、悲しい事態はさけられる可能性が高いでしょう。

肌を露出することも、摩擦による怪我や、服の部分と皮膚の抵抗差など望ましくないため、長袖、長ズボン、靴下着用が求められます。いずれにせよ、これらの注意点は現地に案内があります。準備のうえで直前にもう一度を確認をおすすめします。

創造の丘に集まる遊具はどんなもの?

度肝を抜くフリーフォールはさておき、創造の丘のテーマは、ひとりで挑戦を始めること。確かに一癖ある遊具が揃っています。なまず遊具のほうにもあるターザンロープは、こちらにもあります。

ラウンドしているスタート台は、滑り出しで勢いを調整できるため、上級者向けであり、ある意味理想的でもあります。それはそれとして、特徴になるのは後ろにステップがないこと。まずは、スロープをクリアしなければならないのが珍しいです。

そうはいっても、ロープウェイとレールウェイが共存する、なまず遊具のほうもかなりのもの。それでも負けずにロープに吊り下がる部分も、競ってユニークです。

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ショックを緩和するタイヤが、滑車のところについているのも、何気に面白い形。その心は、思い切り飛び出して大丈夫! ということです。

一本橋は途中の2ヵ所が分割されています。進むにつれて進路は持ち上がったり、下がったり。そんな変化をもこなさなければ、渡り切れない仕組みです。

トレーニング機器のようなものが並ぶ奥には、連なる樹脂の大玉を空中で渡る遊具もあります。よくあるものより、やはり連なりが多いものです。

意味があるようで、言葉では説明しずらい、どうやって遊ぶのか発想が試される遊具も、しっかり導入されています。こうした抽象的なオブジェ系遊具も、遊具メーカーは意図して作っています。解答はあくまで、遊ぶ子どもなりです。

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丘の一番ゲート寄りに正方形に立っている四本の柱は、ただ立っているだけの現状でした。これは、本来柱と柱を上下2本のロープで結んである遊具です。上のロープに掴りながら、下のロープを渡るもの。2柱間のものならば、よく見かける遊具です。これはいずれ復活しそう。

ターザンロープの隣のところに、柵で囲われたなにもない場所が! ここにはなかなかエキサイティングな遊具が置かれていました。頂点から斜めに下りる2本のバーの末端にタイヤが据えらて、手前に座れるようになっています。関連記事で例を挙げます。

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丘のすぐ下にも、器具に近いテイストのものが置かれます。

長いパイプは音を伝えるもの。両端で話をしてみると、なかなか不思議な感覚です。

フリーフォールとは反対側に、丘そのものを利用する芝すべりもあります。虹の家の受付カウンターで、そりを借りて遊ぶ有料施設になります。(10分100円)

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創造の丘アスレチック冒険遊具)は、冒険ゾーンからのびわ湖アスレチックの一部とも考えられます。ちょっと違うのは、冒険ゾーンが皆で一緒に遊ぶことがテーマならば、創造の丘は個々での挑戦になるところでしょうか。

滋賀県立びわ湖こどもの国を訪れるには(アクセスについて)

住所:滋賀県高島市安曇川町北船木2981
連絡先:0740-34-1392(18時まで)
開園時間:9時~18時
(7、8月は19時まで、1、2、11、12月は17時まで)
休園日:年末年始(12月29日~1月3日)、12月~2月の平日の月、火曜
(冬休み期間は営業)
駐車場:普通車(軽自動車含む)1回500円
最寄インターチェンジ:名神高速道路京都東
最寄駅:JR湖西線安曇川駅よりバス便
最寄バス停留所:高島コミュニティバス安曇川町循環(船木)線こどもの国前停留所

びわ湖こどもの国へのアクセスの詳細は、概略すべてが分かる関連記事でご参照頂けます。

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まとめ:創造の丘には、目にみえる迫力も秘められた面白さも!

単独の遊具としては、びわ湖こどもの国最大規模といっていい、フリーフォール。挑戦する人をみているだけでも、ドキドキするような刺激的なものです。考え方によっては、フリーフォールの導入は、大胆なもの。

それだけをみればかなり思い切った決断のようでいて、創造の丘に込められた思いからすれば、当然の流れでもあります。ただ遊ぶことは、こどもにとって大切なこと。そしていつかは、その先の成長も必要になってきます。そんな橋渡しの象徴になる遊び場です。

公式サイト:滋賀県立びわ湖こどもの国